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美丘 の商品レビュー

3.8

414件のお客様レビュー

  1. 5つ

    98

  2. 4つ

    133

  3. 3つ

    102

  4. 2つ

    37

  5. 1つ

    5

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2023/01/04

再読。 初めて読んだのは高校生の時、 部屋で1人で泣きながら読んだ。 2度目は社会人になってまた読みたくなって購入。 そしてまた5年ぶりに3度目の美丘! 石田衣良さんの描くラブストーリーが本当に好き。 “大学生”と“日本の四季”って 合わさるとなんでこんなに美しいのか……

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2021/06/19

石田衣良さんの作品で恋愛系の小説って先にオチを書いているから、どうせこうなるんだろうなって思いながら読んでいました。 しかし、終盤は読み応えがあったので星を増やしています。 後半まで我慢できるかが1つのポイントかもしれません。

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2021/02/14

「人生は火のついた導火線」というフレーズが印象的。全力で日々生きる美丘の美しさが文章を通して伝わってきた。 「自分はいつか必ず死ぬ存在だと意識することで、生を輝かせることができる」と別の本で読んだことがある。美丘を見ていると全くその通りだ。一日一瞬に命を燃やす美丘はとても眩しい。...

「人生は火のついた導火線」というフレーズが印象的。全力で日々生きる美丘の美しさが文章を通して伝わってきた。 「自分はいつか必ず死ぬ存在だと意識することで、生を輝かせることができる」と別の本で読んだことがある。美丘を見ていると全くその通りだ。一日一瞬に命を燃やす美丘はとても眩しい。 一方で僕のような並の一般人が日常生活で死を意識するのはとても難しい。若いので尚更である。しかし本作のような死を扱う小説を時々読むことで、毎日少しずつではあるが確実に死に近付いていることを多少身近に感じられると思う。

Posted byブクログ

2021/01/18

美丘が最後の最期まで全力で自分らしく生きたいと訴えてて、最後のほうは特に 簡単に読み進めてはいけない気がして一文一文ゆっくり読んだ。 回りくどい表現してるのに美しい文章に感じるの凄い。 認知症のおばあさんとの美丘の関わり方が印象深い。

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2021/01/15

強い人になりたい、普段からそう思うが、これからはその漠然とした強い人物像に美丘が加わりそう。 まっすぐ正直に生きること、簡単なことじゃないけれど、自分に嘘をつかない生き方は輝いていると思った。

Posted byブクログ

2020/12/31

短い命を完全燃焼させる奔放な女性とその娘を愛した若者の話。 命は永遠ではないだから1日1日を大切に、頭では理解できても実際にはこの人生が続く事を前提に日々生きてる。 一日一生。最近心中で何度も繰り返す言葉。人は死ぬ。今を悔いなく、人に優しくして生きたい。

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2020/11/23

切ないねえ。 渋谷で記憶を無くした老女がきみに言ったこの言葉が全編を貫く。  この人はほんとうにいいと思ったら  その人を絶対に逃したらいけませんよ。  そういう人は一生にそう何度も出会えるというものじゃないの。 恋愛小説としての切なさが良かったので★4つ。

Posted byブクログ

2020/05/31

ドラマをみて買った一冊。読むのは約10年ぶり? 初めて読んだときボロボロ泣きましたが、今回も泣けた。 切ない話だけど、暗く悲しいというよりは清々しい切なさ。 今読み返しても吉高由里子の美丘はハマり役だったと思います。

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2020/03/22

石田衣良の本久々に読んだけど、やっぱり美しい文章を書かれますね。昔渋谷に住んでいたので情景もハッキリと浮かびました。今のところ2020年に読んだ本の中でベストです。

Posted byブクログ

2020/09/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・ | きみと死ぬのではない。きみと生きるのだ。 一瞬をこの手につかんで今を生きるのだ。 | ・ 作品紹介文だけをみて よくある恋愛小説だと思い手に取りました。 ところどころ、誰が言っている言葉なのかなど 誰が主なのかわからなくなる場面がちらほら…。 私の読解力の無さに気づけた作品です(笑) 読み終わって思うことは 今一緒にいる彼と過ごす時間の尊さと これからの時間の大切さ。 美丘の生き方や…これ程に愛し愛される関係に 羨ましさを感じました。

Posted byブクログ