架空の球を追う の商品レビュー

森絵都【著】

2010/09/22

短編集。11編。
日本の話や外国の話、どれもバラエティに富んでおもしろく読んだ。とくに「パパイヤと五家宝」の高級スーパーと牛脂の話、思い出してもくすっとくるよ。

2010/08/16

本当に短いお話がたくさんつまった短編集。どの話も短いんだけど、心にすうっと入ってきたり、ぎゅっとつかまれたり、笑えたり、じんとさられたり。
味わいを楽しめる素敵な短編集でした。

2010/08/11

　短編集。生きている人のあったかさがある作品。「パパイヤと五家宝」がいい味だしてる。思わず、五家宝というお菓子がどんなものか調べてしまってくらい。
　私は森先生の作品は長編の方が好きみたい。

2010/08/01

日常の中にちりばめられた、おかしなこと・すてきなこと。
さらりと読めてくすりと笑える、森絵都さんらしい短編集。

2010/07/17

森絵都らしくない短編集。
読後感があまりよくないのは不思議でした。
ザラリとした読み心地でした。

2010/05/31

読みやすくて面白い。。中学生女子の気分が何となく分かる。また、変わった名前というキーワードと中学生という大人でもない子供でもない不安定な立場とのリンクの仕方がうまかった。軽く読めるけど深い部分がしっかりとある作品。

2010/04/28

昔からファンです◎
おもしろかった…(*´∇｀*)
私は、こーゆうの好き♪
最後の話はなんだか、じわっとしました。

2010/03/20

直木賞作家だ～「架空の球を追う」（ボールなしでフライを捕る練習をするコーチと少年たち）「銀座か，あるいは新宿か」（年に二回の飲み会でお得なのはどちらか）「チェリーブロッサム」（土手で桜を背景に撮った写真の男の視線は・・・ホームレスの男は態と転んで）「ハチの巣退治」（裏の窓下にできた蜂の巣を取り外すのは何でも屋のジョージ）「パパイヤと五家宝」（高級食材を吊られて買って五家宝を入れて我に返る）「夏の森」（４２０円で買ったカブトムシを都立公園に放す時に思い出した自由奔放な生き方）「ドバイ＠建設中」（お見合いクラブで知り合った男とドバイに行き）「あの角を過ぎたところに」（なくなった料理屋を通り過ぎたタクシーの運ちゃんはバイトをしていた親方を捜す）「二人姉妹」（何だか距離を置いてしまう姉妹の共通の関心は宇宙人）「太陽の歌」（難民キャンプで見せ物にされる女は二度と見せないと考える）「彼らが失ったものと失わなかったもの」（スペインの空港で赤白ワインのギフトを買った英国人夫妻は１００ｍもしない内に落として割ってしまう）～１９６８年東京生まれ，早稲田卒。「風に舞いあがるビニールシート」で１３５回直木賞・・・ビニール袋を連想していた（レジ袋ね）

2014/05/06

タイトルかっこいいなーと思ったら欽ちゃん走り…。
蜂の巣退治、パパイヤと五家宝あたりが好きかなー。
ショート・トリップのが断然好きみたい。

2010/02/01

図書館。

ほんわか温かい短編集。
どれもいいけど、「二人姉妹」のラストは爆笑。
そうそう、姉妹ってこういうものだよｗ
(10.01.31)