キネマの神様 の商品レビュー
最後に映画館にいったのはいつだろう。あらためて、映画館の価値を認識した一冊。映画はやはり映画館ですな。学生時代にいった早稲田松竹や文学座アトリエが懐かしい。ニューシネマパラダイス見たくなりました。映画好きな人必読です。
Posted by
大手開発会社で仕事一筋に勤めてきた円山歩は進めていた企画から突然外されてしまう 自分の居場所を求めて退職した歩は父親譲りの映画好きが縁で映画雑誌を扱う出版社に就職するも売上に悩まされる現実が待っていた 映画好きが集まるコミュニティーサイトを作りそこから状況は好転する ...
大手開発会社で仕事一筋に勤めてきた円山歩は進めていた企画から突然外されてしまう 自分の居場所を求めて退職した歩は父親譲りの映画好きが縁で映画雑誌を扱う出版社に就職するも売上に悩まされる現実が待っていた 映画好きが集まるコミュニティーサイトを作りそこから状況は好転する シネマコンプレックスの勢いに飲まれ小さな映画館はどんどん消えていく しかし、いつまでも人の心に残る映画はそこにこそあるのではないか 映画のもつ素晴らしい魅力を伝えてくれる本です
Posted by
『四十を前に、突然会社を辞めた娘。 映画とギャンブルに依存するダメな父。 二人に舞い降りた奇跡とは−』 グイグイ引きこまれ しんみりほんわかウルウルときて 最後には心があったかくなった。 思わず二度読み。 【図書館・初読・09/92/4読了&2/6再読】 GW中はもちろ...
『四十を前に、突然会社を辞めた娘。 映画とギャンブルに依存するダメな父。 二人に舞い降りた奇跡とは−』 グイグイ引きこまれ しんみりほんわかウルウルときて 最後には心があったかくなった。 思わず二度読み。 【図書館・初読・09/92/4読了&2/6再読】 GW中はもちろん、久しく映画館に足を運んでいない昨今 黄金週間に読み返したくなった。 やはり引き込まれ、泣かされ、スッキリ。 「フィールドオブドリームス」が見たくなった。 【図書館・再読・10/5/5読了】 山田洋次版もいいけど、やはりローズ·バッドが出てこないとね。 何度読んでも泣かされる。 昼休みに読むもんじゃないな。 [何度目かわからない再読·21.4.20読了]
Posted by
『 映画館とは、実は「娯楽の神殿」のようなところではないかと思います。 あの場所は、一歩踏み込めば異次元になる結界です。映画は、結界に潜む神様への奉納物です。 小生は子供の頃より、劇場のどこかで一緒に映画をみつめるキネマの神様の存在を、幾度とな く感じたものです。この神...
『 映画館とは、実は「娯楽の神殿」のようなところではないかと思います。 あの場所は、一歩踏み込めば異次元になる結界です。映画は、結界に潜む神様への奉納物です。 小生は子供の頃より、劇場のどこかで一緒に映画をみつめるキネマの神様の存在を、幾度とな く感じたものです。この神様は捧げられた映画を喜ぶというよりも、映画を観て人間が喜ぶの をなにより楽しんでおられる。村の鎮守の神様と一緒です。神様に奉納される相撲や祭りを、 結局いちばん楽しむのは人間なのです。それを神様はわかっておられるのです。 』 『 本作は、人生でもっとも大切なことを控えめに諭してくれています。つまり、こんなことはたいしたことじゃない、またやり直せる、あるいはまたいつでもできる、と思うようなささやかなできごとが、実は人生を左右する大きなできごとになるのだ、と。 それはシューレス・ジョーにとっては八百長事件であり、町医者グラハムにとってはただ一度のイニングであり、主人公のレイの場合は父とのキャッチボールだった。 だから、どんなささいなことでも、人生でたった一度きりのこと、大切なできごとと心して、一生けんめいに臨むのがよい。小生、本作をあらためて観て、ひとつ、教えられました。 人生、一瞬一瞬、全力投球すべし。 合掌 ゴウ 』
Posted by