美丘 の商品レビュー
最初にドラマを見てこの本を買いました ドラマとはすこし違うけど、とても感動して泣けました! 美丘と太一の恋愛、すごく素敵で いいと思います。
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ドラマの吉高さんが可愛いすぎて、 原作を読むのを躊躇っていましたが、 こっちのがじーんとする感じ。 この作品は悪役がいないし、結末がはじめから分かってしまっているので、スリル重視の方にはしっくりこないかもしれません。
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出会いから別れまでを彼の視線で描く。その時の心境や出来事を振り返って。 好きなシーンはグループでつるんでる場面かな。カフェや食堂、居酒屋でただただ、くだらない下ネタや冗談で盛り上がる。旅行も行っちゃったり。 恋愛がメインなんだろうけど、そんな学生ならではの青春が懐かしく羨ましく...
出会いから別れまでを彼の視線で描く。その時の心境や出来事を振り返って。 好きなシーンはグループでつるんでる場面かな。カフェや食堂、居酒屋でただただ、くだらない下ネタや冗談で盛り上がる。旅行も行っちゃったり。 恋愛がメインなんだろうけど、そんな学生ならではの青春が懐かしく羨ましく思った。 時間は永遠にはない。 この意味は誰もが知ってるけど皆、見ないように触れないように生きている。美丘みたいに毎日を精一杯生きたい。 大切な人との時間を大事に過ごしたい。 そう思える物語だった。 てことで短い夏休みを満喫してやるw
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思いが通じ合う前と通じ合ってからの美丘は別人のように感じました。 でも、美丘も太一も素直にお互いを想い合っていて気持ちが良かったです。 最後よりも、最後へ向かう部分が泣けて仕方なかった。。 最後は、哀しみと同時に不思議と爽やかさもあった。 2人の純粋さがそうさせたのかも。 コ...
思いが通じ合う前と通じ合ってからの美丘は別人のように感じました。 でも、美丘も太一も素直にお互いを想い合っていて気持ちが良かったです。 最後よりも、最後へ向かう部分が泣けて仕方なかった。。 最後は、哀しみと同時に不思議と爽やかさもあった。 2人の純粋さがそうさせたのかも。 コテコテかもしれないけど、私はとても好きな本になりました。
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みらい きぼう じんかく 美丘が書いた文字が何故か強く残った。 未来がなくとも、 明日はまだある。 まだわたしはある。 だんだん記憶がなくなっていくよくある純愛ストーリー。 でも、美丘爽快なキャラクター、 思ったとおりに生きる人生に、 読み終わった...
みらい きぼう じんかく 美丘が書いた文字が何故か強く残った。 未来がなくとも、 明日はまだある。 まだわたしはある。 だんだん記憶がなくなっていくよくある純愛ストーリー。 でも、美丘爽快なキャラクター、 思ったとおりに生きる人生に、 読み終わったあと、 悲しみ以上にスカっとするものがあった。 人生の長さでなく、 一瞬でも最高に輝くトキのある一生でありたい。
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blogにて http://iburin.blog.so-net.ne.jp/2012-08-04
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それほど可愛くも素敵にも感じられなかった美丘が、後半から(発症してから)とても健気で可愛く思えてくる。 後半からの美丘の気持ち・心情を考えると泣かされる。
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死期が近い人の生き方とそれを受け入れた人との関係が上手く書かれているかな?でも、ちょっと終わりかたが?でした。
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よくある話なのに引き込まれる。 美丘の生き方あこがれるが読んでいて痛々しいところもある。 こんなに誰かを愛せるだろうか。
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石田衣良を読み始めたのは、高校生のはじめの頃だっただろうか。最初に何を読んだのか、どこの書店で出会ったのか、あるいは誰かに勧められたのか、まったく覚えてない。ただひとつ言えることは、石田衣良が以来私にとって最も好きな作家のひとりになっているということだ。文庫化されたもののほとんど...
石田衣良を読み始めたのは、高校生のはじめの頃だっただろうか。最初に何を読んだのか、どこの書店で出会ったのか、あるいは誰かに勧められたのか、まったく覚えてない。ただひとつ言えることは、石田衣良が以来私にとって最も好きな作家のひとりになっているということだ。文庫化されたもののほとんどは購入してきたが(半分くらいが積ん読状態)、いろんな石田衣良があるんだと改めて感じた。「美丘」はそんな小説だった。 こうったジャンルの小説を読み始めようとすると、恋人が病気で死んでしまうなんて、よくあるケータイ小説のようなものだと私たちは構えてしまいがちだ。だが、この小説は違った。そういったカテゴライズを可能にさせないだけの中身があるのだ。 この小説の土台になっているのは、美丘という人間の魅力だ。例えば、大学の芝生に一人で座って、ただ空を見つめているような女の子がいたら、何かぐっときちゃうものがあるはずだ。もっと具体的にいうと、山田詠美の「ひよこの眼」の主人公のような女の子だ。そういった魅力は、決して美丘が自分自身の死を知っていたためではなく、もともと持っているものなんだと思う。だから、いわゆるケータイ小説カテゴリ的な「いやらしさ」や「わざとらしさ」がなくて、至ってさわやかなのだ。 そして、何よりこの小説を素晴らしいものにしているのは、他でもない石田衣良の文体だろう。「文章は微分だ」としばしば言われるが、(石田衣良の作品全般にいえることだが)まさにこれは微分可能な限りの微分がなされていて、とても読みごたえがあるのだ。動的な主体に語らせることは容易だが、それでは物足りない。季節、街の雑踏、ランチのパスタのゆで具合、銀座線のホームに吹き抜ける風といった、主人公をとりまくすべてがより正確に語るとき、はじめて物語が命を持って動き出す。シンプルだけど、すべての描写が美しく、そして無駄がない。だから読んでいて気持ちいい。そんな小説だったように思う。 Amazonのレビューを見ていると、評価はぶっちゃけそれほど高くはないし、星1つも結構ある。ただ、思うのは、星いくつなんていう座標じゃ語れないということ。私は純粋にいいと思ったし、みんなにも読んでみてほしいと思ったのだ。 あと、文庫版のあとがきには泣けないと書いてあるが、それはウソだ。十二分に泣けるので要注意だ。 http://ippeintel.com/archives/1073
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