1,800円以上の注文で送料無料

花々 の商品レビュー

3.6

69件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

    27

  3. 3つ

    27

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/01/21

地域の運動会が雨の中何とか終わりましたw ってな事で、原田マハの『花々』 読んでく内に何だか読んだ事が有る様な内容じゃなぁ、読んだ事あったかな?って思ってたら、『カフーを待ちわびて』のアナザーストーリー?スピンオフ?な話じゃなっとw それぞれちょいと出てきた人達のカフーでは...

地域の運動会が雨の中何とか終わりましたw ってな事で、原田マハの『花々』 読んでく内に何だか読んだ事が有る様な内容じゃなぁ、読んだ事あったかな?って思ってたら、『カフーを待ちわびて』のアナザーストーリー?スピンオフ?な話じゃなっとw それぞれちょいと出てきた人達のカフーでは語られなかった隠れたお話。 沖縄に魅了され住み着く人々の背負って来てる十字架って色々と有るのね。 まあ、人それぞれ何も無い様に生きているけど、人それぞれ何か背負って生きていると思うけどね。 それが人生じゃないかなっとw 沖縄行きた~い! 2016年45冊目

Posted byブクログ

2023/08/01

順番を間違えた! 「カフーを待ちわびて」 こちらのサイドストーリーだった! 映像は視ていたが、本は読んでいないので、 次はこの本を、ぜひ読みたい。 先島諸島のたくさんの花が出てきて、 とても美しく、せつない、ストーリーだった。 二人の女性の心の描写は、 さすが、原田マハならで...

順番を間違えた! 「カフーを待ちわびて」 こちらのサイドストーリーだった! 映像は視ていたが、本は読んでいないので、 次はこの本を、ぜひ読みたい。 先島諸島のたくさんの花が出てきて、 とても美しく、せつない、ストーリーだった。 二人の女性の心の描写は、 さすが、原田マハならではの、細やかさが表れている。

Posted byブクログ

2023/06/03

『カフー』の続きの世界。連作短編集。 余韻がもう少し欲しかったかな。 でも、安住を見つけた純子さん、良かった!

Posted byブクログ

2023/04/03

『カフーを待ちわびて』の続編というか、スピンアウトの物語。  沖縄に咲いている花たちを中心にしての物語。原田マハは、やはり巧みに花と人間とのかかわりを描く。鳳仙花、ネムの花、デイゴの花、さがり花、ハンカチの木が登場する。  鳳仙花は、ウチナーグチで「てぃんさぐぬ花」という。ちむど...

『カフーを待ちわびて』の続編というか、スピンアウトの物語。  沖縄に咲いている花たちを中心にしての物語。原田マハは、やはり巧みに花と人間とのかかわりを描く。鳳仙花、ネムの花、デイゴの花、さがり花、ハンカチの木が登場する。  鳳仙花は、ウチナーグチで「てぃんさぐぬ花」という。ちむどんどんで、歌子が歌っていた沖縄の代表的な民謡だ。実に美しい歌である。この本を読んで、初めててぃんさぐぬ花の歌詞の日本語訳を見て、そんな意味があったのかと驚いた。 てぃんさぐぬ花や 爪先ちみさちに染すみてぃ 親うやぬゆしぐとぅや 肝ちむに染すみり (ホウセンカの花は 爪先に染めて 親の言うことは 心に染めなさい) てぃんさぐぬ花の歌は、八・八・八・六の三十文字で琉歌になっている。 沖縄の生き方の教訓歌になっている。美しい歌の意味が奥深い。沖縄の人の慎み深さと親想いの心は歌い継がれるのだ。  この物語は、沖縄、与那喜島のダイビングショップでアルバイトしている難波純子が主役。『カフーを待ちわびて』の与那喜島につながる。リゾートホテルができることで、ダイビングショップも立ち退きせざるを得ない。純子は、そのアルバイトがなくなることで、故郷である岡山に帰ることもできない。 純子は、母子家庭で育った。看護婦になって、母と暮らすが母親は認知症となり、「あんた誰?なんでここにおるん。いますぐ 出ていきんさい」と言われたことにショックを受ける。母を捨て、仕事も捨てて、島めぐりをするようになる。安住の地を求めて、与那喜島まできたのだ。  鳳仙花が、住んでいる家の前にいっぱい咲いている。てぃんさぐぬ花の歌詞とリエゾンする。 「ホウセンカの花で指先を染めるように、親の言葉を胸に染めなさい」 ユタのおばあに、サガリバナを見に行きなさい。そして、すぐさま母親のもとにかえりなさいと言われ故郷に帰る。その日、母親は死んだのだった。  山内成子は、与那喜島の出身で、東京で都市開発企業プロジェクトリーダーをしている。旦那は役所勤めで、仕事にのめり込みすぎて、旦那から離縁される。そんな傷を負いながら、離島開発をしようとする。それで、純子に離島生活のリサーチを依頼している。それは、与那喜島のリゾートホテル開発している照屋俊一と同級生だった。それに対抗意識があったのだ。  加計呂麻島のカフェのオーナー知花子にあった成子は、ピシャリと「変な対抗意識で仕事をしないで」と言われる。知花子は一人娘を15歳で亡くした後、夫と離婚してしまい、縁があって加計呂麻島でカフェを開くことになった。それは、ハンカチの木を見て、娘を亡くしたことで、初めてたくさんの涙を流すことができた。ハンカチがいっぱいあるから、泣いていいんだと言われたことで。  成子は、故郷の岡山に帰った純子に知花子が栽培したハンカチの木の鉢物を送るのだった。泣いていいんだ。純子の母が遺したノートには、「じゅんこあいたい」という言葉が、繰り返し書かれていたのだった。沖縄の花でつながる親の想い。友人たちの想い。うまいなぁ。

Posted byブクログ

2023/02/25

自分を求めて旅をして沖縄の島に移住しちゃう都会の女性が多い、っていう描写が本の中にあって、あー、外部ってそういう風に線引きされるんだよな~ってちょっと落ち込んでしまう部分もあったけど、やっぱり島ってなにか違う空気があるって感じる。 原田マハさんの作品を読む度に沖縄行きたくなるし、...

自分を求めて旅をして沖縄の島に移住しちゃう都会の女性が多い、っていう描写が本の中にあって、あー、外部ってそういう風に線引きされるんだよな~ってちょっと落ち込んでしまう部分もあったけど、やっぱり島ってなにか違う空気があるって感じる。 原田マハさんの作品を読む度に沖縄行きたくなるし、島の自然に癒しを求めたくなる笑 自分の居場所が島にあってそこに帰る場所があったら、いつも癒しがありそうだな~って何か憧れ。。。

Posted byブクログ

2022/06/21

「カフーをまちわびて」のスピンオフ。 自分探し? 居場所探し? なかなか、見つけにくいものですねぇ。

Posted byブクログ

2022/03/06

タイトル『花々』の通り、鳳仙花など花をモチーフにしたタイトルのショートストーリーが綴られている。明夫とさっちゃんはほとんど出てこなかったけれど、周りの人たちの沖縄に来ることになった、戻ることになったそれぞれの生活が書かれている。

Posted byブクログ

2020/06/21

2020年6月21日 一気読み。景色が見えるし、カフェでタルトを食べたような感じになった。 素敵な人たちと知り合い、地に足をつけて生きていく進んでいく爽やかさが心地よかった。

Posted byブクログ

2020/05/05

う〜ん、じんわり良本(^^) さがり花が一番神秘的で好きでした。また、千と一枚のハンカチも頭の中一面に白いのが咲き誇ってるのがイメージ出来てとっても素敵です。また、最後の花だよりには納得。私もメールや電話など電子機器が栄えてる今だからこそ、季節の折りや節目節目では親や心友とは何と...

う〜ん、じんわり良本(^^) さがり花が一番神秘的で好きでした。また、千と一枚のハンカチも頭の中一面に白いのが咲き誇ってるのがイメージ出来てとっても素敵です。また、最後の花だよりには納得。私もメールや電話など電子機器が栄えてる今だからこそ、季節の折りや節目節目では親や心友とは何と無く手紙でやりとりしています。封筒の宛名書きの字を見るだけで誰からだかわかるって、ささやかだけど幸せで大切な事です。

Posted byブクログ

2020/03/16

カフーの続編と知らずに読みました 誰しもが色々な思いを胸に故郷を離れて、改めて自分にとって大切な人を思う しかし、時すでに遅し。今、自分の周りにいる人を大切にしようと思いました

Posted byブクログ