キネマの神様 の商品レビュー
ディレクターズカットの方を先に読んでからこちらを読んだ。全然面白さが違う!断然こちらが良い! マハさんの繊細で巧みな表現力で物語が極めて滑らかに流れて、すすすい〰️っと読み進められて、気がついたら読み終わっていた。 合掌。
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映画好きな父と娘の話。 ギャンブル依存症の父。関わっていたプロジェクトから外され、会社を辞めた主人公。 2人の共通の趣味というのが映画。 映画をきっかけに、新しい会社に勤める主人公。そこに関わることになる父親。 色々なことがあるのですが、好きな人たちと、好きな映画館で、...
映画好きな父と娘の話。 ギャンブル依存症の父。関わっていたプロジェクトから外され、会社を辞めた主人公。 2人の共通の趣味というのが映画。 映画をきっかけに、新しい会社に勤める主人公。そこに関わることになる父親。 色々なことがあるのですが、好きな人たちと、好きな映画館で、好きな映画を見るって最高!という話だと思います。 最後はウルウルでした。
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映画版がとても好きで、原作も気になり読みました。 映画版とは設定以外ほとんど違う内容でしたが、映画愛がひしひしと伝わってくるのは共通していました。 好きな映画についてブログで語り合うことで、主人公の父ゴウちゃんがこれまでの人生では考えられないほどに生き生きとしてきます。好きなこと...
映画版がとても好きで、原作も気になり読みました。 映画版とは設定以外ほとんど違う内容でしたが、映画愛がひしひしと伝わってくるのは共通していました。 好きな映画についてブログで語り合うことで、主人公の父ゴウちゃんがこれまでの人生では考えられないほどに生き生きとしてきます。好きなことを自由に思う存分話す場や相手の存在の素晴らしさを感じられました。また、それだけのパワーが映画にはあるんだなと思いました。 私も映画は好きですが、DVDやシネコンで観ることが多く、今作を通して映画館で観るからこそ感じられるスケールや高揚感をもっと大切にしたいなと思いました。名画座には行ったことがありませんが、とても興味が湧きました。 登場人物たちにとってこれだけ好きと言い張れるものが映画なら、私にとって小説がその位置に来るのかと考えたりもしました。仕事として関わったりバリバリ評論したりしなくても、本が好きな人と繋がったり、今より強く本好きと言えるように、もっと本を読みたいと思わせてくれる作品でした。
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ギャンブル依存症の80才、もう人生終わった感あるのに映画を語らせたら終わらない。 感受性豊だし認知症になってもおかしくないお年なのに記憶力凄すぎて夢みる少年のように熱量が半端なく伝わってきました。 そんなゴウちゃんだからこそ周りにも熱量伝わって奇跡が起こるんだなぁと感じました。 ...
ギャンブル依存症の80才、もう人生終わった感あるのに映画を語らせたら終わらない。 感受性豊だし認知症になってもおかしくないお年なのに記憶力凄すぎて夢みる少年のように熱量が半端なく伝わってきました。 そんなゴウちゃんだからこそ周りにも熱量伝わって奇跡が起こるんだなぁと感じました。 ネットカフェでブログ書いてるとかぶったまげました。 「ニュー・シネマ・パラダイス」観てみたくなりました。 読んだあとにプライムビデオで映画見ましたがストーリーが違いすぎてあれは別のお話ですね。
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先にディレクターズカット版を読みましたが、断然オリジナル版の方に心揺さぶられました!登場人物全員が映画を愛する気持ちに溢れており、自分も映画館で大切な人たちとお気に入りの映画を観たいと思います。
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登場人物の、弱いところも、情けないところも、頑ななところも、読み終わったら好きになっている。 やはり!名画座で映画、観たくなった。
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借金癖があり、ギャンブル依存症の主人公の父の趣味は映画。入院と、妻娘から借金の肩代わりをしない、と言われたことから、安く映画を見るためにネットカフェへ。インターネットも知らなかったが、そこで、ブログに出会う。それが娘の就職、ブログの開設、アメリカ人とのブログ上でのやり取りへと発展...
借金癖があり、ギャンブル依存症の主人公の父の趣味は映画。入院と、妻娘から借金の肩代わりをしない、と言われたことから、安く映画を見るためにネットカフェへ。インターネットも知らなかったが、そこで、ブログに出会う。それが娘の就職、ブログの開設、アメリカ人とのブログ上でのやり取りへと発展し、様々な人の人生が変わっていく。 映画化されているので、原作を読んでみようと。2008年の本なのに、図書館では予約待ち。映画化で人気再燃か。 読みやすく、あっという間に読了。ホッコリ、スッキリ。
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言葉が透き通ってて、読みやすいし、スッと入ってくる。 この人の本は、家族で歩く夕焼けの河原のような、懐かしさと温かさを感じられる。 これこそが物語といえるんやろうなと感心させられる。 失敗して、挫折して、それでも前を向いて頑張れと背中押してくれ、映画が観たくなる素敵な小説だった。
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純粋な"好き"を追求することで満たされる幸福に代わりはない。 映画未視聴。勝手に妄想、 父→國村隼さん 娘→水川あさみさん or ともさかりえさん 想像して脳内再生。
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あー、よかった。もう一回読もう。 後半にかけて一気に乗る感じでスピードが上がって読み終わった。 ここまで好きになれることがすごい。 原田マハさんはどの本も小説なのに専門的で圧倒される。
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