美丘 の商品レビュー

石田衣良【著】

2013/01/22

切なくて、でも人を愛するって素晴らしいと思わせてくれる作品。 一生に一度は、ここまで恋愛におぼれることも大切なのではないか。

2013/01/19

病気系恋愛小説のひとつ。

『若くして突然に』なら恨む相手もいなければいつ自分がそう言う立場になるかもわからないから感情移入してただただ悲しいんだけど、このお話は『時限爆弾型』だから、自分は恐らく確実にこういう事態にはならないし、しかも恨む相手が明確にいるということで、けっこう冷静に読めてしまった。

2013/01/16

男性作家の恋愛小説と女性作家の恋愛小説は、
何だか根本的に違う感じがする。

大学生活に突如乱入した美丘と翻弄されるメンバー。

筋書きは読めているけど、
こんな展開には涙が必要なんだよな。

2013/01/09

きみは火のついた導火線そのものだ
魂を燃やしつくす涙のラブ・ストーリー

王道中の王道といった恋愛小説。
しかし先にあらすじを知ってしまったがために得られるものが減ってしまった。
恋愛小説だが、珍しく読後感は悪くない。
僕だったら彼女との約束を守れるだろうか。
一日だけでもいいから美丘のように生きなくては。

2013/01/05

人の名前だったんだ。
語り口調の物語ってずるいなぁ。

石田さんは、一文一文をすごく大切にしているような印象を受けます。
その文章、台詞のもたらす効果を上手に考えて書いているなぁと。
人間の描写が上手いのかな。うまく言い表せないけど。

どこだったか、ものすごく納得した場面があった。
この病気じゃなくても、こういう事態になる可能性は誰にでもあって、その時自分はどうするだろうなぁと考えてみた。

美丘の立場から。太一の立場から。家族の、友人の立場から。

しんどくて無理。

2012/12/20

数日かけてやっと読み終わった。
気持ちいいくらい今を生きる美丘は、見ていて真似したくなる。

悲しい物語と言うひともいるが、学ぶことが多いし、こうゆう女性を目指したいと思えるステキな本だと思う。読了後、すかさず読み返したくなる程スキだと感じた本は久しぶりだ。出会えて良かった。

2012/12/03

石田衣良ワールド全開な作品だと思う。振り返ってみると、作品としての深さはそれほどではないかもしれないけど、すごい印象的で心に残る作品だった。読み終わった後の数日間美丘の世界から戻って来れなかったような気がする。ベタと言われればそれまでだけど、好きな一冊です。

2012/11/30

凄く激しくて脆くて強い愛の物語。
夏に読みました。毎年夏になると読みたくなる本です。
ドラマとは違った、あのダーッと短距離走をしたような感じになりました。

2012/11/29

ドラマ化にあたって読みました
石田衣良は自身の東京DOLLがすきすごてそこからいい！と思える恋愛小説に出会えてない

2012/11/23

いわゆる主人公病気もの。
ただ、主人公のキャラクターが破天荒で素敵な女の子。
その女の子の話を読むだけでも一読の価値あり。