美丘 の商品レビュー

石田衣良【著】

2012/06/30

キャラや構成に無理や石田衣良特有の「酔ってる感」はあるが、心を動かされた点から星４つ。文が上手いとかそんなんじゃない、心に突き刺さるものがあるかどうか。

2012/06/16

感動する。
美丘の生き方がかっこよくて、女性にオススメの本。ドラマ化されたけど、ドラマより原作のほうがディープな内容で攻めてて好き。

2012/06/16

よくある話。コテコテ。
だけど、泣けた。

あんなふうに最高の相手と最高のタイミングで出会い、最後を過ごせるなんて美丘はある意味幸せだと思う。

こんなドラマティックなことないよ～という気持ちと、
大好きな人がこうなったら・・・と思う気持ち、いろいろ。

あんな約束果たせる人間はなかなかいないと思う。
というラストはやっぱりドラマティック。
でも、太一のかっこいい姿が一番目に浮かんで、心に沁みた。

2012/06/09

こんなに重い「約束」なんてあるのだろうか。
自分の最愛の人を自分で奪わなければいけない。でも、最期に願ったことだから叶えてあげたい気持ち、、、
卒業後の未来ってなんだろう。
精一杯自分は生きようとしてないなって、刺された気がする。だからって、精一杯生きられるとは思えないんだけど

2012/05/28

こてこての悲恋もの。
ヒロインが病気で死んでしまう、
こてこての。

結末も予想出来るのに
過程があんまり痛々しいものだから
やっぱり泣いてしまう。

ラストにかけての美丘の悲痛なセリフと思いが
切なくてすきです。

2012/05/19

主人公の恋人が病気にかかり一生懸命に命を燃やすこてこての恋愛小説。結末が最初の文面から予想出来るので個人的には面白くなかった。でも主人公が美人の友達より美丘を選ぶ時の心情は、リアルな恋愛感で好きになったら理由なんてない、という感じが共感した。

2012/05/18

人前ではとても読めない。

コテコテといえばコテコテの彼女が病気で死んじゃう悲劇恋愛もの。

泣けるに決まってる。

でも、太一君と美丘が、
あまりに一生懸命で、強くて、愛し合いすぎていて

ただ泣けるってだけじゃない。

いつかこんな風に誰かを愛せられたらいいね。

2012/05/05

いつかは終わる。
それを完璧なほど突き付けられる物語。
うん、それは誰よりも分かってる。
私は一度、死んだことがあるからーー。
でも、なんの後遺症もなく日常生活を営むことが出来てそれはとてもとても、こうふくなんだ。

最初の方、美丘の性格が悪すぎで移入出来なかったけど強がりというか 開き直りでもしないとやってらんないよ、みたいな感じは痛々しい。

愛したことを思い出せる人生を歩めるかなあ。また、本当に命が終わるその瞬間に。……どうかな……。

2012/05/01

本好きの大学生の男の子（太一）が主人公。
大学の中でも仲の良い数人とそれなりに楽しい日々を送り
素敵な彼女（麻里）までできたというのに、そんな彼女を捨ててまで
「破天荒な」女の子（美丘）と恋をし、そしてすでに定められていた
悲しい運命に直面していく、そんな物語。

主人公や大切な人が亡くなってしまう物語は嫌いではありません。
むしろ好きな方。
残された者の哀しみ、これが一番胸に響いて泣けてくるから。
俺って単純。

うーん、でも、なんかちょっと違ったなぁ。。。悪くはないんだけど。
太一と付き合うようになるまでの美丘と、付き合ってからの美丘が
どうしても同一人物に思えなかったのがたぶん一番大きな要因だな。

あと、太一がモテる理由もよく分からんかった。
麻里も美丘も何がよかったんだろう？

個人的には、麻里の物語を読んでみたい。
それか邦彦という、常に下ネタ全開の同級生。
ほかに２人同級生が出てくるけど、そちらはキャラが立ってなかったな。

2012/04/27

表紙に惹かれて買ったとは言いません。
美丘の生き方って、本で読んだら憧れるけど、実際にはなかなか出来ない生き方。正しいとか正しくないとかじゃなくて、ひたすらに一生懸命。

そーゆーのには、とっても憧れます。

あらためて、いつか自分も死ぬんだけど、それはいつ訪れるか分からないから、今をもう少し一生懸命生きるように努力しようって思った。

久しぶりに、ちゃんと泣けました。