ピース の商品レビュー

樋口有介【著】

2011/09/27

独特の空気。しっとり淡々と進むけど引き込まれるかんじ。登場人物がみんな個性的。
一応犯人も明かされるし、事件も収束するけど、何が真相だったのかとか、ショウジの過去についてとか、ぼんやりしたままだったなー。
でも後味の悪いかんじじゃなくて、ただ気になる！てかんじが残ったかな。

2011/09/27

他の人が書いたレビューに完全に同意。本屋の煽りが面白そうすぎる。伏線回収されず。でも伏線が全部回収されないのもそれはそれで乙かもしれないし、普通に面白い小説なので悪いのは全部本屋ということか。葱が生で食べたくなる一冊。

2011/09/27

樋口作品にしては珍しく、生意気で魅力的な若い女性が登場しない。
何となく全体がボケたイメージで、ラストも曖昧。多くの人がコメントしているように、何故本屋であれほどPOPを付けてまでお勧めしているのかが謎でした。彼にはもっといい作品がたくさんあるのに．．．

2011/09/24

樋口有介の地方都市シリーズ。今回は山深い秩父が舞台で閉鎖的な盆地の風土と刑事の牧歌的な秩父弁が印象的だった。平和な埼玉県の山あいで発生した連続バラバラ殺人。被害者のミッシングリングは何か。オーソドックスな謎と設定ながら、町のバーに集う人々の怪しい行動がサスペンスフルな効果を作品全体に与えている。謎が解けた時に表紙の絵の意味が判明すると言う趣向は面白かった。舞台が秩父の意味も理解できる。その辺りの作り込みはいいのだが怪しい人々の集うバーが消化不良気味なのが惜しい。

2011/09/23

本屋のPOPに誘われて購入。けっこうサクサク読み進められた。最後はなるほどと思ったけど、結局飲んだくれの女子大生は何だったんだろう？

2011/09/23

なるほど。それで、この表紙なんだね。
この著者の作品を読むのは初めて。読みやすくてさくさく進みました。宿直のお供にちょうど良かった。

2011/09/23

ストーリー構成は面白かったが、個人的には描写が事細かくて中盤まで読み進めるのがちょっとしんどかった。
目線もキャラ目線だったり第三者的だったりとわかりづらかった。
ただその分キャラクターが個性的でシリーズがあれば読んでみたいと思える本だった。

2011/09/21

あまりにも本屋さんのＰＯＰがオススメしているので読んでみたけれど。。

そのＰＯＰのせいで犯人の動機がほぼわかってしまっていました(^^;)

帯にも意外な犯人、ラストのドンデン返しと書いてるけどそうでもない

とっても丁寧に人物描写や風景描写が書かれているけど、そんな必要なかったんじゃないかってくらいあっさり終わってしまう

すごく興味深い人物がでてくるんですけどね

それもとくに生かされず終わる(笑)

なんだか消化不良です

2011/09/20

え～…そんなにですか？？本屋で手書きのポップがあったので、そんなに面白いのかと思って買いましたが…。全体的にキャラを消化しきれてない感じ。梢路のキャラをもっと掘り下げた事件の話にしたら面白い作品になったのではないかと思う。学校の先生が亡くなったのかわかりずらい。最後の意外な裏幕もイマイチ弱い気がしました。
先に期待が大きいと、読んでみてそうでもなかったな、と思われてしまうパターンな気がします。本屋はあまり煽らない方がいいと思います。星2・5

2011/09/19

どこの本屋さんでも宣伝していたので、買ってみた。埼玉県の秩父が舞台。後半から犯人が誰なのか読めたが、最後は消化不良で終わった感じがした。