男道 の商品レビュー
人には誰にも言えない過去がある。 人知れず苦しい思いをした日々がある。 そんなとき 彼は何を思ったか。 その時々の心の叫びがおさめられた本である。 それ以上に印象的なのは、彼の人間性である。 これからの彼の活躍が大いに期待されるところである。
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読み始めたら、止まらなくなりました。読みながら涙が浮かぶ場面もありました。 プロローグから引き込まれます。 清原選手が野球を始めるきっかけから、リトルリーグ、PL学園に入学する経緯(最初は天理高校に入るつもりだったとは知りませんでした)、桑田投手との友情、運命のドラフト、西武ラ...
読み始めたら、止まらなくなりました。読みながら涙が浮かぶ場面もありました。 プロローグから引き込まれます。 清原選手が野球を始めるきっかけから、リトルリーグ、PL学園に入学する経緯(最初は天理高校に入るつもりだったとは知りませんでした)、桑田投手との友情、運命のドラフト、西武ライオンズの温かさ、巨人軍からの仕打ち、仰木監督からの誘いなど。
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字が大きいのもあるけれど、一気に読破。文才があるとかないとかではなく、とにかく、ぐわしっと心を引き込む力のある文章です。カバーをはずした表紙がまたいい。こんなに人を惹きつける選手、いまはいないねー。中田にゃ荷が重い。
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男・清原の自叙伝。 この本を読んで、清原現役時代のあれやこれやが、 全てわかる。 桑田との友情の裏側や長淵剛との関係も美しい。 男気と無謀の境をいったりきたりと 苦悩するスターの内面が露わに。
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私が筋肉派が好きなのは、それが分かりやすい努力の証だから。 無駄な部分に肉がなく、普通なら存在しない部分に肉がある、 それは高い志と鬼のような努力がなければ到達しえない状態だから。 私が好きな武士なんであります。 キヨハラがいるトータルワークアウトに入会したのも、 ただ筋肉ラ...
私が筋肉派が好きなのは、それが分かりやすい努力の証だから。 無駄な部分に肉がなく、普通なら存在しない部分に肉がある、 それは高い志と鬼のような努力がなければ到達しえない状態だから。 私が好きな武士なんであります。 キヨハラがいるトータルワークアウトに入会したのも、 ただ筋肉ラブというわけではないのですよー。 あっ、ただの筋肉の話で終わりそうでしたが、 人をひきつける人ってこういうことできるんだよな、と、 登場する仰木監督、桑田投手、王監督の言動に感じました。 1時間で読めるので、ぜひ。
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追い続けた夢があった 支えてくれた家族がいた 育ててくれた恩師がいた 追いかけ続けた人がいた 共に歩んだ友(ライバル)がいた そして どんなに蓋をしても 忘れられない夢があった
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人生は思い通りにならないことの方が多い。 だから強くなれる。 ドラマだらけの人生ですね。 引退後の清原選手の人生が楽しみです。
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僕は清原和博を知っているつもりで、何も知らなかった。 よく考えれば、その通りだ。 マスメディアを通じて、知っているつもりになっていただけだった。 この本に書かれていることは、清原の目から見た清原だ。 つまり、清原を見てきたその他の人たちの発言では無い。 それを差し引いたとし...
僕は清原和博を知っているつもりで、何も知らなかった。 よく考えれば、その通りだ。 マスメディアを通じて、知っているつもりになっていただけだった。 この本に書かれていることは、清原の目から見た清原だ。 つまり、清原を見てきたその他の人たちの発言では無い。 それを差し引いたとしても、清原という人間が野球漬けで、野球しか知らず、野球だけで40歳を迎えたことが窺い知れる。 「容疑者 室井慎次」で、後藤田正晴風の老人が室井にこう言っていた気がする。 「あいつら(室井を陥れようとする警察官僚)は、怖いんだよ。君の、正義がね」 きっと、彼らは怖かったのだ。 清原の持つ、野球への直向きな気持ちに。 この本を読んで、そう思った。 清原を見て、きっと清原を悪く言ってしまう人は、自分の空虚さに気付き、そんな自分を知りたくないから、清原を悪く言ってしまうのだと思う。 清原という存在は、4番打者を照らす鏡であり、野球に取り組む鏡であり、野球人にとっての鏡だったのではないであろうか。
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