美丘 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ドラマをリアタイしていたけど、またこれも記憶を出来る限りゼロにして読んでみました。 まずドラマと違った点として ・親が途中でほんとに1回出てくるだけ ・美丘の病気の描写は真ん中過ぎないと出てこない ・映せない映像になるからだと思うけど、小説の表現が生々しいところがちょいちょい… 生きてることが奇跡 愛情なんて別に難しいことない 素敵な表現がたくさんあって、今良くない4文字が頭に浮かんでる人は読んでみて。
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直接的で恥ずかしい感想だけれど、大号泣した。すべてを読んだあとのプロローグ、くるしくて切なくて、ずっと胸のなかに棲む美丘に話しかけているような口調がよりつらかった。西新宿の大学病院は内装が真っ白だから、頭の傷痕みたいに、美丘が旅立つ白い滑走路になったのかもしれないね。
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「今、生きている」という紛れもない事実を、深く考えることになった作品だった。 何不自由なく生きている今、「生きていることは当たり前じゃない、もっと今を生きろ!」といったよくあるメッセージに強く心を動かされることはあまりない。 でも常に今を生きている美丘をそばで見ていると、今を生き...
「今、生きている」という紛れもない事実を、深く考えることになった作品だった。 何不自由なく生きている今、「生きていることは当たり前じゃない、もっと今を生きろ!」といったよくあるメッセージに強く心を動かされることはあまりない。 でも常に今を生きている美丘をそばで見ていると、今を生きるってこういうことなんだなあと思わせられた。 後先考えずに行動している、というよりは、先のことを考えているからこそ今を生きて、今動いているのだと感じた。
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映像化されそうな話だなと思っていたら既にドラマ化されていたんですね。自由奔放に見えていた女の子が実は不治の病を抱えていたなんて悲しい恋愛小説でした。
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泣かない、泣けない、涙が出てくるほどに 共感が持てない。 そんな、現実離れした物語 せつない、やりきれないというのが正直な感想。 こんなことが起きて良いのか?と思うのだが、 実際にはあってもおかしくないし、あったのだろう。 ただ、生きたことへの感謝、命あることへの感謝がない...
泣かない、泣けない、涙が出てくるほどに 共感が持てない。 そんな、現実離れした物語 せつない、やりきれないというのが正直な感想。 こんなことが起きて良いのか?と思うのだが、 実際にはあってもおかしくないし、あったのだろう。 ただ、生きたことへの感謝、命あることへの感謝がない。 自由に躍動するだけでは、生きて行けない 若者たちの、こわいもの知らずの面を出したかったのかも知れない、と思い至った。 美しさはメインではなく、商場、怖いもの知らずな 直進が記憶に残る。 約束を守ることが、命とひきかえだ。 これを背負って生きて行くことは、自分にはできない。 うばってしまうことが愛なのか? 肉親ではそうはいかないだろう。
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今を全力で生きるということ、それが妙に納得できる話です。 人間の弱さ、強さがしっかりと表現されていると感じました。 悲しい結末を想像しながら読んでいたけど、美丘はずっと元気な女の子のままだったと思います。 性描写は多いけど、私はまったく下品さは感じなくて、むしろそれが二人の...
今を全力で生きるということ、それが妙に納得できる話です。 人間の弱さ、強さがしっかりと表現されていると感じました。 悲しい結末を想像しながら読んでいたけど、美丘はずっと元気な女の子のままだったと思います。 性描写は多いけど、私はまったく下品さは感じなくて、むしろそれが二人の生きた証としてとても印象に残っています。 記憶をなくし経験が消えてしまう事で、今まで表現できたことができなくなって、言葉と結びつけられなくなる。 とても悲しい事ですね。 石田衣良さん初読みでした。 この本書店では中々見つけられなかったです… 探した甲斐はあったかな。
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悲しい結末になることがわかっている展開なのに、すっきりとした読了感。もし自分が美丘の立場だったらこんなに最後まで輝かしく生きていけないなと思いました。
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泣ける話と聞いて読んでみたが、泣かなかった。ただ切ない。ヒロインらしからぬキャラの美丘。そこが他と違っていいのかもしれないが、私の感動にストップをかけたのがそれだった。ストーリーや言葉は好みだったのに残念。でも、逆にここまで個性を出せるのはスゴイ事なのかも…。
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自分の生き方を考えさせられる物語だった。人生はいつまで続くかわからない。だからこそ、自分の好きなことを好きなだけしながら生きていくべき。このことは頭で分かっていても、本心から理解することは難しいと思う。でも、それは紛れもない事実で、死ぬ直前に痛感するのだと思う。いつ終わるかわか...
自分の生き方を考えさせられる物語だった。人生はいつまで続くかわからない。だからこそ、自分の好きなことを好きなだけしながら生きていくべき。このことは頭で分かっていても、本心から理解することは難しいと思う。でも、それは紛れもない事実で、死ぬ直前に痛感するのだと思う。いつ終わるかわからない、頭に入れて過ごしていきたいと思う
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