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キネマの神様 の商品レビュー

4.3

184件のお客様レビュー

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2020/03/16

いゃ〜、これも面白かった。 十数年前に書かれた名画座映画館応援ワクワク感動小説。 ローズ・バッドとゴウ2人のいちばん好きな映画はなにか? シチリアの海、黄色いレモンでGoogle検索したら 「ニューシネマパラダイス」であった。 何十年と映画館に行っていないが、新型コロナが終息した...

いゃ〜、これも面白かった。 十数年前に書かれた名画座映画館応援ワクワク感動小説。 ローズ・バッドとゴウ2人のいちばん好きな映画はなにか? シチリアの海、黄色いレモンでGoogle検索したら 「ニューシネマパラダイス」であった。 何十年と映画館に行っていないが、新型コロナが終息したら行って見ようかなと思った。 印象に残った文章 ⒈ いちばん好きな映画を、いちばん好きな映画館で一緒に観る。 ⒉ ゴウ。君に、“テアトルギンマク”に、神のご加護を ⒊ 私の命の灯火が尽きずに、君に会うことができたなら、そのとき、君だけに、私の人生最良の映画がなにかを教えよう。

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2019/07/16

読み始めから、途中も、読み終わるまで、ずっと幸せな温かい気持ちに包まれてた。 この本の中に書かれている、映画が別の世界に連れて行ってくれる感じ、まさにこの本がそうだと思った。 本の素晴らしさを教えてくれた本。 本の世界に連れて行ってくれる喜びを教えてくれた本。 家族っていいな、家...

読み始めから、途中も、読み終わるまで、ずっと幸せな温かい気持ちに包まれてた。 この本の中に書かれている、映画が別の世界に連れて行ってくれる感じ、まさにこの本がそうだと思った。 本の素晴らしさを教えてくれた本。 本の世界に連れて行ってくれる喜びを教えてくれた本。 家族っていいな、家族を何歳になっても大切にしたいなって教えてくれた。 本の中に出てくる映画も知ってるものばかりで楽しかった。 映画観に行きたいな!

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2019/04/03

原田マハ氏といえば、絵画作品や画家を題材にした小説が多いが、本書は映画をテーマにしている。 映画を愛する人々の映画愛が伝わってきて、穏やかになる。 また、映画だけでなく家族愛や友情、素敵な人間関係に心温まる。

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2018/11/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

図書館の本 読了 内容(「BOOK」データベースより) 四十を前に、突然会社を辞めた娘。映画とギャンブルに依存するダメな父。二人に舞い降りた奇跡とは―。壊れかけた家族を映画が救う、奇跡の物語。 映画の基礎知識があると倍楽しいはず。 名画だけでなく近頃の映画もテレビドラマもでてくるし、テンポよく楽しめました。 ラストの映画、なんだ?

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2018/10/25

映画とギャンブルに明け暮れていた父親と突然会社を辞めた娘。とにかく映画好きな父親、その血を受け継いだ娘。ひょんなことからゴウちゃんとして映画評論をはじめた父親のゴウちゃんと論争をするアメリカ人の謎のブロガー、ローズバッド。評判をよぶ二人に感動の結末が。 映画好きとしては最高の作品...

映画とギャンブルに明け暮れていた父親と突然会社を辞めた娘。とにかく映画好きな父親、その血を受け継いだ娘。ひょんなことからゴウちゃんとして映画評論をはじめた父親のゴウちゃんと論争をするアメリカ人の謎のブロガー、ローズバッド。評判をよぶ二人に感動の結末が。 映画好きとしては最高の作品。いろいろな名画の評論、シーンが読んでいるうちに目の前に広がっていきます。 確かに、学生の頃はよく名画座に行ったものです。ついつい引き込まれてしまいます。感動しました。

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2018/09/24

とても素敵な映画を観終わったような気持ちです。 最初は、とんでもない父親にムカつきました。 娘として寄り添えない気持ちを抱えつつも、親として突き放すことも出来ない、そうしているうちに何かが変わっていく、それは仕事を辞める決断をした時から、始まっていたんじゃないかと思えました。 ...

とても素敵な映画を観終わったような気持ちです。 最初は、とんでもない父親にムカつきました。 娘として寄り添えない気持ちを抱えつつも、親として突き放すことも出来ない、そうしているうちに何かが変わっていく、それは仕事を辞める決断をした時から、始まっていたんじゃないかと思えました。 一つの事を一生懸命向き合う事の大切さを観せてもらった気がします。波紋が広がるように、周りの人達もどんどん変わっていく様子が素敵です。 何度も何度も涙してしまいました。

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2018/08/04

良かった。泣けた。 さまざまな年代や立場の人が出てきて、それぞれの悩みや葛藤に映画が寄り添っている感じ。 ローズ・バッドとゴウちゃんの人生最良の映画は、私の大好きな映画だったことも嬉しい。 原田マハさんの小説には、いつも英語のタイトルも添えられている。なるほど、こういう訳にな...

良かった。泣けた。 さまざまな年代や立場の人が出てきて、それぞれの悩みや葛藤に映画が寄り添っている感じ。 ローズ・バッドとゴウちゃんの人生最良の映画は、私の大好きな映画だったことも嬉しい。 原田マハさんの小説には、いつも英語のタイトルも添えられている。なるほど、こういう訳になるんだ、と英語力に尊敬することが多いけれど、今回は何故この英語タイトルになったのかな?と不思議だった。終盤でその理由が分かりました。

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2018/07/26

もっと前から読んでいれば良かったと本当に思った作品。 後半随所で泣いてしまった。 原田マハさんの代名詞でもあるキュレーターの経験を活かした「アート」をテーマにした作品が大好きなのですが、この作品のタイトルを見たときに「実在の映画を題材にしたフィクション?」と勝手に想像していました...

もっと前から読んでいれば良かったと本当に思った作品。 後半随所で泣いてしまった。 原田マハさんの代名詞でもあるキュレーターの経験を活かした「アート」をテーマにした作品が大好きなのですが、この作品のタイトルを見たときに「実在の映画を題材にしたフィクション?」と勝手に想像していました。 でも実際は「今までとは違う環境の中で生きていかなければいけなくなった女性や、決して順風満帆では無い家族の再生」が描かれている作品で、しかもそれが本当に読み物として面白く、世界観が日常の延長線上にある出来事なためすんなりと作品に入れました。 ストーリーとしては、「大手企業で大規模シネコンプロジェクトを担当しながらも40歳を前に会社を辞めた娘と映画とギャンブルに依存するダメな父。そんな状況の中、娘があるきっかけで業績悪化が著しい映画雑誌出版社へライターとして入社し、そこで巻き込まれた映画ブログ『キネマの神様』の運営で起きた奇跡」という物語です。(一部帯から抜粋) 確かに物語としては上手く行き過ぎなところもありますがそれはフィクションなので当たり前として、それよりも一つのことに対して真っ直ぐにそして想いと情熱を持って生きることの素晴らしさを感じさせてもらいました。そして一つのことがきっかけで人生って上手く回り出すなぁと。 何よりストーリーが読みやすく、面白く、これこそが原田マハさんの凄いところだと思います。 まだ読んだことが無い方はぜひ!

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2018/07/25

映画を愛するヒロイン歩とその父ゴウさん、名画座の老館主のテラシン、歩の元同僚の美人才媛・清音、歩が映画雑誌の老舗・映友社に入って出会った編集長・高峰女史、新村たち。そして映画ブロガー・ローズ・バッドなる人物など、本当に映画が素晴らしい世界であることを満喫させてくれる作品。一番好き...

映画を愛するヒロイン歩とその父ゴウさん、名画座の老館主のテラシン、歩の元同僚の美人才媛・清音、歩が映画雑誌の老舗・映友社に入って出会った編集長・高峰女史、新村たち。そして映画ブロガー・ローズ・バッドなる人物など、本当に映画が素晴らしい世界であることを満喫させてくれる作品。一番好きな作品を一番好きな映画館で、一番見たい人と一緒に見る!これがキーワードのようになってやはり最後はあの作品だった。シチリア島海の風景、ヴァイオリンの調べ、柔らかなピアノの音色、黄色いレモン…。著者は本当にこの作品が好きなんだ。かくゆう私自身もこの作品にとどめを刺す。本当に観終わってから幸せ感に包まれるのである。この他にもこの小説の中で取り上げられる作品は、フィールド・オブ・ドリームズ、ローマの休日、七人の侍、硫黄島からの手紙など、映画の魅力を余すところなく伝えてくれる。

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2018/04/25

本を読んで初めてこんなに泣きました。 ここ十数年は泣くということに全く縁がなかったので自分でも驚いています。 普段はこういう奇跡が起きていくって感じの作品はあまり好まない方なのですがこの作品は楽しく読めました。 読み終わってからすごく映画館に行きたくなりましたね。調べたら近くに名...

本を読んで初めてこんなに泣きました。 ここ十数年は泣くということに全く縁がなかったので自分でも驚いています。 普段はこういう奇跡が起きていくって感じの作品はあまり好まない方なのですがこの作品は楽しく読めました。 読み終わってからすごく映画館に行きたくなりましたね。調べたら近くに名画座のような映画館があるようなので今度行って見ようと思います。 自分にもまだ涙腺が生きてたというのが分かり良かったです。

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