美丘 の商品レビュー
むかーしに古本屋で買ったのを今更読みました~!ドラマもやってたし、なんとなくは知ってたけど面白かった。単なる感動物でもなかったし、ラストシーンには余韻も感じられて良かった。そこに行き着くまでの大学生活の様子も、今の自分にとって読んでてすごく楽しかった。こんな風に恋愛できたらすごく...
むかーしに古本屋で買ったのを今更読みました~!ドラマもやってたし、なんとなくは知ってたけど面白かった。単なる感動物でもなかったし、ラストシーンには余韻も感じられて良かった。そこに行き着くまでの大学生活の様子も、今の自分にとって読んでてすごく楽しかった。こんな風に恋愛できたらすごく幸せだろうなって思った。とりあえず、ドラマを見てみたいな!
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強烈な個性と、奔放な行動力。 どこまでも強く、生き生きと輝く生命力。 残酷な結末を迎えるのに、荒々しく、切なく、読者の心をさらっていく。 人を愛するって、こんなに哀しくて、美しいんだなあ。 ヤコブ病という難病をわたしは知らずにいましたが、Wikipediaで調べると、...
強烈な個性と、奔放な行動力。 どこまでも強く、生き生きと輝く生命力。 残酷な結末を迎えるのに、荒々しく、切なく、読者の心をさらっていく。 人を愛するって、こんなに哀しくて、美しいんだなあ。 ヤコブ病という難病をわたしは知らずにいましたが、Wikipediaで調べると、日本でも発症例があるんですね。作中の美丘と同じく、ドイツ製のライオデュラで。 想像を絶する、絶望を伴う病気だと思います。 自分を自分らしくさせているパーソナリティが、どんどん崩れて崩壊していくのは、いったいどんな気持ちなんだろう… 「時間に永遠はない。わたしたちはみんな火のついた導火線のように生きてる。こんな普通の一日だって、全部借りものだよ。借りた時間は誰かがいつかまとめて取り立てにやってくるんだ」
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毎度のことながら、巧みな比喩で心象風景を表現してくれる。移ろう季節、 揺れる感情はもちろん、無味乾燥な景色や心理でさえナチュラルに、スタイリッシュに記される。ヤコブ病でカウントダウンとなる愛する人の命、ありきたりの テーマではあるけれど、その文体から新鮮味漂う。最後、もう少し感傷...
毎度のことながら、巧みな比喩で心象風景を表現してくれる。移ろう季節、 揺れる感情はもちろん、無味乾燥な景色や心理でさえナチュラルに、スタイリッシュに記される。ヤコブ病でカウントダウンとなる愛する人の命、ありきたりの テーマではあるけれど、その文体から新鮮味漂う。最後、もう少し感傷的になるかと思いきや涙腺ゆるまず。
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最初、キャラが苦手だなぁと思いましたが、読んでいくうちにどんどん美丘のキャラクターに引き込まれました。“自分“を貫く生き方がカッコイイと思いました。 そして、愛が深いです... これだけ愛せる人を見つけられたら幸せだろうな。
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この手の本は感動するけど、感動して良いものかという気持ちになる。セカチューの大学生版といった雰囲気。ドラマのイメージで脳内では吉高さんがまわってしまった。
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最後のシーンは頭の中ですごく映像化された。現実は暗く目を塞ぎたいぐらいだが、ふたりの愛が美しかった。好きな小説の一つです。
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『世界の中心で愛を叫ぶ 』の二番煎じ的な作品かな思っていて、彼女が亡くなってはいはいって作品なんでしょって思ってた。でも、読み進めてゆくうちに、引き込まれていって、「ぼく」と「きみ」の懸命に愛を育んでゆく関係がいとおしくもあり、しかし、それがなくなってしまうのかと思うと、悲しくな...
『世界の中心で愛を叫ぶ 』の二番煎じ的な作品かな思っていて、彼女が亡くなってはいはいって作品なんでしょって思ってた。でも、読み進めてゆくうちに、引き込まれていって、「ぼく」と「きみ」の懸命に愛を育んでゆく関係がいとおしくもあり、しかし、それがなくなってしまうのかと思うと、悲しくなってしまう、複雑な感情同士の対峙がもどかしかった。 一応バッドエンドなのだが、読み終わってみると、体がじんわりと暖かくなる不思議な作品だった。もう一度読んでみても楽しいだろう。
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ある人に薦められた本。 私も好き。 この本読んで感動するんだあ、って、どこか安心して、嬉しくなったっけ。
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展開が想像できるありきたりなストーリーだった。かといって読んでいて冷めることはなく、次第に引き込まれていった。
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なんか全体的に太一がなんかスカしてて気に入らなかったけど(笑、切なさの表現の仕方とかがほんと読んでて胸が苦しくなった。美丘がドラマ見てたから吉高ゆりこちゃんで再現されて感情移入しやすかった。途中から終わりまではずっと切なくて押しつぶされそうな気持ちで読んでたけど、読後感はなんかす...
なんか全体的に太一がなんかスカしてて気に入らなかったけど(笑、切なさの表現の仕方とかがほんと読んでて胸が苦しくなった。美丘がドラマ見てたから吉高ゆりこちゃんで再現されて感情移入しやすかった。途中から終わりまではずっと切なくて押しつぶされそうな気持ちで読んでたけど、読後感はなんかすごく暖かい。なかなか余韻から抜け出せなかった。
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