花々 の商品レビュー
字が少なくて、あっという間に読めました。カフーを待ちわびてを読んだあとだったので、明星が幸と島に戻ってきた、という記載があって嬉しかったです。 親を大事にしないといけないな、と、思いました。
Posted by
楽園のカンヴァスが文章や構成はいまいち合わなかったけど絵画の描写が面白かったからこれが視界に入り手に取ってみた。 でも素人っぽくて退屈だった。ある意味読みやすいかもしれないね。 上辺っぽいというか、やはり楽園のカンヴァスでも合わなかった基本的な部分、感動させたいんですみたいな退屈...
楽園のカンヴァスが文章や構成はいまいち合わなかったけど絵画の描写が面白かったからこれが視界に入り手に取ってみた。 でも素人っぽくて退屈だった。ある意味読みやすいかもしれないね。 上辺っぽいというか、やはり楽園のカンヴァスでも合わなかった基本的な部分、感動させたいんですみたいな退屈が俺にはキツいようです。もう原田マハを読む事はないだろうなとわからせてくれた。 ウォーキングしながら読んだから読んで時間をそこまで無駄にした感覚はないので星二つ。
Posted by
鳳仙花ーホウセンカの花で指先を染めるように親の言葉を胸に染めなさい あんたらは、ぐんぐん伸びるしょくぶみたいなもんよ。 きれいに花を咲かせんさい。 さがり花ー都会の女性が旅に出て、そのままそこに住み着いてしまう。っていう気持ちがすごく分かる! 私も一人旅に出たら全てを捨てて新...
鳳仙花ーホウセンカの花で指先を染めるように親の言葉を胸に染めなさい あんたらは、ぐんぐん伸びるしょくぶみたいなもんよ。 きれいに花を咲かせんさい。 さがり花ー都会の女性が旅に出て、そのままそこに住み着いてしまう。っていう気持ちがすごく分かる! 私も一人旅に出たら全てを捨てて新しい物を探したくて、そぅなっちゃいそぅな気がします。 でも捨てたものはいつまでも心に引っかかって、寂しくて、いくら遠くに逃げても近くにいる時よりもっと辛い時間に感じるものなのかな。 さがり花、実際見てみたいな〜。 花便りー私も手紙って書いてないな〜。 "カフーを待ちわびて"のもう一つのお話でグッドニュースが聞けて本当に良かった〜‼
Posted by
図書館より 沖縄の孤島に惹かれる二人の女性を描いた連作長編。 文章が流れるようにさらさらと自分の中にはいっていくように感じました。短めの作品ということもあると思いますが、非常に読みやすかったです。二人の女性の持つ暗い部分を柔らかに包み込んでくれる、島の優しさを感じさせて...
図書館より 沖縄の孤島に惹かれる二人の女性を描いた連作長編。 文章が流れるようにさらさらと自分の中にはいっていくように感じました。短めの作品ということもあると思いますが、非常に読みやすかったです。二人の女性の持つ暗い部分を柔らかに包み込んでくれる、島の優しさを感じさせてくれるとても穏やかな作品だったと思います。 『カフーを待ちわびて』という作品の外伝的な作品らしいということは、読み終えてから知ったのですが、問題はなかったです。さらりとそれでいて丁寧な描写が印象的でした。
Posted by
巻末にある本の紹介で気がついたが、 これ、「カフーを待ちわびて」のサイドストーリーなのかな? そっちは読んでないのでよく分かんないけど。 まあ、読んでなくても大丈夫。これ単品で十分読める。 印象に残ったのはホウセンカとさがり花。 親の言葉を胸に染めなさい、かあ。 いやあじーん...
巻末にある本の紹介で気がついたが、 これ、「カフーを待ちわびて」のサイドストーリーなのかな? そっちは読んでないのでよく分かんないけど。 まあ、読んでなくても大丈夫。これ単品で十分読める。 印象に残ったのはホウセンカとさがり花。 親の言葉を胸に染めなさい、かあ。 いやあじーんときました。 その前に、純子さんの子どものころの話があったので、 そこがまた効いてきて余計にじーん、と。 うーんマハさん、上手いなあ。 やはりこの人の文章はさらりとしててとても読みやすい。好きです。 しかし、そう言われると、私はなんて言われて育ったかなあっと首をかしげてしまう。 ????うーん、とりあえず、朝食はしっかり食べなさいって感じ? おかげでぷくぷく太って今に至る、が。母の愛ってありがたいけど、 時々重い、よなあ。 さがり花はどっきりでした。ちょっとドラマティック。 闇に浮かぶ花のイメージも綺麗だし。 そうそう、一面のハンカチの花もとても美しかった。 やっぱ植物ってのは、いいなあっとしみじみ。 ただそこにあるだけで美しいって、すごい。 どうせならそうゆう人間になりたいなーなんて。 いや、懸命に生きていれば、人間も同じように美しい、のか。
Posted by
原田マハさんの話は本当にいいな~ とっても心に沁みてジーンとなる。 この本は「カフーを待ちわびて」のスピンオフ本的な感じだった。 まだ「カフー~」を読んでいなかったので、すぐ読まなきゃ。 でもこの本だけでも充分まとまってるし、とっても素敵。 そういえばうちの近所にハ...
原田マハさんの話は本当にいいな~ とっても心に沁みてジーンとなる。 この本は「カフーを待ちわびて」のスピンオフ本的な感じだった。 まだ「カフー~」を読んでいなかったので、すぐ読まなきゃ。 でもこの本だけでも充分まとまってるし、とっても素敵。 そういえばうちの近所にハンカチの花があるって聞いたんだった。 来年見に行ってみなきゃ。
Posted by
原田さんの本読もうーと思って借りたらカフー関連でビックリした(笑) でも暖かい優しいお話でした。 女の一人旅好きとしては、フーテンが羨ましかったり。 知花子さんのエピソードが切なかったな。
Posted by
「カフーを待ちわびて」の続編というかスピンオフというか。なのではじめはどこかで読んだことのあるような気がして首をひねっていたが、明青君が出てきて、ああ、と納得してしまった。小さな島を舞台にしたラブストーリーから離れて、悩んだり傷ついたりする女性たちの短編集だ。さらっと読むのにいい...
「カフーを待ちわびて」の続編というかスピンオフというか。なのではじめはどこかで読んだことのあるような気がして首をひねっていたが、明青君が出てきて、ああ、と納得してしまった。小さな島を舞台にしたラブストーリーから離れて、悩んだり傷ついたりする女性たちの短編集だ。さらっと読むのにいいかな。
Posted by
奄美諸島の小さな離島のラブロマンス、『カフーを待ちわびて』は、南の島の美しさもイメージできるとても印象深い作品でしたが、この『花々』は、『カフーをを待ちわびて』のサイドストーリーでした。 『カフーを待ちわびて』の主人公は友寄明青と幸でしたが、その二人が暮らす島にも同世代の人々が...
奄美諸島の小さな離島のラブロマンス、『カフーを待ちわびて』は、南の島の美しさもイメージできるとても印象深い作品でしたが、この『花々』は、『カフーをを待ちわびて』のサイドストーリーでした。 『カフーを待ちわびて』の主人公は友寄明青と幸でしたが、その二人が暮らす島にも同世代の人々がいました。この作品は、明青たちを取り巻く人々のエピソードを南の島の花になぞって書かれたものです。 鳳仙花:明青の友人ダイバーショップの田中庄司のもとでアルバイトをしている純子。本土からこの島へながれてきた純子には故郷に残した痴ほう症の母がいました。 ねむの花 デイゴの花:明青の同級生、茂子。故郷を離れて東京で結婚し、キャリアウーマンとして働いていましたが、離婚を機に、同級生の俊一の島のリゾート計画促進の手伝いをするために島へ戻る決意をします。 さがり花:与路島へ来た純子は民宿のおばあから、さがり花が落ちるころ純子の大事な人の命が尽きると聞かされました。 千と一枚のハンカチ:幸に出て行かれ一人になった明青のことを知った茂子。自分と同じ一人だと憎からず思う。そして訪れたカフェで知り合った女性から「ハンカチに似た花」の話を聞くことに・・・。 花だより:本土の母の死によって帰郷し、永住の決意を固めた純子のもとへ、島で仲良くなった茂子が訪ねてきた。「旅にでた明青がもどってきました。幸さんと一緒に」というカフー(いい知らせ)を持って・・・。 気になっていた明青と幸のその後が、この作品の最後でやっとわかりました。前作の登場人物にスポットライトをあて、改めて、明青たちのその後を読者に知らせてくれるこの手腕、憎いですね、原田さん。 南の島の美しい花々に人々の思いもからませて、 美しい紙芝居を見ているような気がしました。 南の国の小さな島には、神秘的な花がいっぱいあるのですね。 ・・・率直な感想です。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「カフーを待ちわびて」から間を空けすぎて呼んでしまったために、ものすごく物足りなさを感じてしまいました。 スピンオフと聞いて期待していたけど、焦点を当てた人物それぞれに魅力を感じられず「早くあの二人を出して」という気持ちがどんどん募っていきました。結局最後まで、二人の話は無く、文章の端々にちらりと存在が描かれる程度。 スピンオフと知らずに読んだほうが評価が上がったかも。 でも「千と一枚のハンカチ」のエピソードはせつなくて良かったです。カフー本編とはまったく関連の無い人物の話ですが、コンロンカの花畑を見てみたくなりました。 南国の花を題材にした短編というコンセプトも良かったです。 一話一話がものすごくあっさりしているので、ちょっとした休憩の時にコーヒーの代わりに一話読む、といったスタンスで読むのがオススメ。
Posted by