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ピース の商品レビュー

2.7

383件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    50

  3. 3つ

    160

  4. 2つ

    108

  5. 1つ

    33

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2015/07/06

はじめ登場人物の区別がつかなかった。 ……読み方が悪かったのかもしれない。 ピースの意味は「なるほど」と思ったし、伏線も振り返ると「なるほど」と思った。 犯人側の感情がうまく掴めなかった。 主人公?の過去が中途半端に明かされたのも少しモヤモヤと残った。 あのお店には、以前の...

はじめ登場人物の区別がつかなかった。 ……読み方が悪かったのかもしれない。 ピースの意味は「なるほど」と思ったし、伏線も振り返ると「なるほど」と思った。 犯人側の感情がうまく掴めなかった。 主人公?の過去が中途半端に明かされたのも少しモヤモヤと残った。 あのお店には、以前のような賑やかさは戻るのか、それともジュークボックスから流れる音楽だけになるのか。 誰か幸せになれたのだろか?

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2015/07/05

樋口さんの作品を読むのは初めて。個人的に馴染みある地名が多く出てきて、物語にもグッと入りこむことができた。会話部分などは地域の方言を多く使っていて埼玉県民、特に秩父地方出身者には楽しめる要素がある。 意外な展開になりつつも、登場人物たちの謎めいた行動や関係性を最後まで引っ張りなが...

樋口さんの作品を読むのは初めて。個人的に馴染みある地名が多く出てきて、物語にもグッと入りこむことができた。会話部分などは地域の方言を多く使っていて埼玉県民、特に秩父地方出身者には楽しめる要素がある。 意外な展開になりつつも、登場人物たちの謎めいた行動や関係性を最後まで引っ張りながらも結局その謎が謎のまま終わるという謎も残るが。

Posted byブクログ

2015/05/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

*埼玉県の片田舎で起きたバラバラ殺人事件。県警ベテラン刑事は、一見関連のない被害者の右手にある特徴を発見するが・・・* 「うまい。うますぎる。これはただものではない。文章がいい。会話がしゃれている。人物が生きている。プロットにキレがある。ストーリーにコクがある・・・」解説通りの、豊潤な物語空間。いくつかのピース(断片)が組み合わさって浮かび上がるもう一つの「ピース」。不気味な表紙に納得。

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2015/03/21

書店でのポップが良くてかなり気になっていた作品。 たまたまブックオフで100円で売っているのをみかけて購入。 期待度が100%だっただけに、先を焦りすぎてしまった。 この作品は多分、登場人物の会話や人生を楽しむものであって、殺人事件の解決を楽しむものではなかったのかも(^_^...

書店でのポップが良くてかなり気になっていた作品。 たまたまブックオフで100円で売っているのをみかけて購入。 期待度が100%だっただけに、先を焦りすぎてしまった。 この作品は多分、登場人物の会話や人生を楽しむものであって、殺人事件の解決を楽しむものではなかったのかも(^_^;) 伏線らしきものがあったが、何だか消化不良で終わってしまう。 あれはじゃあ、何だったの?この人とこの人は結局どんな関係だったの??と。

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2015/02/15

初めての作家さんでした。 読後の感想は、前半はまどろっこしく感じるも後半は一気読みしてしまうほど筆力は強いと思う。 ただ、女子大生・咲との関係や最後の老刑事の推理の場面など、もう少し丁寧に描いてほしかったな・・・

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2015/07/15

おぉ、ものすごい賛否両論苦笑 大どんでん返し!ということで読んだが、まぁ拍子抜けと言えば拍子抜け。 表紙の意味がわかったぐらいか(拍子にかけているわけではない) あの人結局なんなんだろうっていうのはある。そしてそのことについてパッと見た書評では誰も触れていないのが面白い笑

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2014/11/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

これは失敗。 秩父の山奥で、バラバラ殺人が3件。被害者3人の共通点がわからないまま、3分の2ストーリーは進んでいく。 手の平がピースサインになっていることがカギなのだが… ついに、御巣鷹山の事件の時に、ピースサインでふざけていた子供が狙われているのだと判明。犯人は自爆してしまう。で、終了かと思いきや、バーのマスター八坂は元公安。被害者も犯人もバーの常連。警察は、出合うように仕組んだのではないか、と八坂を疑い、去っていくー

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2014/10/20

序盤は登場人物の名前が覚えられないほど地味な 流れだか、後半から一気に動き出すシフトチェンジ 的展開はよかった。ハテナな表紙絵の謎もとけるし

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2014/09/27

思わせ振りな設定は回収されず…というよりその必要のないままに終わり、犯人は全然マークしてない…というか、マークしようがない。一度触れてれば伏線、ということではないだろう。 どんでん返しを狙っているのかも知れないが、そのせいで、事件の扱いがおざなり。

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2014/08/17

「彼女はたぶん魔法を使う」で大変気に入ったので、 樋口有介氏の著書をとりあえず購入。 いやいやこらまた...面白くて一気読み(^o^ 秩父の山中で起きた「連続バラバラ殺人事件」を、 定年近いベテラン刑事が追いかける、というもの。 この「秩父弁をしゃべる老刑事」をはじめ、 登場人...

「彼女はたぶん魔法を使う」で大変気に入ったので、 樋口有介氏の著書をとりあえず購入。 いやいやこらまた...面白くて一気読み(^o^ 秩父の山中で起きた「連続バラバラ殺人事件」を、 定年近いベテラン刑事が追いかける、というもの。 この「秩父弁をしゃべる老刑事」をはじめ、 登場人物たちがみな魅力的で(^ ^ 元公安のバーのマスター、その甥っ子で バーを手伝う謎の多い青年、アル中女子大生、 東京から流れてきたピアノ弾き... 一癖も二癖もありそうで、それでいて 実際にいそうなリアリティのある人々。 静かな田舎町の静かなバーでも、 それぞれにドラマを繰り広げる人々。 本当に終盤に至るまで明かされることのない タイトルに秘められた深い意味。 意外な形ではあれ、一応事件が集結した後で、 老刑事の執念によって明かされる意外なカラクリ。 何ともはや、本当に隙がない(^ ^ ある意味「この登場人物ならではの事件」なのだが、 同じ主要メンバーで続編を読みたい作品である(^ ^

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