花々 の商品レビュー
2012.4図書館本。 話に出てくる女性達の、書こうと思えば重く書ける話をサラッと書いていて、共感しつつ羨ましく思い、読んでるあいだも読み終わってからも、心が温かいままだった。大好きな相手だからこそ甘えが出てしまうけど、だからこそ優しい気持ちを保っていかないと後悔するよね。
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都会から癒しを求めて沖縄の島に関わる女性たちの短編集。皆、最終的に落ち着く場所を探してる。日々の仕事に疲れてる。 最後に純子の母親の手紙は泣けてきた。
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母と向かい合うのが怖くなって旅に出た主人公。 途中でリゾート開発を手伝うのに離島を廻る。 最後は街づくりを自らの力で行う場所に定住する。 最後で、旅人をやめて居場所を見つけた主人公がそれまで出会った人たちに手紙をくださいとメールを送る。 なんかその感覚が逆にいいのかも。 結構...
母と向かい合うのが怖くなって旅に出た主人公。 途中でリゾート開発を手伝うのに離島を廻る。 最後は街づくりを自らの力で行う場所に定住する。 最後で、旅人をやめて居場所を見つけた主人公がそれまで出会った人たちに手紙をくださいとメールを送る。 なんかその感覚が逆にいいのかも。 結構さらっと読めました。装丁もとてもきれい。
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「カフーを待ちわびて」のスピンオフ。 とにかく装丁がとてもお気に入り。 純子とお母さんのお話は胸が苦しくなる。 原田さんの作品はさらっと読みやすいのに自分の心が動く瞬間を感じられるところが好き。 こちらも3.5。
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じんわりと心が優しさで満たされていくそんなお話でした。静かに涙が頬をつたっていました。「コンロンカ」の花言葉は神話、「サガリバナ」の花言葉は幸運が訪れる。この花達をいつか見れる時があればいいなと思います。
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2014.09.13.読了 カフーを待ちわびて の番外編みたいな感じ かなり前に読んだので ほとんど忘れてますが、 原田マハさんのお話は 気持ちがよくて 大好きです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
カフーを待ちわびての続編だということで、以前から読みたかったのですが、ようやく手に取る機会に恵まれました。お花のまたまたステキは表紙。心が逸ります。 カフーでの登場人物との再会がとても嬉しく、本の題名のとおり、島の珍しいお花にまつわるストーリーでした。島人(しまんちゅー)の独特なイントネーションと寛容な気質を思い出しながら、心惹かれました。島のお見合いイベントでたった一度だけ会った島人が亡くなり、大切にしていたお花畑のある土地を都会の女性に譲るという遺言。素朴で不器用な人の純粋な気持ちにノックアウトされました。 南の孤島への女一人旅がメチャクチャしたくなる一冊。
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ところどころに急ぎすぎというか、ストーリーに深みがないように感じた。知花子が浜木綿一と知り合ったいきさつとか。 たまたま花屋の求人をみて、花屋で働くことにしたことなど。
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カフーを待ちわびて、のスピンオフのような連作短編ですがさらりと楽しく読めました。 ちょっとさらりとしすぎてる嫌いもありました。
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「カフーを待ちわびて」のもうひとつの物語。沖縄・与那喜島のダイビングショップでアルバイトで知り合った2人の人生の物語。与那喜島のリゾート開発によってオーナーも立退きを了承した。離島の花々を例えた物語。
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