ピース の商品レビュー

樋口有介【著】

2014/07/22

食堂の書棚にあったので，借りて読んだ。
タイトルと表紙の意味は最後に判明。本当の犯人は誰かは不明のまま終わる。
結構面白かった。

2014/06/23

話の内容にそぐわない表紙の意味が分かるとなかなか面白い。

しかし話の展開自体は冗長な上、終盤の唐突さは頂けない。
あと伏線らしきものがいろいろあるにもかかわらず、全部ぶん投げて終わらせた感じ。

2014/05/23

2014年5月22日読了。栃木県の田舎町で突如起こった連続バラバラ殺人事件。何の関連もないと思われた被害者たちだが、定年間近の老刑事と暗い過去を持つ梢治はそれぞれ真相に迫っていく･･･。陰惨な話ではあるのだがそれを感じさせず、「人間とは複雑なものだ」みたいな方向に感想が落ち着いてしまうのは著者の語り口のうまさと登場人物の造型・配置の巧みさか。他人には理解できない理由で過去に抱いた強い感情が再燃したり、逆に「誰にも理解されないだろう」と考えていた個人的な思いが身近な・あるいは行きずりの誰かに丸分かりにバレてしまったり。そういうことはあるのかもしれないな。

2014/05/12

章始めの描写がやたらまどろっこしい、探偵役(?)の刑事坂森に魅力がないように思えて読む勢いがつかなかった。それにしてもこの本、どの古本屋にも100円で置いてある気がする。

2014/04/14

急展開で犯人が暴かれたが、それも真実なのか？読みやすい小説だった。群馬（？）の地理に詳しかったらもっと良かった。

2014/04/12

母から勧められた本。文章は読みやすく、なにより出てくる料理やお酒がおいしそう。店員さんが、出す食材があまったからいまいるお客さんに出してあげようかな。…と南瓜のクリーム煮を置いた…とか、「客」という立場しか経験したことない私には店員さんがそんな感じで出してくれてたんだ！と、目から鱗だったりしました笑
物語の感想は、なにげない行為がすべての発端。黒幕はじっとこの事件を静かに見ていたんだな…。ちょっと悲しいお話でした。

2017/12/17

最後まで読むとピースの本当の意味が分かる。詳細→http://takeshi3017.chu.jp/file4/naiyou18401.html

2013/12/05

本屋のポップに惹かれて買ってしまった。

後味悪くて、どんでんがえしがあって、なかなか読み応えあった。
けども、ちょっとどんでんがえしが、うーん、って感じだった。
別に読者への挑戦があるタイプではないけど、
動機を察することができる場面がもうちょっとあるといい気がしたなー。

表紙絵をよく頭に入れて読むと良い。

2013/11/26

文字数の多さの割に話が進まず、テンポの悪さを感じました。内容的には連続バラバラ殺人犯が誰かとの好奇心をそそられます。終わり方が、伏線を残したままでしたので何とかしてほしかった。

2013/11/12

図書館で。少し前に平積みでよく見かけたので借りてみました。

正直な感想を言わせてもらえばその場でなにがなんでも子供を注意すべき。そうしなかったその場に居た大人が悪いし責任があると私は思います。しかも大人になってから報復されたって正直訳わからないと思うんですよね。そして甥っ子君の挿話が思わせぶりすぎて…不可解。彼の過去とか女性関係とか本編に何か意味があったのだろうか？という訳で消化不良な感じでした。

栃木訛りの刑事さんは愛嬌があって愛せるキャラなだけに残念です。ちょっと独りよがりだと思うのです。