美丘 の商品レビュー
美丘の生き方にすごい惹かれた。 でも、それは限られた時間しかないとリアルに知っているからできること。 見習いたいけど、重みが違う。 メッセージが少し偽善に感じてしまったかな...。 ただ、この手の話ってあんま好きじゃなかったけど、 これは素直にいいと思った。 ド...
美丘の生き方にすごい惹かれた。 でも、それは限られた時間しかないとリアルに知っているからできること。 見習いたいけど、重みが違う。 メッセージが少し偽善に感じてしまったかな...。 ただ、この手の話ってあんま好きじゃなかったけど、 これは素直にいいと思った。 ドラマ見てないけど、最後が違うみたいですね。
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ドラマ化したあたりから気になってたけど、 やっと読んだ。 余命がわかっても 自分はこんなに自由には振舞えないと思う。
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「ぼくのまえにはあたりくじさえ破り捨てずにはいられないほどの人があらわれてしまった。くやしいけれど、それはきみだ」 「きみがあまりにかわいくて、呼吸困難になりそうだった」 素敵だなぁ。 抗えないほどの感情がどきどきしたし、切なかったです。 読み進めていくにつれて暗...
「ぼくのまえにはあたりくじさえ破り捨てずにはいられないほどの人があらわれてしまった。くやしいけれど、それはきみだ」 「きみがあまりにかわいくて、呼吸困難になりそうだった」 素敵だなぁ。 抗えないほどの感情がどきどきしたし、切なかったです。 読み進めていくにつれて暗く沈んでいくのがつらかったです。 しかしただ悲しいだけじゃなくちゃんと幸せも表現されていてよかったと思いました。 読みやすく、印象的で素敵な表現が沢山詰まっていました。 だいたいのあらすじを知っていて 死別することも予想できたので、そういう展開に泣くまいと思って読んでいたのに、 泣いてしまいました。 2年くらい前に読みたかったかな。いろんな意味で。 舞台も大学ですからね。 ただ、クリスマス前に読む本じゃないです(;⊃д・)
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クールで平凡な大学生・太一と奔放な性格の美丘の物語。 グループ内の三角関係も乗り越えたふたりに訪れるたのは、あまりにも過酷すぎる病という障害だった…、というお話。 美丘みたいな女性は敬愛にあたいします。 しっとり激しい物語。 ただ太一の語りがとにかく長い。 本を好む男は話が長いということか? ラストのシーンは激しくて静かで燃えています。 ここ、いちばん好き。 気になった一文。 「結局、どんなに親切心を発揮しても、好き同士でない誰かと誰かを結びつけるなんてできないんだ。」 結局、好きな人じゃないとだめなのよね。
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病に侵されている彼女と、その彼女にとことん寄り添っていこうとする主人公とのラブストーリー。 あちこちで何度となく描かれてきたテーマ、石田さんにしてはキレイにまとめられすぎている気がしました。 あえてそう書こうとしたのかな?? まっすぐに、周囲の目などにとらわれずに行動しようとす...
病に侵されている彼女と、その彼女にとことん寄り添っていこうとする主人公とのラブストーリー。 あちこちで何度となく描かれてきたテーマ、石田さんにしてはキレイにまとめられすぎている気がしました。 あえてそう書こうとしたのかな?? まっすぐに、周囲の目などにとらわれずに行動しようとする美丘がいきいきと描写されていて、全体に登場人物たちの若さが伝わる作品。 見てないけれど、ドラマ化されたのがわかる気がします。 評価は、厳しめにつけてしまいました。 それにしても、美丘っていい名前だナ。
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【内容】クロイツフェルト=ヤコブ病という脳がスポンジのようになっていく難病を抱えたちょっと変わった女の子の美丘と、その彼氏である太一の出会ってから別れまでの13カ月間の太一目線で語られる物語。 【感想】これは最近読んだ石田衣良のなかでも一番よかった。自分もここまで人を好きになってみたいと思った。内容は比較的暗いけれども、ただ暗いだけじゃなくてその中にも明るさのようなものがあった。涙がでるとは少し違う感動の形だった。
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何度読み返しても泣ける。心で泣ける。必読書。 いたたまれない。描写も表現も素晴らしい。 病気ものって大概、薄っぺらいけど、安っぽくない。感動、感動。心が洗われる。
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泣いた。がっつり泣いて、涙は止まらなかった。 泣くってわかってて読み始めたたんだけど、案の定。 感じたことふたつ ひとつめは”美丘の生命力” 命が永遠じゃないことを身をもって知ってるから、奔放で優しくて強い。脆くて切ない強さ。 人間というくくりより生き物に分類のほうが似合う。 本能で生きてて、羨ましいと思わされた。 ふたつめは”愛”。 太一の最後の決断、約束を守るという決断。 逃げも隠れもせず、上手に生きるんじゃなくて、素直に(本能に)生きた。 本当に愛してないとできない。ひとつの愛の形。 石田衣良さんの文章は読みやすくて美しい。 風景が色が感情がみえる、すぅっと物語に入り込める。 最後は悲しくない、どこか暖かい気持ちになりました。 ★がみっつなのは、 人が死ぬって事が見え透いてる物語があんまり好きじゃないっていう個人的嗜好。
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ありきたりなラブストーリーと思いつつも、ラストは涙してしまいました。 美丘の行動、言葉、今を精一杯生き抜く美丘に心打たれました。
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美丘さんの性格の設定にいまいち無理があるように思います。このような人がグループに属する行動をするかと考えてしまい、イメージが最後まで固まりませんでした。残念。
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