家族の言い訳 の商品レビュー
例えば同じ題材を浅田次郎が書いたなら 「ここで泣け!」とばかりにたたみこんでくるのだろうと思った。
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解説にもあったけれど、一見平凡に見えても、 確実に幸せを積み上げている女性の「負けどころ」「引きどころ」を知る本当の賢さに納得。 負けてあげられる余裕、引いてあげられる余裕。 私に欠けているものは、それだ。
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タクシーの運転手と星空を眺める。 教え子と結婚して、教え子と浮気された先生の話。 あまりおぼえてない。
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作詞家さんの手になる家族をめぐる泣ける話八編を収めた短編集です。読んだ感想ですが、作詞家さんの小説です。例えば泣ける短編小説の書き手として第一人者の作家、浅田次郎氏と比べると、その差を感じざるを得ません。わたしの目には小説作家としての力量に明らかな差があると見えます。とはいえ、読...
作詞家さんの手になる家族をめぐる泣ける話八編を収めた短編集です。読んだ感想ですが、作詞家さんの小説です。例えば泣ける短編小説の書き手として第一人者の作家、浅田次郎氏と比べると、その差を感じざるを得ません。わたしの目には小説作家としての力量に明らかな差があると見えます。とはいえ、読んでいて何度も目頭を熱くしました。そうです、私は涙もろい男です。
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短編集。人ってあたたかいなと思う一冊。 死のうと覚悟してきた親子がたまたま泊まった旅館のおかみに救われる。 会社をたたんだ男が乗ったタクシーの運転手に救われる。 自分もいつかは、誰かを救ってあげられるような、そんな人になりたいと思いました。
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作詞家なんだ、知らなかった。しかも女だと思ったら男。ふーん。短編「カレーの匂い」スパイスがきいてていいね。最後に「あ!そういうこと」って思った。
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短編集なんですね。 良い話ばっかりです。 最初の話の「ホタルの熱」で一気に引き込まれました。
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仕事で疲れているときに、通勤電車の中で読むのにちょうど良かった。 しんみりと心を打つ作品でした。 「おかあちゃんの口紅」 少年だった私の方が、何倍も母を喜ばせていたという一文に、自分も同じだと自覚させられました。
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泣ける本。電車の中では読まない方がいいです。短編集なんだけど、すべての登場人物の言動がすっごくリアルで、目の前に情景として浮かび上がってくるというか。。とても才能ある作家だなって感じました。ドラマ化してほしいな〜。こういう切ない中にも温かさがある物語を皆求めてると思う。
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家族は時には良い、でも長く暮らせば愚痴の一つも出てくる。 それでも、家族はいつでもつなげっていられるなんでだろう? 結局、「言い訳」が繋いでくれているのかもしれない。 苦しいから、楽しいから、何でも言い合えるから・・・。 森浩美は「言い訳」を8個の物語で書いた。 どれも、悪い...
家族は時には良い、でも長く暮らせば愚痴の一つも出てくる。 それでも、家族はいつでもつなげっていられるなんでだろう? 結局、「言い訳」が繋いでくれているのかもしれない。 苦しいから、楽しいから、何でも言い合えるから・・・。 森浩美は「言い訳」を8個の物語で書いた。 どれも、悪い「言い訳」ではない。 未来に希望がある「言い訳」。 僕らは、いつでも家族という何ともいえない「言い訳」と生きていくことになる。 おかあちゃんの口紅・・・・これは泣ける。
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