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ピース の商品レビュー

2.7

383件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    50

  3. 3つ

    160

  4. 2つ

    108

  5. 1つ

    33

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2013/07/11

人気のある作品ときいたので、楽しみにして読んだせいか・・・ 少し消化不良というか、帯にある「もう、参った!」とは思いませんでした。 う~ん、少し残念。

Posted byブクログ

2013/06/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

陰惨な事件が舞台でありながら、淡々と静かーに進んでいく物語。これこそが樋口さんの真骨頂なんだなあと改めて実感致しました。 殺人事件の描写やそれらにまつわる人々の会話も、作者お得意の風景描写の一端に組み込まれているかのような。 私は基本的に人間味が感じられる作風の方が好みなんですけど、この人の小説に関してはあえて感情移入させないつもりなんじゃなかろうか?とも感じてしまいます。 それが上記のようないい作用を生んでいるのかもしれないですね。  犯人が殺人に至る動機もなかなかに面白いです。殺意を抱くのも同感だ!もっともだ!とまでは感じませんが小説としては十分な説得力があると思います。 まぁ登場人物たちの情報は後付感覚でどんどん出てきますし、自分で犯人を考えていく推理的な楽しみは少ないかもしれませんが。 推理と言うか推測を楽しむって感じでいんじゃないでしょうかね。 一度種明かしがされたと思ったら最後の最後に本当のネタ晴らし?でもそれが事実であるかは分からない?という樋口さん特有の終わり方でした。   梢路と咲の関係、梢路の母親殺害の理由、小長と成子が再開した糸引き、八田のマインドコントロール説の妥当性・・・ はっきりした輪郭の物語を楽しみたい場合にはちょっともやもやする終わり方である事は否めないかもしれませんが。 でもラザロの関係者を洗っていく中で、梢路が少年院上がりだって過去は割とすんなり発覚するもんじゃないのかな?

Posted byブクログ

2013/06/25
  • ネタバレ

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駄目だ...この作家さんと相性悪い。読み終わるまで長かったもん。 犯人もいきなりわかっちゃうし、なんか悶々としながら終わった感じがします。 ピースの意味はわかってすっきりしたけど...

Posted byブクログ

2013/05/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読み返した時に、表紙の絵に隠された驚愕の事実を知る!みたいな案内をどこかの書店で見ました。 そのころから気になっていましたが。まぁまぁ面白かったです。 ただ。 誰だ!! あおったやつ!! あおると、期待値あがるでしょうが。

Posted byブクログ

2013/05/03

レビューがあんまり良くなく期待していなかったからか、そこまで悪くなかったと思う。どんよりした空気感で何度か挫折しかけたけど。 はっきりしないことが多く、もやっとした読後感は否めない。続編というか他の視点からみた話もあればよいのに。

Posted byブクログ

2013/04/20

表紙と本文が連携した小説は過去にもあったのでしょうが、本作はタイトルも含めてこれほどに皮肉に満ちたものはありません。凄い。

Posted byブクログ

2013/04/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 怖かった。 物語は読んでいくうちに、少なからず理解出来たり納得できるものと思っていた。話が進むにつれ正体不明の人間が1人から2人3人と増えていき、どんどん気味悪さが増していった。犯行や犯人そのものよりも、探偵役の人物さえ、田舎のスナックに集まって楽しそうに笑っている人々の深淵すべてを解決できなかった。  偉そうだけど・・・、思ってたより面白かった。 特に、梢路が再び老人を訪ねた時のシーンはいまだに理解不能です。

Posted byブクログ

2013/04/14

レビューの評価は低めだけど、私は楽しめました。 他者や物事については、実際はっきりしないことの方が多いもの。このくらいの暈し方は上手いと思います。

Posted byブクログ

2013/03/18

よくできたプロットだ。どういう帰結になるのか全く予想がつかず、魅力的な登場人物と相俟って、最後まで楽しめた。しかし(ネタバレになるのであまり詳しく書けないが)最後のどんでん返しの部分は果たして実現可能なのかどうか、はなはだ疑問だ。 また、主要登場人物に関する謎が解かれないまま終わ...

よくできたプロットだ。どういう帰結になるのか全く予想がつかず、魅力的な登場人物と相俟って、最後まで楽しめた。しかし(ネタバレになるのであまり詳しく書けないが)最後のどんでん返しの部分は果たして実現可能なのかどうか、はなはだ疑問だ。 また、主要登場人物に関する謎が解かれないまま終わるのも気になる。 さらに、この人の会話文は、発言者が誰なのか混乱してしまうところが数箇所あるのも、どうなのか(それが味だと云われてしまえばそれまでなのだけれど)……。

Posted byブクログ

2013/03/06

ん~わかんない~~(ローラ) 表紙のトリックは、なるほど感心しました。本当に違うものに見えます。 伏線をまったく回収しないので、自分で断片(ピース)を繋げて想像するのも面白いかもしれません。そういうピースってこともあったのかも

Posted byブクログ