ビジネスマンのための「読書力」養成講座 の商品レビュー
成功者の軽いおしゃべり訓話のような本。(特にエラそうな感じではないので好感は持てます) 要点としては、 読書は、速読、通読レベル1、通読レベル2、熟読、重読があるということ。この本を読んで、それがわかればよい。 同じような主張をしている人は多数おり、改めて新らしい観点だとは思わ...
成功者の軽いおしゃべり訓話のような本。(特にエラそうな感じではないので好感は持てます) 要点としては、 読書は、速読、通読レベル1、通読レベル2、熟読、重読があるということ。この本を読んで、それがわかればよい。 同じような主張をしている人は多数おり、改めて新らしい観点だとは思わなかった。 仮説を持って読むというのも、いかにもコンサルらしい考え方で、真っ当なことを普通に説明している。 おすすめの本の記載が多く、この情報に価値があると思う。
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読書法とオススメの本の紹介。 読書法の方は、なんというか、普通だった。おそらくそれなりに本を読む人であれば、本にあわせて読み方を変えるというのは、自然とやっているのではないかと思う。ただ、それをここまで整理してわかりやすく文章化しているのは、流石。 オススメ本の紹介は、是非参考に...
読書法とオススメの本の紹介。 読書法の方は、なんというか、普通だった。おそらくそれなりに本を読む人であれば、本にあわせて読み方を変えるというのは、自然とやっているのではないかと思う。ただ、それをここまで整理してわかりやすく文章化しているのは、流石。 オススメ本の紹介は、是非参考にしたい。 読書法から逸れるが、本書で一番印象に残ったのは、「絶対性ではなく規範性が社会科学の使命」という言葉。同じ社会科学を修める者として、まったくその通り本質を突いていると思った。
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「知識(つまり意味)を得るような読み方をしても、意識は高まりません」p192 知っただけで終わらずに、考えて、行動せよということかな。 むしろ、知ったそばからあれこれアイデアが溢れてきてやってみたくなる用な、ワクワクしながら読めているときが良い読書なのだろう。
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本を読む達人もまた昔は「まったくの読書音痴」だったというのだから、本のタイトルにある「読書力」とは特別な才能ではなく継続の結果なのでしょう。 読書法として以下の読み方を提唱しています。 速読 要点を素早く把握する 通読 最初から最後まで普通に読む 熟読 参考文献を参照しながら...
本を読む達人もまた昔は「まったくの読書音痴」だったというのだから、本のタイトルにある「読書力」とは特別な才能ではなく継続の結果なのでしょう。 読書法として以下の読み方を提唱しています。 速読 要点を素早く把握する 通読 最初から最後まで普通に読む 熟読 参考文献を参照しながらきっちり理解する 重読 座右の書として何度も繰り返し読む 自分は多読で本の冊数だけは積み重なっていたが、これは通読レベルの2(論点を理解し考えながら読む)でしかなかった。 その先にある熟読や重読を体験することによって、「読む」だけでなく「書く」スキルもアップできるような気になれる。 あとは実践あるのみ!
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読書で論理的思考を高める。本の知識を身に付けるための読書をする方法がわかる本。素早く必要な情報を引き出す「速読」。小説や分かりやすい本を読む「レベル1通読」。大事なことろに線引き+専門用語の確認をしながら読み込む「レベル2通読」。レファ本を駆使して論理を徹底的に読む「熟読」。哲学...
読書で論理的思考を高める。本の知識を身に付けるための読書をする方法がわかる本。素早く必要な情報を引き出す「速読」。小説や分かりやすい本を読む「レベル1通読」。大事なことろに線引き+専門用語の確認をしながら読み込む「レベル2通読」。レファ本を駆使して論理を徹底的に読む「熟読」。哲学など、人間力を高める本をなんども読む「重読」。説明は簡潔だけど、経済本の書評も多いので、この本は読書術+経済図書ガイドといえるね。
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コノ手の本を読んだときは「なるほど。早速実践しよう」と思うのですが、すぐに今までの読み方になってしまうのですよね。 それでも、少しでも糧になる読書へと近づくことができるために読んでみました。 付箋は17枚付きました。
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読書により頭を良くすることができるというのがまず発見。でも、本はその本の著者の論理レベルと自分の論理レベルとの違いにより、また目的により読み方を変えるべきという。 まず、速読。早く読むための方法論などではない。早く求める情報に行きつくための読書法のことである。どうすれば良いのか?...
読書により頭を良くすることができるというのがまず発見。でも、本はその本の著者の論理レベルと自分の論理レベルとの違いにより、また目的により読み方を変えるべきという。 まず、速読。早く読むための方法論などではない。早く求める情報に行きつくための読書法のことである。どうすれば良いのか?回り道のようにも思えますが、著者は、自らの専門分野を深め、関心を幅を広げることが速読にとって重要だと言う。 その読書法が、通読である。これは、レベル1とレベル2に別れるが、著者の論理レベルと自分の論理レベルの違いで使い分けたり、目的により使い分けることとなる。例えば、単に小説を楽しみたいならレベル1を、その分野の知識を深め、論理的思考力を高めたいならレベル2を選択することとなる。 通読レベル2よりも深い読み方として熟読がある。これは通読は必ずしも必要とならない。自分が深めたい分野の一部分だけでも良い。ポイントは、単に著書を深読みするだけではない(それは通読レベル2である)。他の関連する分野や、脚注と関連付けながら、読んでいく方法。法律の勉強なら、テキストと六法と判例集ということになろう。とにかく、関連分野と一緒に学んでいく。そうすることで、30時間ほどでその分野の専門家レベルに到達できるという。 さらには、重読。人生の教訓を与えてくれる書を折に触れて何度も読み返す方法だ。寝る前など少しの時間を使うこともできる。 著者は学生時代には本が読めなかったのだが、働く中で本を読んで勉強せざるを得ない状況になり、結果として本を読むことが最高の勉強法だと気づいたいう。終章で、読書の習慣がない人へのメッセージもある。できるだけ多くの人に、読書を通じて多くのものを得てほしいとの著者のメッセージであったと感じる。 私も読書好きだが、まだまだ読み方が甘い。読書を通じて、人生に豊かな彩りを添えていきたいと思う。
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読書は「どれだけ速く多くを読んだか」よりも「どれだけ深く多くを得るか」が重要。読む本と読み方次第で頭はどんどんよくなる。「知識レベルを高める読み方」を解説した一冊。 読書は、目的に応じてざっくり3つの読み分けを推奨する。『①欲しい情報だけを短時間で拾い上げることを目的とした「速読...
読書は「どれだけ速く多くを読んだか」よりも「どれだけ深く多くを得るか」が重要。読む本と読み方次第で頭はどんどんよくなる。「知識レベルを高める読み方」を解説した一冊。 読書は、目的に応じてざっくり3つの読み分けを推奨する。『①欲しい情報だけを短時間で拾い上げることを目的とした「速読」』。『②自分の知識・論理思考能力を飛躍的に高めることを目的とした「熟読」(頭を良くする読み方、筆者おすすめの読み方)』。『③生き方などに関する座右の書として何度も読み込み自分の思考の軸を作るための「重読」』の3つ。 巻末には著者のお勧めする本リストもあり、参考にしたい。 ●自分の知識・論理思考能力を飛躍的に高める「熟読」のポイント。 ・WHAT(現象を知り)→WHY(背景や理由を理解し)→HOW(自分の仕事等に実際に活用する)の流れを意識しながら読むこと ・学びたい分野の第一人者の本を読むこと。論理がしっかりと練り込まれていることが多い。論理展開を意識しながら、じっくり読み込むことで自分の論理思考レベルも引き上げることが出来る。 ・関連情報を参照しながら読む。書いている内容で疑問に思う事があれば、その事項に関する本や情報(ネット)などを引用することで、より思考を深めることが出来る。 ・イマジネーションを働かせ情報を関連付けながら読む。自分なりの仮説を持ちながら、仮説が正しいかどうかを確認しながら読む。 ・読み返した時に何を想ったか・考えたかをわかるようにして読む。ポイントだと思う所に線や色を付け、欄外にコメントを残しておく。 ●速読のポイント ・速読はあらかじめ自分が知りたいことが分かっている人が、それを手に入れる為の手段。読むことではない。何のためにその情報が必用かの目的を決め、取りたい情報と捨ている上方を素早く判断する。そのためには、そのことに関して一定の知識ベースが必用。 ・「目次(本の概略の理解)」「見出し」「本文中の太字(著書の強調点)」「各章各項の冒頭と終わり(たいていここに集約されている)」「はじめに・あとがき(全体の概略。著書の基本的な考え方やスタンスが書かれていることが多い)」をチェックする。 ・読むべき部分に当たりをつけ、そこだけをざーっと読む。
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経済評論家として有名な著者が、文字通り「読書力」を身につけるために必要な要素を記述した一冊。 1.速読 求める情報を探すために、要点を素早く把握するための読み方。 2.通読レベル1 最初から最後までふつうに読む読み方。 3.通読レベル2 最初から最後まで、論点を整理し、考え...
経済評論家として有名な著者が、文字通り「読書力」を身につけるために必要な要素を記述した一冊。 1.速読 求める情報を探すために、要点を素早く把握するための読み方。 2.通読レベル1 最初から最後までふつうに読む読み方。 3.通読レベル2 最初から最後まで、論点を整理し、考えながら読んでいく読み方。 4.熟読 注や参考文献を参照しながら、きっちり理解するために読む読み方。 5.重読 生き方などに関する座右の書として、何度も繰り返し読む読み方。 と分けているのはとてもわかりやすいし、とかく3.通読レベル1で満足しがちな自分としては、今後、4.熟読や5.重読も含めて読み方を使い分ける必要があると感じた。
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目的によって本の読み方を変えるというのは日々思っていたところであるし、何となく自分の本の読み方と重なるところがあったので、今の本の読み方は間違えではなかったんだなと思えて安心した。ただ、現状読んだ本の内容を忘れてしまったり、自分の中にうまく残せていなかったりということも多いので、...
目的によって本の読み方を変えるというのは日々思っていたところであるし、何となく自分の本の読み方と重なるところがあったので、今の本の読み方は間違えではなかったんだなと思えて安心した。ただ、現状読んだ本の内容を忘れてしまったり、自分の中にうまく残せていなかったりということも多いので、過去読んで気になった本は、本書の中にある「熟読」で再度読み直してみようと思う。
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