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雪の断章 の商品レビュー

3.8

149件のお客様レビュー

  1. 5つ

    39

  2. 4つ

    43

  3. 3つ

    37

  4. 2つ

    13

  5. 1つ

    3

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2014/03/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

飛鳥の思い込みの激しさや、すべてを善悪、勝ち負けで決めつけてしまうところ、もちろんそれは意図して描かれたものではあるけど、最後まで共感できずにずーっと嫌な気持ちのまま読み終えてしまった。 文章も私は相性悪いみたい。題材は興味深いし、別の作品に同じキャラクターが出るものがあるらしいので気になるけど、いつか読むかなあ。。

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2014/02/11

出張中に本屋さんで発見した1冊。 新刊かと思って読み進めるとかなり時代背景は古い感じ。感性が本当に瑞々しくて感動した。書かれた時代は少し古いけれど実際に読んでその古さは感じない作品。

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2013/07/19

ミステリーなのに心理描写がしっかりしていて、かつ文章が綺麗。読みやすくもあり、一気に読了しました。 主人公の少女ならではの繊細な心の動きが美しく、モチーフに雪を使った理由がよく分かります。

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2012/12/18

■雪が幸せを運んでくる__ 迷子になった五歳の孤児・飛鳥は親切な青年に救われる。2年後、引き取られた家での虐めに耐えかね逃げ出した飛鳥に手を伸べ、手元に引き取ったのも、かの青年・滝杷祐也だった。飛鳥の頑なな心は、祐也や周囲の人々との交流を経て徐々に変化してゆくが……。ある毒殺事...

■雪が幸せを運んでくる__ 迷子になった五歳の孤児・飛鳥は親切な青年に救われる。2年後、引き取られた家での虐めに耐えかね逃げ出した飛鳥に手を伸べ、手元に引き取ったのも、かの青年・滝杷祐也だった。飛鳥の頑なな心は、祐也や周囲の人々との交流を経て徐々に変化してゆくが……。ある毒殺事件を巡り交錯する人々の思いと、孤独な少女と青年の心の葛藤を、雪の結晶の如き繊細な筆致で描く著者の代表作。

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2012/04/11

私この手の話、弱いんです。 飛鳥の強情な正確には裕也さんたちだけでなく、読者も手をやきましたが笑 不思議とだんだんこの子に感情移入してしまうのです。 最後の終わり方にはびっくりして思わず放心してしまいました。 このあと二人には癒えない傷が残ると思いますが幸せになってもらいたい...

私この手の話、弱いんです。 飛鳥の強情な正確には裕也さんたちだけでなく、読者も手をやきましたが笑 不思議とだんだんこの子に感情移入してしまうのです。 最後の終わり方にはびっくりして思わず放心してしまいました。 このあと二人には癒えない傷が残ると思いますが幸せになってもらいたいと切に願いました。。

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2012/01/29

4年前に見かけたとき表紙が好きだなと思ってた本。 関東で雪が降ったのでなんか雪の本が読みたくなって購入。読んでるときにはもう雪溶けてたけど‥。 文章や表現の端々から雪への愛が伝わってきます。「白」をイメージさせる文章です。いろんな意味で。 飛鳥や裕也さん、みんないろいろな葛藤を...

4年前に見かけたとき表紙が好きだなと思ってた本。 関東で雪が降ったのでなんか雪の本が読みたくなって購入。読んでるときにはもう雪溶けてたけど‥。 文章や表現の端々から雪への愛が伝わってきます。「白」をイメージさせる文章です。いろんな意味で。 飛鳥や裕也さん、みんないろいろな葛藤を抱えながら生きている。飛鳥の強情な性格や考え方は好きじゃないけど、この子かわいい。 そして私は史郎さんとメロンジュース屋?のおじさんがすきでした。 ページをめくる手が止まらなかった本は久々です。暇つぶしで読めない。

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2012/01/28

これ結構前に読んでたはずなのに登録わすれてた。 読み終わるのがもったいない本だった。 史郎さん……(´;ω;`)

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2011/12/10

少女を救済するロマンのミステリー**大きなどんでん返しはないけれど、じわじわ根本から種が見えてくるような感じ。

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2011/10/10

札幌が舞台ということで期待して読みましたが…浅い。 ストーリーの浅さばかり気になって、登場人物の心情にあまり共感できなかった。

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2011/09/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

孤児の飛鳥は迷子になった雪の日に祐也と出会う。二年後、引き取られた家での虐げに耐えられなくなった飛鳥は再び祐也と再会し、祐也は飛鳥を引き取る事を決める。祐也の元で周りの人達の優しさの中育った飛鳥だったが、ある毒殺事件をきっかけに少しずつ捻れていく。 読み進める手が止まらなかった。飛鳥の心の闇と祐也の優しさ、とにかく皆に幸せになって欲しかった。ラストは最高のハッピーエンドとはいかなかったけど、この結末でよかったと思う自分もいる。願わくは、二人がいつまでも側に寄り添い続けられますように。

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