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予想どおりに不合理 の商品レビュー

4.1

168件のお客様レビュー

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    49

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  3. 3つ

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2012/01/27

たまたま知人が読み始めた本で私も 行動経済学に興味を持って読んでみましたが面白い! 経済学とは行動経済学でこんなに違うものかと 読んでいて納得する部分が多い驚き。 実験をもとに書いているところも 読みやすくて良かったです

Posted byブクログ

2012/01/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 伝統的な経済学は、人間に十分な情報を与えれば経済合理性に基づいた正しい判断を下す、と言う前提に基づいて議論を展開する。しかし、人間はどんな状況でも正しく合理的な判断を下せるわけではない、ということを主張するのが行動経済学だ。  本書では、"無料"商品を目の前にした場合の判断の誤りや、性的興奮時の衝動、ビジネスとはあまり関係ない飲み会の費用を経費としてごまかす心理など、章ごとに身近な題材を取り上げ、実験により検証し、分かりやすく解説している。文体も読みやすいので、苦心なく読めると思う。  本当に身近な題材なので、おそらく読者自身も経験したことがあるであろう不合理な判断を思い起こすことになるだろう。(ボク自身もそうだった!)  冷静に考えることができれば絶対にしない判断なのに、何故かその状況に置かれると必ず間違ってしまう。そもそも人間はそういう風に出来ているという事を自覚することで、誤りを回避するための一助になると思う。

Posted byブクログ

2012/01/16

1、相対性の真相 2、需要と供給の誤謬 3、ゼロコストのコスト   人間は失うことを本質的に恐れる   何かを無料にする 4、社会規範のコスト   社会規範と市場規範の世界に分かれている   二股させない 5、性的興奮の影響 6、先延ばしの問題と自制心 7、高価な所有意識 8、扉...

1、相対性の真相 2、需要と供給の誤謬 3、ゼロコストのコスト   人間は失うことを本質的に恐れる   何かを無料にする 4、社会規範のコスト   社会規範と市場規範の世界に分かれている   二股させない 5、性的興奮の影響 6、先延ばしの問題と自制心 7、高価な所有意識 8、扉をあけておく 9、予測の効果 10、価格の力 11、わたしたちの品性について 12、ビールと無料のランチ

Posted byブクログ

2012/01/11

期待以上に面白い。行動経済学は不勉強ですが、人は合理的な決断を下せないという現実に立脚した学問はとても面白い事実を明らかにしてくれます。

Posted byブクログ

2012/01/10

Freeから参照されていたので、読んで見ました。タイトルからはわかりづらいですが、行動経済学という分野の本です。 経済学では人は合理的な判断をすることを前提としていますが、実際には、合理的な判断はされない事、かといって、デタラメという訳ではなく、傾向は予測できる事を、実験により明...

Freeから参照されていたので、読んで見ました。タイトルからはわかりづらいですが、行動経済学という分野の本です。 経済学では人は合理的な判断をすることを前提としていますが、実際には、合理的な判断はされない事、かといって、デタラメという訳ではなく、傾向は予測できる事を、実験により明らかにしていきます。

Posted byブクログ

2011/12/24

-値の張るメイン料理をメニューに載せると、2番目に高い料理を注文する確率が上昇する -合コン -1円と無料の違いは莫大である -社会規範と市場規範、プレゼントは? -雰囲気が高級なら味も高級に感じる -人が正直に振舞うのは、その方が隣人の評価が得やすい場合においてのみで...

-値の張るメイン料理をメニューに載せると、2番目に高い料理を注文する確率が上昇する -合コン -1円と無料の違いは莫大である -社会規範と市場規範、プレゼントは? -雰囲気が高級なら味も高級に感じる -人が正直に振舞うのは、その方が隣人の評価が得やすい場合においてのみである

Posted byブクログ

2011/12/24

行動経済学に関して、実際に実験して得られて知見が描かれている。 「市場規範」と「社会規範」の使い分け。

Posted byブクログ

2011/12/06

TEDでおなじみのダン・アリエリーの本。 経済学は人間は完ぺきな理性を持っていると仮定しているが、実際はどうだろうか。自分の持っているものに対して過大評価してしまうし(質屋で金を売る....こんな安く買い取るの?!)、無料のものがあれば興味がなくてももらってしまう(もしそれが5円...

TEDでおなじみのダン・アリエリーの本。 経済学は人間は完ぺきな理性を持っていると仮定しているが、実際はどうだろうか。自分の持っているものに対して過大評価してしまうし(質屋で金を売る....こんな安く買い取るの?!)、無料のものがあれば興味がなくてももらってしまう(もしそれが5円だったら買いますか?)このように、人は実は不合理であり、よりよい決断をし、よりよい生活に改善していくために役立ちます。私は、消費者心理の目線からこの本を読んだので、また違った刺激がありました。

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2011/11/25

我々は、いかに不合理なのか、という観点による行動経済学の本。   例えば、1000円の「チョコA」と、200円の「チョコB」がある。ある店で、「チョコA」を500円引きで500円、「チョコB」を100円引きで100円で販売する。どちらか一方しか買えないとすると、どちらがよく売...

我々は、いかに不合理なのか、という観点による行動経済学の本。   例えば、1000円の「チョコA」と、200円の「チョコB」がある。ある店で、「チョコA」を500円引きで500円、「チョコB」を100円引きで100円で販売する。どちらか一方しか買えないとすると、どちらがよく売れるか。我々が合理的なら、100円しか安くならない「チョコB」よりも、500円安くなる「チョコA」を買うはずだ。実際はどうだろうか? この実験は、まだ続きがある。両方をさらに100円安くして、「チョコA」を600円引きで400円で売り、「チョコB」を200円引きで0円で販売する(というか、無料だ)。やはり「チョコA」のほうが圧倒的に得だが、今度はどうなるだろうか?   また、こんな実験も紹介されている。ある薬がある。実は、単なるビタミン剤だ。けれど、「これは薬だ」と言って飲ませれば、効くことがあるという。これは「プラセボ効果」または「プラシーボ効果」と呼ばれる有名な現象である。「病は気から」というやつだ。 この書籍で紹介された実験の面白いところは、「10ドルする薬」(実はビタミン剤)と、「10セントの薬」(なんと、10ドルの薬と全く同じビタミン剤)を飲ませたら、効果は違うのか?というところ。   他にも、 「冷蔵庫に入っているコーラは勝手に飲むが、冷蔵庫に入っている1ドルは盗らない」 「10ドルのプレゼントは人を喜ばせるが、値段のわからないプレゼント(実は10セント)も、10ドルのプレゼントと同じくらい人を喜ばせる。しかし、事前に10セントとわかっているプレゼントでは、人は喜ばない」 など、ありとあらゆる奇抜な実験によって、人間の不合理な行動を発見している。 人間の心理がいかに複雑か、がわかる一冊。

Posted byブクログ

2011/09/29

珍しく読む切るのに時間がかかった一冊。 「はぁ~!!!!」とハッとする箇所もある反面、 「で?」と思う箇所もある。 と、思う。

Posted byブクログ