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美丘 の商品レビュー

3.8

416件のお客様レビュー

  1. 5つ

    100

  2. 4つ

    135

  3. 3つ

    100

  4. 2つ

    37

  5. 1つ

    5

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2017/04/12

2017.412 悲しくなったら、寂しくなったら、一人に不安になったら、必ず読んでしまうのが美丘です。 何度読んでも好きだし、大切。 今回は以前読んだ時とは少し違った。私もゆっくりだけれど、成長しているのかな。 美丘はこれからも読み続けるんだろうな。 これからも手元に置き...

2017.412 悲しくなったら、寂しくなったら、一人に不安になったら、必ず読んでしまうのが美丘です。 何度読んでも好きだし、大切。 今回は以前読んだ時とは少し違った。私もゆっくりだけれど、成長しているのかな。 美丘はこれからも読み続けるんだろうな。 これからも手元に置き続けるんだろうな。

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2015/01/11

美丘、その人物像が私の好みで何度かこの本を読みました。 人生を全力で楽しむ!そういったところに共感しました。

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2014/10/11

石田衣良の作品は初めて読んだ。太一という青年が美丘という破天荒な女の子に出会って恋をしていく展開はありがちかなと思った(こんな破天荒女子はありがちではないが)が、病気になってからのクライマックスは心臓をぎゅっとつかまれたみたいに苦しく、文章の構築と表現力がすごいと思った。 最後は...

石田衣良の作品は初めて読んだ。太一という青年が美丘という破天荒な女の子に出会って恋をしていく展開はありがちかなと思った(こんな破天荒女子はありがちではないが)が、病気になってからのクライマックスは心臓をぎゅっとつかまれたみたいに苦しく、文章の構築と表現力がすごいと思った。 最後は、2人の愛の強さがあってのラストだと思ったが、これしかなかったのかという無情さも感じた。

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2014/10/08

石田衣良らしさ満載の作品。 大学生に描写が古臭い。今時の若者ではなく、いかにもという感じで真実味がない。 病気の展開ももっと丁寧なえがいてほしかった。 ドラマの配役に納得いかないけど、見てみたい。

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2016/08/22

やるせなさや悲しさをたどる物語りなのに、溢れんばかりの幸せを感じられる作品でした。 際立つ二人の「強さ」がその温かな幸せをつくっているのだと思います。 しかし、二人のような強さを私は恐らく持っていない。 「誰かを呪ったこともある。怒りにまかせたこともある。」 太一は強く...

やるせなさや悲しさをたどる物語りなのに、溢れんばかりの幸せを感じられる作品でした。 際立つ二人の「強さ」がその温かな幸せをつくっているのだと思います。 しかし、二人のような強さを私は恐らく持っていない。 「誰かを呪ったこともある。怒りにまかせたこともある。」 太一は強く立派でしたが、まさしくこの経験をしたときに、私は自分の弱さを知りました。そしていつだって当事者のほうが強いということも。美丘のように。 いろいろ思い出してしまったので、個人的には読まなければよかったという気もしますが、解説で小手鞠るいさんが「本当に素晴らしい物語というのは、私たちを泣かせない」と言うとおり、涙以外の大切なものを感動からもらえる作品だと思います。

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2014/06/27

今を全力で生きること。 簡単そうでとても難しい、、 ありのままの自分でいること。 美丘は素敵な女の子だなあ!!

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2014/06/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大学生の太一が、破天荒な女の子美丘に出会い、恋をして、結末を迎える。 内容的にはよくありそうな、不幸な恋愛小説っぽいが、 最愛の人の約束で、最愛の日世の命を絶つ行為に及ぶ主人公の葛藤がよかった。

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2014/05/26

石田衣良さんっぽい作品だな~。ドラマで吉高由里子さんと林健都くんが演じているのを知っていたから、その二人でずっと映像再生されてしまって登場人物自体のイメージが作れなかった。話自体は嫌いじゃないけれど感動した!みたいな特別心に響くものはなかった。真似してみたいな~という言葉遣いが時...

石田衣良さんっぽい作品だな~。ドラマで吉高由里子さんと林健都くんが演じているのを知っていたから、その二人でずっと映像再生されてしまって登場人物自体のイメージが作れなかった。話自体は嫌いじゃないけれど感動した!みたいな特別心に響くものはなかった。真似してみたいな~という言葉遣いが時々ある。

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2014/05/19

明知大学の2年生の橋本太一は、峰岸美丘という、奔放に生きる女性に出会います。 同じ大学に通う、北村洋次、笠木邦彦、五島麻理、佐々木直美と、毎日を送っていた太一は、ある日22階のビルの屋上に立つ、美丘と出会います。やがて美丘も、太一たちのグループと行動を共にするようになり、彼らは...

明知大学の2年生の橋本太一は、峰岸美丘という、奔放に生きる女性に出会います。 同じ大学に通う、北村洋次、笠木邦彦、五島麻理、佐々木直美と、毎日を送っていた太一は、ある日22階のビルの屋上に立つ、美丘と出会います。やがて美丘も、太一たちのグループと行動を共にするようになり、彼らは美丘の突拍子もない言動に驚かされながらも、彼女を受け入れていきます。 そんな中、太一はグループの一人である麻理と交際を始めます。麻理に贈るプレゼントを選ぶのを美丘に手伝ってもらいつつ、周囲の暖かい応援を受けて、太一と麻理は仲良く付き合っていました。ところが、グループで旅行に出かけたとき、太一は自分が本当に好きなのは、誰からも好かれる麻理ではなく、いつも自分の予想を超えた行動を取る美丘だったと悟ります。彼は、自分の正直な気持ちを2人に話し、麻理との関係を清算することになります。 やがて太一は美丘と関係を結びます。そのとき彼は、美丘の身体が病に冒されているかもしれないという話を聞かされます。幼い頃、頭蓋の移植手術をおこなったときに、クロイツフェルト・ヤコブ病に感染してしまった恐れがあるというのです。発症すれば、しだいに彼女の脳は機能を失って、やがては太一のことも分からないようになると美丘は言い、そうなったら彼自身の手で自分の命を断ってほしいと語ります。 そして、ついに美丘の病が発症するときがやってきます。太一と美丘は、お互いをいっそういとおしみ、濃密な時間を過ごしますが、美丘の脳の機能はしだいに低下していきます。 美丘のコケティッシュなキャラクターには、やはり惹かれます。もっとも、この女性キャラクターで、純愛小説として押し切ってしまうのは、石田衣良ならではの力技だという気もしますが。

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2014/05/08

人は愚かな生き物で、大切なものは無くなってから 初めてその大切さに気づくことが多いです。 あるいは、消え行く先が見えた時に初めて 大切さに気づくのかも知れません。 大切な人達とか、自分の命とか。 そんな時、皆さんはどういう生き方をしたいですか?

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