花々 の商品レビュー

原田マハ【著】

2010/08/22

「カフーを待ちわびて」のその後…の作品。明青と幸が帰ってきた（ネタバレ？）ところをもう少し書いて欲しかったな～。

2010/05/27

明青と幸が出会ったとき、島では何が起こっていたのか。ダイバーズショップの純子、明青の初恋の女性、成子。さまよえる花々の、美しくも儚い島物語。『カフーを待ちわびて』から3年。奄美諸島の小さな離島を舞台に生まれた感動のサイドストーリー。

2010/04/17

なんでもないようなことが傷になって疼く時もある。
いつか仲直りしたいなと思った。

さらさらと読める文章でした。
自分探ししている人って羨ましくもあるけど、自分の場合は周りにどんな反応されるのか考えるとこわくなる。
カフーは未読でしたが、普通に読めました。

2010/02/24

原田マハさんの作品で、「カフーを待ちわびて」とリンクしたもの。
さまざまな事情や想いを抱えて、女ひとり旅を楽しむ人々と、彼女らとそのとき一緒にいる誰かを描いた作品。
感謝の気持ちや大事な思い、幸せを願う心や元気であることの証などを、あるいは純粋に美しさへの感動を伝えたいとき、花々が人から人へ贈られる。
思わずじんと感動させられてしまいました。
もう二度と戻らなくなってしまった、失ってしまったものたちと、自分にある未来。
何かを大切にすることの大変さと、その幸福。
潔い空気が清々しい作品でした。
カフーを読んでからのほうがいいかも。
未読の方は是非。

2009/12/17

＜内容＞明青と幸が出会ったとき、島では何が起こっていたのか。ダイバーズショップの純子、明青の初恋の女性、成子。さまよえる花々の、美しくも儚い島物語。『カフーを待ちわびて』から3年。奄美諸島の小さな離島を舞台に生まれた感動のサイドストーリー。

2009/11/01

　ダイビングショップでアルバイトをしている純子。岡山を飛び出して与那喜島にやって来たが、お店がなくなることに。与那喜島出身だが東京で仕事に情熱を傾けすぎて離婚することになった成子。そんな２人が出会い、他の島を巡る中で自分を振り返り自分のあるべき姿を見つけていく。

　『カフーを待ちわびて』のサイドストーリー。花がちょっとずつ話にかかわってきます。純子と成子の視点で進んでいきます。２人に共感できるせいか、こちらのお話のが好きでした。今回は他の島も出てきて、それぞれの島に文化があって人が魅力的で、やはり素敵な時間が流れているなぁと感じました。旅もいいけど、落ち着くところを見つけられるのが一番なのかなと思いました。

2009/11/12

沖縄を舞台にした女性二人の生きざまを描いている。あたたかくて優しい。
「カフーを待ちわびて」の続編らしい。こちらから先に読んでしまったが、楽しめた。
2009/10/24

2009/10/04

『カフーを待ちわびて』のサイドストーリー。明青と幸が出会ったとき、島では何が起こっていたのか。ダイバーズショップの純子、明青の初恋の女性、成子。さまよえる花々の、美しくも儚い島物語―――。
本編では脇役だった女性たちの物語。本編では描かれなかった結末にも触れていて、こっちも読んで本当に完結したな、と思った。

2009/10/07

「カフーを待ちわびて」のスピンオフ的短編集。
ちょいとせつない話が多かった。

【図書館・初読・3/29読了】