ぼくと1ルピーの神様 の商品レビュー
アカデミー賞を何部門も受賞した映画の原作。映画とは人物設定など少々違います。 映画もDVDで観たけど、私はやっぱり本のほうが内容も好き。 どんな場でも力強く生きてきた少年ラム。あちこちで得てきた様々な知識。彼のような人のことをストリートスマートって言うんだろうな。もちろんそうでな...
アカデミー賞を何部門も受賞した映画の原作。映画とは人物設定など少々違います。 映画もDVDで観たけど、私はやっぱり本のほうが内容も好き。 どんな場でも力強く生きてきた少年ラム。あちこちで得てきた様々な知識。彼のような人のことをストリートスマートって言うんだろうな。もちろんそうでなければ生きて行けない環境にあったのだけれど。スカッとする終わり方です。
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映画を先に見たが、そのイメージがあったから、小説がおもしろく読めたのか、小説自体のイメージを喚起させる力があるのか、わからなくなった。映画にも小説にもインドのパワーや熱さが感じられた。
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インドの普通(貧困、窃盗、虐待、殺人・・・)の中を生きている少年の話。ストーリーが巧妙に組み立てられてて読後感が爽快っ!幸せのコインってよくある話だけど欲しくなりました
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2009年のアカデミー賞で8部門を受賞した映画『スラムドッグ$ミリオネア』の原作。これを書いたのがインドの外交官というのだから驚く。 http://d.hatena.ne.jp/sessendo/20100522/p5
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映画を観たがために欲しくなってしまった1冊 スラムドッグ・ミリオネアにだだはまりしてしまったので☆ 個人的には映画のほうがすき 原作は書き方がおもしろいって意味では◎かな?
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インド小説ってはじめて読んだかも。 って、訳書ですけど。。。(*T□T*) 【スラムドック&ミリオネラ】の原作本 アカデミー賞すごかったっすね。 映画観たい!!でも、映画館じゃなくてもいいかな。 容疑者ラム 年齢:18歳 職業:ウェイター 学歴:なし 逮捕理...
インド小説ってはじめて読んだかも。 って、訳書ですけど。。。(*T□T*) 【スラムドック&ミリオネラ】の原作本 アカデミー賞すごかったっすね。 映画観たい!!でも、映画館じゃなくてもいいかな。 容疑者ラム 年齢:18歳 職業:ウェイター 学歴:なし 逮捕理由:(違法な手段を用いて)史上最高賞金額のクイズに全問正解 一介のウェイターに答えられるはずが無いと主催者側は主張 "カンニング"をしたと決め付ける警察官による拷問 そこから女性弁護士に救い出されるラム どうしてラムはクイズに全問正解することができたのか? そしてラムがクイズに出場しようと思った理由は? 弁護士に語り始める それは少年の人生そのもの 良い意味で おとぎ話 映画は ウォルト・ディズニー配給かと思ったけど違った。。。
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少し前に映画化されて話題となった作品の原作だそうです。古本屋で見つけて購入しました。 お話の筋は知っていたのですが(ストリートチルドレンがクイズ番組に出て賞金王となる、と言う)その背景にあるインドの問題、状況をそうなんだ…と思いながら読みました。 「欲望が金の力で全部かな...
少し前に映画化されて話題となった作品の原作だそうです。古本屋で見つけて購入しました。 お話の筋は知っていたのですが(ストリートチルドレンがクイズ番組に出て賞金王となる、と言う)その背景にあるインドの問題、状況をそうなんだ…と思いながら読みました。 「欲望が金の力で全部かなえられてしまい、何も望むものが残されてないというのは、どんな気持ちがするものだろう?欲望の無い人生と言うのは、それほど望ましいものだろうか?」 確かに。 考えてみましたが今の段階では答えが出せません。
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深淵なるインド。 スラムを見ただけで判った気になっていましたが、彼らすら幸運な人々と言えるほどの闇が差し迫ってきます。 それでも作品が絶望や悲嘆に浸ることなく躍動を感じさせるのは、ギリギリのタイミングでターザンのように幸運の蔓を渡っていく主人公に因ります。パズルのような構成に興を...
深淵なるインド。 スラムを見ただけで判った気になっていましたが、彼らすら幸運な人々と言えるほどの闇が差し迫ってきます。 それでも作品が絶望や悲嘆に浸ることなく躍動を感じさせるのは、ギリギリのタイミングでターザンのように幸運の蔓を渡っていく主人公に因ります。パズルのような構成に興をそそられ、12章の謎解きに胸打たれました。 映画「スラムドッグ$ミリオネア」原作。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
フィクションではあるけど、この小説の設定はインドのリアルをある程度写しているんだろうと思うと心が痛い。貧困・犯罪・テロなどが日常と隣り合わせな現実。読んでいると、いかに自分が平和ボケしてるかを痛感する。同時にインドの文化、宗教、人々、生活などはとても興味深かった。普段見聞きすることが少ないせいもあるが。インド人はデフォルトで英語が喋れるものだと思ってたけど、そうではないみたいだ。英語を喋れることはある程度ステイタスであるらしい。小説としてもおもしろかった。クイズの順番に合わせて、なぜその問題に答えられたのか?主人公の人生が断片的に語られていく。そして主人公自身も非常に魅力的だ。生まれてすぐに母親に捨てられ、身寄りもお金も何もない上に、次から次へと不幸に見舞われる。それでも力強くまっすぐ、賢く生きていく。そんな姿には感動を覚えずにはいられない。小説はもちろんおもしろかったけど、映画はもっとおもしろい気がする!まだ観れてないけど、是非見てみたい。
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久しぶりにドキドキしながら読んだ。私の知らないインドだわ、と思いながら。やっぱりこんなことがあるんだなあ。 今、レンタルDVD見ている。インドだー。ヒンディ語がバンバン聞こえている。それだけで、幸せ。 DVDだけでは、説明し足りない点が多くあるが、読んでからみると凝縮されていて...
久しぶりにドキドキしながら読んだ。私の知らないインドだわ、と思いながら。やっぱりこんなことがあるんだなあ。 今、レンタルDVD見ている。インドだー。ヒンディ語がバンバン聞こえている。それだけで、幸せ。 DVDだけでは、説明し足りない点が多くあるが、読んでからみると凝縮されていてこれはこれでよいか。映画より原作は面白いという評判だったが、これはこれで楽しめた。テーマは純粋な愛と兄弟愛。でも、原作のほうが、圧倒的によい。もっとどろどろした現実。それをまるごと受け止めて、生きる。あの時希望をもらった少女との再会。 もう一度、原作を読んでみよう。
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