ビジネスマンのための「読書力」養成講座 の商品レビュー
読書をレベル別に解説している。 具体的なおすすめの本なども書かれており、参考になった。 今実際ビジネスをしているビジネスマン向けの本だと思う。
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もちろん量も大事ではあると思うが、要するに、量より質ということだろうか。ただ速読しても、何も身につかなければ意味がない。結局、時間をかけて、本当の実力を身につけることが、早道だということ。 まったく同じことを大学時代のゼミの担当教授から、学んだことを思い出した。情報量が多い昨今...
もちろん量も大事ではあると思うが、要するに、量より質ということだろうか。ただ速読しても、何も身につかなければ意味がない。結局、時間をかけて、本当の実力を身につけることが、早道だということ。 まったく同じことを大学時代のゼミの担当教授から、学んだことを思い出した。情報量が多い昨今、速読がもてはやされてはいるが、自分にとって必要な情報、身につけるべきこと、何が大事かを見抜く力など、これらをどう磨いていけばよいかを考えさせられた。
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「はじめに」より・・・本は読み方しだいで、いくらでも、読み手の頭をよくしてくれます。いくつからの専門分野なら、読書による独学も可能です。読書は、いまも、わたしにとって最高の勉強法です。・・・ 本の読み方なんて、人から教えてもらうもんじゃないだろう?と思いながら読みましたが、この本は、今まで読んだ小宮さんの著書の中で、一番共感できるものでした。 今までの私にとっての読書は、知識を身につけることで見える世界を変えるということでした。これは養老孟司さんの本に書いてあったことで、知識を身につけることで、確かに今まで見えていた世界が違って見えることを実感できるのですが、小宮さんは、1歩進んで、読書を論理思考を身につけられるものと位置付けています。そして、論理的に優れた著者が書いた本を読むことで、より論理思考が身につきやすいとしています。 私が、この本を小宮さんの他の著書より共感できた理由は、私が論理的に理解できていない経営や会計の本ではなく、私が曲がりなりにも実践してきた大好きな読書の本だったからだと思われます。 小宮さんは、熟読により、およそ30時間で、ある分野のことがかなり理解できるようになります。と書かれています。私は、経営を理解する上で不可欠である会計の知識を身に付けたいと思い、会計の本を何冊も買いながら(小宮さんがすすめていらっしゃる稲盛和夫さんの実学も読みました)、中々理解できないでおりましたが、再度、勉強してみたいと思います。 小宮さんの「紙一重の積み重ねができる人が成功する」という言葉を信じて、これからも紙一重を積み重ねるような読書を続けていこうと思い、早速、紹介されてる本を買いあさりました。
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『「読書力」養成講座』 小山一慶 現象(WHAT)を知って、その理由(WHY)を考え、それを自分の仕事や人生にどのように生かすか(HOW)を、本を読んで身につけるのです。(p4) 本書の主題。抽象的だが覚えておく。 1 参照しながら読む。 2 イマジネーションを働かせ関連づ...
『「読書力」養成講座』 小山一慶 現象(WHAT)を知って、その理由(WHY)を考え、それを自分の仕事や人生にどのように生かすか(HOW)を、本を読んで身につけるのです。(p4) 本書の主題。抽象的だが覚えておく。 1 参照しながら読む。 2 イマジネーションを働かせ関連づけながら読む それにより「WHAT→WHY→HOW」という思考をしながら、とにかく丁寧に読むのです。(p16) さらにポイント。WHYの時点で参考をしながら読む。記憶の定着力が増すのだろう。根を伸ばすこと。 ……読書の技術というのは、「速さ」によって区別されるものではなくて、「目的」によって使い分けるべきものなのです。(p21) 同意。自分の中の基準を設ける。文学は遅くても読み込み、勉強本はなるべく速く。 速読とは、ある意味、最初からある程度決めてかかって読む読書です。……その際には、経験やそれまでの勉強が重要になります。(p50) 速読について鋭く解説していると思う。つまり経験と、勉強がともなわなければ効果は半減する。 また、わたしは、速読をする場合には、たいてい、 4 マーカーや三色ボールペンなどで、重要と思ったところに○やアンダーラインをつけていく。 ということをしています。(p55) 後から読み返すとき、やはりマーカーがあるなしでは読む速度が違う。本は売れなくなるが、見極めてラインを引きたい。三色については検討中。 ……「通読レベル1」のほうは、全体をざっと通しで読んでいって、そこから読書を楽しんだり、ある一定の知識を得るというのを目的とした読書です。……一方、通読レベル2、楽しむというよりも、勉強に重点を置いた読書です。もちろん、どちらも知的刺激はありますが、「通読レベル2」では、理論的に考えながら線を引いたり、直感的に共感したことを本にメモしながら読みます。(p74-75) 読書のレベル分けは『本を読む本』にもあったが、こちらの方が時代や自分に合っていると感じる。 読みはじめて、これは深く読んだほうがいいぞと決めたら、通読レベル2にあげるとよいでしょう。(p104) 臨機応変に。柔軟に。 「通読レベル1」は、全体をざっと通しで読んでいって、読書を楽しんだり、必要な知識を得ながら大枠をつかむことが目的となります。 「通読レベル2」では、それに加えて、ある程度の理論的思考力が身につきます。 「通読レベル1」と「通読レベル2」は中身のロジックの重さで使い分けます。…… 「通読レベル2」は、理論的思考を身につけ、自分の考えをより深めていくことを目的に、線を引いたり、メモをとったりしながら読んでいく読書法です。 「通読レベル2」で読むレベルの本をどのくらいで読むかで、「通読レベル1」や「速読」で読む本から読みとれるインプット料やそこから生まれるインスピレーション量も増えていきます。(p156) 長ったらしく引用したが、まとめ。理論的には納得できる。 自分の専門分野や興味のある分野の本を、全部読まなくてもいいから必要なところだけ、リファレンスを参照しながら読むのが、熟読です。(p187) 熟読について。じっくり読むだけでなく、参照することが大切である。 同じ本を繰り返し読む読書法が十読です。重読の目的は、自分の考えを高めることです。つまり、自分の哲学を持つことです。……すなわち、重読とは、「意味」を得るだけの読書ではなく、「意識」を高めるための読書なのです。(p202) 重読について。つまり適当な本は読めない。古典と呼ばれるものは重読に当てはまる。 ともかく書くことです。インプットは、アウトプットをともなうことによって、飛躍的に上がります。(p224) 然り。それ故の読書ノートである。
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速読、通読レベル1、通読レベル2、熟読、重読と5パターンある読書方法について書かれている。一番頭が良くなる読み方は、熟読とのこと。何冊読んだかより、読んで頭が良くなる方が読み応えがあるという。他にも、著者がすすめる本を紹介しているので、参考に読みたいと思う。
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本の読み方は人それぞれ。しかし本を読むか読まないかだと読んだ方が絶対に良い。内容はビジネスマン視点だけれど一般にも当てはまることだと思った。 自分は自然と読み方に差をつけていた気がする。作中のオススメの本はいずれ読んでみようと思う。
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一言で読書といっても、様々な読書法がある。 1速読 2通読レベル1 3通読レベル2 4熟読 5重読 自分の目的と、読む本によってどの読み方を選択し使い分けることで最大の効果をあげることができる。
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本を読むための本。速読だけではなく、通読、熟読、重読を目的によって使い分けることに関して書かれた1冊です。 量ではなく、質に重きを置いた内容で良書をどのように上手く噛み砕き、吸収していくかについて説明されています。 自分自身が量のほうに重きを置いているのでこの評価になりました...
本を読むための本。速読だけではなく、通読、熟読、重読を目的によって使い分けることに関して書かれた1冊です。 量ではなく、質に重きを置いた内容で良書をどのように上手く噛み砕き、吸収していくかについて説明されています。 自分自身が量のほうに重きを置いているのでこの評価になりましたが、インプット方法については非常に参考になりました。 また経済、会計、投資などのジャンルごとにオススメの本を紹介しているので、良書の参考にもすることが出来ました。
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この本の中の大切なキーワード論理的思考法で読み解くただ一点 。 確かに論理的にできれば物事すごくまとまるのだろうがその論理的という言葉が自分の中では曲者だ。論理、論理というけれど世の中すべてが論理では通っていないわけであり、その論理的要素も人それぞれとらえ方が違っている。論理を飛び越えた論戦に発展することにより物事スムーズに収まるところぐちゃぐちゃになることもあるのが難しい。 読書力としての方法論はその点をしっかり踏まえ論理力を正しく使う著者の本を自らの論理を使い倒し、線を引きメモを取り、あらゆる媒体を調べ倒して自らの考えとせよということだろう。 あ~自分には難しい。
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読書術は「速さ」ではなく、「目的」で使い分ける。 読む前にビジネスや社会に対する自分なりの仮説、考え方を持って読む。 5つの読書法 ・速読 速読では頭はよくならない。 速読とはあらかじめ自分が知りたいことが分かっている人が、それを手に入れるための手段。読むことではない。何...
読書術は「速さ」ではなく、「目的」で使い分ける。 読む前にビジネスや社会に対する自分なりの仮説、考え方を持って読む。 5つの読書法 ・速読 速読では頭はよくならない。 速読とはあらかじめ自分が知りたいことが分かっている人が、それを手に入れるための手段。読むことではない。何のためにその情報が必要かの目的を決め、取りたい情報と捨てる情報を素早く判断する。そのためには、そのことに関して一定の知識ベースが必要。 速読は、単に同じ本を早く読む方法をいうスピードの問題ではありません。それは、ポイント、要点を素早く拾うための手段であり、読書法です。 通読や熟読で、頭を鍛え、論理的思考力を高めて、一定の知識ベースを得てからのほうが、本当の意味での速読を行えるのです。 通読は一般的な読み方、つまり、最初から最後まで読んでいく読書法です。 ・通読レベル1 「通読レベル1」は、全体をざっと通しで読んでいって、そこから読書を楽しんだり、ある一定の知識を得るというのを目的とした読書です。 中身の重さ。中身のロジックの重さで、読み方を使い分ける。 読み始めて、これは深く読んだほうがいいぞと決めたら、通読レベル2に上げるといい。 ・通読レベル2 「通読レベル2」は論理的思考力を高め、頭を良くする読書法。 「通読レベル2」は、論理的思考力を身につけ、自分の考えをより深めていくことを目的に、線を引いたり、メモをとったりしながら読んでいく読書法です。 「通読レベル2」で読むレベルの本をどのくらい読むかで、「通読レベル1」や「通読」で読む本から読みとるインプット量やそこから生まれるインスピレーション量も増えていきます。 ・熟読 自分の専門分野や興味のある分野の本を全部読まなくてもいいから必要なところだけ、リファレンスを参照しながら読むのが、熟読です。 書いてあることに納得するということ、きっちり理解するということ。 書いてあることをほかのことと関連づけて考えることができるか? 論理を追ってきっちり読むこと。 熟読により、およそ三十時間で、ある分野のことがかなり理解できるようになる。 ・重読 同じ本(人間として成長を促すいい本)を繰り返し読む読書法が重読です。 重読の目的は、自分の考え方を高めること。 すなわち重読とは、「意味」を得るだけの読書ではなく、「意識」を高めるための読書です。 頭の良さとは、計算力や暗記力が上がることだけではなくて、論理的思考力のレベルが上がること。
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