ピース の商品レビュー

樋口有介【著】

2021/05/19

ちゃんと回収して欲しかったというのは確かにあるけど、話としてはそれなりにまとまってる。宣伝が下手なのか、読み手が意気込んで読むと結構先が見えるというか、そこまで意外性が強い作品ではないと思うのであまり煽らない方がいいのではと。気張らず読む方がよさそう。喫煙マナー悪すぎ。

2021/01/21

ポップなタイトル「ピース」に目が止まり帯には「意外な犯人、ラストのどんでん返し」でゲット!
意外な犯人と言うより『圏外』でした。
犯行動機もなんか無理矢理って感じで入り込めなかったです。

2020/12/16

読み終わったあと、心がざわつく作品でした。

確かに動悸や犯人については、結局のところ真相はどうなの？って場面はあったけれど、逆に妄想を掻き立てられて嫌いではなかったです。

ただ所々出てくる情景描写が細すぎて読みづらかったのと、キーになると思っていた人物たちの関係性が説明ないまま終わってしまって、そこはちょっと残念でした。

2020/12/11

結構長いこと積読状態だったけどやっと読み終わった。なんだか最後がなんだそれって感じ。
村上春樹ならまだしもミステリーでこれだけ伏線ばら撒きながらほとんど回収しないとか、なんで突然犯人がわかっちゃうの？って感じの急展開もないし。
そんなストーリーがどうとかより気になったのはこの作者のどうでもいい描写を細々と表現するところと意味もなくタバコばっかり登場人物に吸わせるところ。それってほんとに必要？
とりあえず自分にはあわない作家さんだったかなぁ。

2020/05/09

買ってから積読。
寝かせて寝かせて、読むのに9年かかりました（笑）自宅で自粛のこの際に読み片付けました。
まー、やっぱちょっと読み辛い。

2020/05/02

樋口ミステリーの真骨頂！って書いてあったので、樋口さん知らないけど、購入してみました。内容は埼玉は秩父のバー「ラザロ」が舞台です。バーのマスター。寡黙な青年。個性的な常連さん。とそこに、なぜか連続バラバラ殺人事件！引き込まれそうで引き込まれないストーリー展開。そして…

おそらく、ベテラン刑事の秩父弁がだんだんと面倒くさくなってしまうのがよくなかったかな。あとは、風呂敷を広げすぎて、最後に「キュッ！」ってしめちゃったような。この荒さが真骨頂だったのかな。

2019/11/05

あらすじ
埼玉県北西部の田舎町。元警察官のマスターと寡黙な青年が切り盛りするスナック「ラザロ」の周辺で、ひと月に二度もバラバラ殺人事件が発生した。被害者は歯科医とラザロの女性ピアニストだと判明するが、捜査は難航し、三人目の犠牲者が。県警ベテラン刑事は被害者の右手にある特徴を発見するが…。

2019/11/04

どうでもいい箇所の描写がやけに細かく、途中で何度も脱落しそうになったが結末を知らずに終わるのも嫌だったので意地で読了。いやしかし、動機に説得力がないし、犯人ではなかった人物の処理もよく分からない。いや、とにかく、ほんとによく分からない小説だった。

2019/11/04

夏休みの絵日記のような表紙と猟奇っぽいあらすじのギャップに惹かれて表紙買いしたのですが、そのギャップこそストーリーのキモだったのかな、と。

片田舎のスナック、そこに集まる人達が中心に話が進んでいくかと思いきや、いきなり登場する人物が突然ストーリーの中心に絡んできたり、重要なのかと思われた人物が結局何事も無かったり。数々のミスリードに引っかかりながらグングン読み進める事が出来ました。

明かされるまで犯人全然わからんかったし、エピローグでのさりげなさ過ぎるどんでん返しにもやっぱり驚かされました。犯人ばらしの時点で捨ててた可能性がまた戻ってくる感じたまらない。

2019/08/11

埼玉県北西部の田舎町でおきるバラバラ殺人事件の話。

犯人と動機がなかなかわからない…⇒あきらかに梢路が怪しいけど…怪しすぎてミスリード？⇒犯人その人か！動機もなるほど⇒ラストでえーーー？あ、えー？ってなった。

あっという間に読めた！
ただ、ラストはどんでん返し感あったけど、なんか魔法使い的というか…もうちょっと具体的にどうやったかとか伏線をしりたかった。
それに、アル中の女子大生や梢路の伏線も、結局なんだったの？感ある。。