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勝間和代の日本を変えよう の商品レビュー

3.8

71件のお客様レビュー

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2014/10/27

10/26 貧困、実感がない。社会ぎ分断されているって、まさに今の職場もそう。社会的に認知されていない問題。 自分にとってのリアルも?

Posted byブクログ

2012/08/29

2008年に発行されているけれど、2012年の今、問題は変わっていない。むしろ、顕在化してきているのかも・・・大卒の正規雇用の就職率60%、保育園待機児童問題など。 西原理恵子さんとの対談は痛快。 もっと問題意識を持ち、かつ行動しなければなぁと思いました。

Posted byブクログ

2012/07/20

勝間女史の本はよく読むのですが、彼女が離婚していて一人で子育てを頑張ってきたことは最近知りました。女性が自立するためにはどうすべきかを考えていらっしゃる様で、彼女の頑張りには頭が下がります。 男女平等とは言われながらも実際は違っていて、その中で苦労してきたことと思います。彼女...

勝間女史の本はよく読むのですが、彼女が離婚していて一人で子育てを頑張ってきたことは最近知りました。女性が自立するためにはどうすべきかを考えていらっしゃる様で、彼女の頑張りには頭が下がります。 男女平等とは言われながらも実際は違っていて、その中で苦労してきたことと思います。彼女の生き方は素晴らしいとは思いますが、異性はともかく同性からも完全には受け入れられない可能性もあり、その中で奮闘している彼女には、本を購入して読むことくらいしか協力できないかもしれませんが、応援したいと思っています。 以下は気になったポイントです。 ・女性が対等に扱われていない、日本の男性社員は甘い環境で仕事をしている(p33) ・日本はアメリカと比較して階級移動が少なく、会社の中での出世もゆっくりなので、知識に投資をすることでリターンを求めるようなことは少なくなる(p41) ・働いている女性にとって、パートナーから聞く最も嫌な言葉は、「手伝ってあげようか」である(p75) ・日本では統計上、人々の幸せ度と年収は、1500万円くらいまでは相関関係がある(p86) ・資格だけでは難しいが、資格をベースに組み合わせた能力(例:経理と英語)があれば、年収600万は難しくない(p97) ・地方財政は生活保護者のケアの割合がとても高く、大変な状況になっている(p101) ・現在の銀行への預金は、銀行家のコメントによれば、5割程度が余分である(p105) ・英語を知っているほうが、収入が楽に高くなる(p110) ・状況を変えるには、「やらなければデメリットがある」という段階まで追い詰められないとダメ(p122) ・正規、非正規の賃金格差よりも、フルタイムの正社員同士の男女間の格差が大きい(p128) ・天動説が地動説へ交代したのは、天動説を信じている学者が亡くなって、地動説を信じる若手が主流になったから(p135) ・子供を持つ女性は働くのが難しいので、選択肢としては、1)外資勤務、2)家庭に入る、3)外国移住、である(p143) ・母子家庭の年収は平成20年度で平均212万円であり、一般家庭(564万円)の半分以下(p147) ・24歳以下の非正規雇用者層は50%である(p167) ・日本の若者、日本の高齢者、外国人労働者が、最低賃金において、本当に最底辺の国際競争をしている(p189) ・原材料が上がっているのに最終価格が上がっていないのは、賃金が下がっているから(p197) ・アメリカでは、黒人のオプラ・ウンンフリーという女性が、有名人パワーランキング1位である、彼女がオバマを応援し始めてからヒラリーから人気が傾いたとまで言われている(p218) ・アメリカでは、店の種類によって食べにきている人種が異なる、客単価120ドル程度の店には、75%の白人と25%のアジア人しかいない、黒人やヒスパニックはいない(p221) ・企業の大株主は機関投資家、その資金源は労働者の企業年金積立や生命保険の積立である、つまり21世紀の資本主義の特徴は、資本家と労働者が一体化していること(p232)

Posted byブクログ

2012/03/25

ワークシェアリングや子育て関係の福祉充実、女性の労働力拡大…日本に取り入れるべきとあったのは、最近読んでたフランスの現状紹介に書かれていた色々な施策と重なる。

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2012/01/08

初めて読んだ勝間本。図書館でふと目に入ったので。男女雇用均等、家庭、教育、少子化、貧困。そしてポスト資本主義。 経済合理性を根拠に問題解決を迫りつつも世代交代を待つ現実主義が特徴かも。しかし最後にはそれでも行き詰まりをみせる資本主義から新しい価値を見出さなくてはならないことを説く...

初めて読んだ勝間本。図書館でふと目に入ったので。男女雇用均等、家庭、教育、少子化、貧困。そしてポスト資本主義。 経済合理性を根拠に問題解決を迫りつつも世代交代を待つ現実主義が特徴かも。しかし最後にはそれでも行き詰まりをみせる資本主義から新しい価値を見出さなくてはならないことを説く。

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2011/08/10

サイバラとの対談ではワーキングマザーについて。 もう1人とは、ワーキングプアについて。 対談より、前後の勝間の考え方が結構ためになる。

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2011/04/09

 分析力がすごい。そしてわかりやすい。決して上から目線にならず読者とともに考え自らの考えも示す。城繁幸氏の著作より現状分析が優れていると思った。

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2011/02/06

若者にとって希望のある社会をつくる為にどうすべきかということを、著者の関心のあるテーマをいくつか持ち寄ってエッセイ風に書き下ろしたもの。特に根拠となるデータを持ち出すわけでもなく、あくまでも個人的な見解として終始しているものの、捉えどころは要点をついており、納得させられる部分が多...

若者にとって希望のある社会をつくる為にどうすべきかということを、著者の関心のあるテーマをいくつか持ち寄ってエッセイ風に書き下ろしたもの。特に根拠となるデータを持ち出すわけでもなく、あくまでも個人的な見解として終始しているものの、捉えどころは要点をついており、納得させられる部分が多かった。これまでの同氏の自己啓発本とは違い、読み手が考えさせられる本だったかなと。以下が特に印象に残った部分。 ①ライフハック 特に興味深かったのは、「ライフハック」という言葉で、これは「自信の生活や仕事のスタイルにおいて『気の利いた手段で、もっと快適に、もっと楽して、もっと効率よく』という方法を追求して行くこと」という意味らしい。 同氏曰く、ようは無駄な努力は極力したくない、という考えかたらしいが、これはいわゆる巷の自己啓発やテクニック本で効率化しようとするのもライフハックにつながるらしい。 なぜ自分は仕事以外で仕事の本を読むんだろうと疑問に思ったことがあるけど、要はさっさと仕事を終わらせて余暇を楽しみたい、または純粋に仕事を効率化してアウトプットを上げたいという動機なんだなぁと改めて思い知らされた。 どちらかというとこれまで自然にそのようなことをやっていたのだが、これはどうやら上の世代とは違うらしい。だからこそライフハックという言葉が最近生まれたのだ。 上の世代は長時間労働など根性論でのアウトプットを求めてられた「量」の世代であり、我々の世代はより短時間に効率よく、という「質」の世代で、両者の頭の中身はまるで違うものなのだなと改めて知らされた気分になった。 ②フリーランス これは現代のように終身雇用制が保障されなくなってきた時代において、ひとつの会社に帰属(依存)しすぎるのではなく、変化に適応できるように個人の「スキル」を高めて会社への依存度を薄めようという志向とのこと。本書曰く、この時代は「リスクをとって変化をしたほうが、かえって安全な時代」ということらしい。そういう意味では、会社への依存度を減らす為に、会社内で通じるスキルではなく、外の世界でも通用するスキルを身につけるべきで、そのためには長時間労働はやめて早く帰って自己研鑽に励むべき、ということだろう。フリーランスになる為にはライフハックにならなければならない。 最後に同氏も新聞や雑誌などのマスメディアの偏った報道は嫌っており、インターネットを通じた情報収集に力を傾けるべきという主張が、脳科学者の茂木健一郎氏が「テレビを見るな、ツイッターを見ろ」とツイートしていることと全く同じだ、と思って印象的だった。自ら「マス」と名乗る集団への不信感が根本的にあるのだろうな。

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2011/01/21

・人々には基本的に悪意はない。 ・多くのことを一度に変えようとしない。 ・思想や主義にこだわらない。 ・短期的な利益より長期的な安定性を重視する。 自立のポイントはお金と手に職。勝間さんの自慢話ばっかし。もう読むだけでうんざりする。この女性が日本をダメにしていることを自覚してほし...

・人々には基本的に悪意はない。 ・多くのことを一度に変えようとしない。 ・思想や主義にこだわらない。 ・短期的な利益より長期的な安定性を重視する。 自立のポイントはお金と手に職。勝間さんの自慢話ばっかし。もう読むだけでうんざりする。この女性が日本をダメにしていることを自覚してほしい。

Posted byブクログ

2010/10/25

何について書いてある本かも考えずに、勝間さんはどんな本を書く人なんだろうと読み始めたが、読み進めるにつれて、日本の社会がとても重い問題を抱えていることを、改めて思い起こさせられた。 女性の労働問題、ワーキングプアの問題、ポスト資本主義について。 女性の労働問題については、まさに...

何について書いてある本かも考えずに、勝間さんはどんな本を書く人なんだろうと読み始めたが、読み進めるにつれて、日本の社会がとても重い問題を抱えていることを、改めて思い起こさせられた。 女性の労働問題、ワーキングプアの問題、ポスト資本主義について。 女性の労働問題については、まさに今の自分についての問題でもあり、勝間さんと西原さんの対談にとても納得。しかし、お二人ともシングルマザーとして働いている方なので、もっと多様な立場の女性の意見も入れてほしかった。 ワーキングプアの問題、ここまで深刻な問題だとは思っていなかったので、将来の日本社会がとても心配になった。ワーキングプアになるのは、本人の努力が足りないせいだ、とついつい思ってしまうことを反省。 ポスト資本主義についての勝間さんの考え、前提になる知識が自分になかったので、少し難しかったが、途上国支援についてもっと勉強してみたくなった。

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