ピース の商品レビュー
どんでん返しとの評判だったので読んでみましたが、納得できない終わりでした。マインドコントロールしたとか言い出したら、読んでても最終的に誰でも犯人になれるんじゃないかな… あとねぎのおじいさんはなぜ登場したのか分からなかったです。
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書店のPOPを信用してはならないと思わせられた1冊。話がバラバラな感じと伏線の未回収。残念でしかなかった。
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内容(「BOOK」データベースより) 埼玉県北西部の田舎町。元警察官のマスターと寡黙な青年が切り盛りするスナック「ラザロ」の周辺で、ひと月に二度もバラバラ殺人事件が発生した。被害者は歯科医とラザロの女性ピアニストだと判明するが、捜査は難航し、三人目の犠牲者が。県警ベテラン刑事は被...
内容(「BOOK」データベースより) 埼玉県北西部の田舎町。元警察官のマスターと寡黙な青年が切り盛りするスナック「ラザロ」の周辺で、ひと月に二度もバラバラ殺人事件が発生した。被害者は歯科医とラザロの女性ピアニストだと判明するが、捜査は難航し、三人目の犠牲者が。県警ベテラン刑事は被害者の右手にある特徴を発見するが…。
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2年ほど前から気になっていたものをようやく手元に。 寝る前に目を通すつもりが、結局朝まで一気に読破。物語を追うごとに明かされていく各々の人生、それがゆったりと混じりあって1本になっていく様子は読んでいて気持ちがいい。ラスト、スナックでの謎解きは早く次のページがめくりたい、と思わせるほど矢継ぎ早な展開にも関わらず、秩父弁の織りなす独特のリズムでゆったりとした雰囲気がある。 地方色の強い空気感にも負けない個性派揃いの登場人物たち。 カラクリ自体には強引さもあり(あくまで『仮定』だが)、模倣犯(宮部みゆき)にも似たやるせない解決感もあるが、それでも読んで良かったと思わせるミステリーだった。 しかし、読んだあとに見る表紙の肌寒さ...!
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連続バラバラ殺人事件を追うベテラン刑事と事件に関わる人達の物語。ミステリーでありサスペンスです。 はじめ謎だらけで、ハテナばかりだった多めに張り巡らされた伏線がラストへ近付くに連れキュキュキュキューとまとまって行く様は気持ちがいいです。 世界に直ぐ入り込め、タイトルの意味の取り方...
連続バラバラ殺人事件を追うベテラン刑事と事件に関わる人達の物語。ミステリーでありサスペンスです。 はじめ謎だらけで、ハテナばかりだった多めに張り巡らされた伏線がラストへ近付くに連れキュキュキュキューとまとまって行く様は気持ちがいいです。 世界に直ぐ入り込め、タイトルの意味の取り方も変わる程、作りが上手い。最後のまさかのどんでん返し、気が抜けなく、あっという間に読んでしまった小説です。 うーん、でもそれでも謎な部分が多々あるというか、シリーズ化を狙っているような、そういう作風に仕上げているのもわかるのですが…。 あやふやな部分もスッキリしたかったです。
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バラバラ殺人事件。 前半は描写や土地の説明が多く、読んでて疲れる。 (読んではやめてを繰り返して、読み終わるのに3週間くらいかかった) 結局人間関係や過去の事件でナゾのまま(判明されぬまま)終わる部分がいくつかあり、ワザとそうしているのだろうが気になる。
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刑事の秩父弁というか、埼玉県北部の方言がリアル。刑事のセリフが、スムーズに頭に入り、先を読みたくてしかたなくなった。怪しそうな登場人物のエピソードを別作で期待。表紙の絵で、まんだらやの良太風の読後感かなと思っていたが、読了後、見返すと背筋がぞっとした。ちなみに、本書は、本屋で、棚...
刑事の秩父弁というか、埼玉県北部の方言がリアル。刑事のセリフが、スムーズに頭に入り、先を読みたくてしかたなくなった。怪しそうな登場人物のエピソードを別作で期待。表紙の絵で、まんだらやの良太風の読後感かなと思っていたが、読了後、見返すと背筋がぞっとした。ちなみに、本書は、本屋で、棚を前に娘に目隠しして、最初に触れた本を買うという、書店版ロシアンルーレットで入手したので、自己満足度は五つ星。
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犯人の動機を知ってから見ると何とも言えない気持ちになる表紙のイラスト 最後まで謎に包まれた部分がいくつか残されていて、それが物語や登場人物たちにより深みを与えているように感じた まさに「わかるようで、わからない」ことばかり
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犯罪を犯す理由、動機、きっかけが二重三重。 総合評価以上に楽しめた。 確かに読み終えてから表紙を見返すと全く違う見え方に…。 本作はサスペンスでありながらミステリーでもあり、またある意味ではホラー…それもサイコホラーでもあるように思った。 登場人物それぞれに一癖ある中で一...
犯罪を犯す理由、動機、きっかけが二重三重。 総合評価以上に楽しめた。 確かに読み終えてから表紙を見返すと全く違う見え方に…。 本作はサスペンスでありながらミステリーでもあり、またある意味ではホラー…それもサイコホラーでもあるように思った。 登場人物それぞれに一癖ある中で一番サイコなのは坂森巡査部長。 “コロンボ”のように仮説を並び立てはするものの、犯人(本作では「と思われる人」)を追い詰めるでもなく、ただ淡々と語る様子はサイコ。聞いている周りの人間も特別な反応を示さないのもサイコではなかろうか…。
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人物描写はすごく好きです。 物語のかなり後半で判明することがカバーの解説に書かれちゃってる。 それを読んでなければもうちょっと楽しめたのに。
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