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羊をめぐる冒険 の商品レビュー

4.2

145件のお客様レビュー

  1. 5つ

    57

  2. 4つ

    48

  3. 3つ

    22

  4. 2つ

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2011/11/30

2007年の10月頃に文庫で読んだのをハードカバーで再読しました。 4年とはいえほぼ細部忘れていました。当時は社会人3年目で名古屋から東京に異動したタイミングで自分でいうのもなんだけど結構がむしゃらに働いていたとき。今回はその東京から横浜に異動して、何かそんな心境だったんでしょう...

2007年の10月頃に文庫で読んだのをハードカバーで再読しました。 4年とはいえほぼ細部忘れていました。当時は社会人3年目で名古屋から東京に異動したタイミングで自分でいうのもなんだけど結構がむしゃらに働いていたとき。今回はその東京から横浜に異動して、何かそんな心境だったんでしょうか。 文庫だと上下に分かれていますが、ハードカバーだと一冊。こっちの方がつながりがあっていいかと。村上春樹の長編で文庫化の際に上下に分けられたのは本作だけのような気がする。 1982年10月の初版で、手元にあるのは2009年8月の36刷。群像1982年8月号に掲載なので、何と僕が生まれた翌月。全く古さを感じさせない。 個人的に一番びびっとくるのはP394の黒服の男の発言。「羊をめぐる冒険は結末に向かいつつある。私の計算でと君の無邪気さのおかげだ。」 そうか終わらない冒険はないのか。 そして誰しにも「羊をめぐる冒険」は訪れる可能性はあるのだと。

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2011/06/20

村上さんの本を読んだのはこの本が最初。 高校3年生の時に。 そして受験した大学の国語の1問目が村上さんの小説からの長文問題だった。 (入試の長文に村上春樹ってどうよ?) それから他の本も読むようになったけれども、やはりこの話との出会いが一番印象的だったかもしれない。 結局合格し...

村上さんの本を読んだのはこの本が最初。 高校3年生の時に。 そして受験した大学の国語の1問目が村上さんの小説からの長文問題だった。 (入試の長文に村上春樹ってどうよ?) それから他の本も読むようになったけれども、やはりこの話との出会いが一番印象的だったかもしれない。 結局合格した大学は、いるかホテルのモデルになった建物があった街にあったし。 このシリーズの読後感が本当に好きなんだよなぁ。 余計なものが一切無くて、微妙な感情の名残が残るだけの読後感・・・これがたまらんのですよ。

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2011/06/10

研ぎすまされた感じの文章は影をひそめ、筋立てでそれなりに読める。虚無と死のイメージが漂うファンタジー。

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2011/04/25

「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」と読み、この作品へ。 まず「羊をめぐる冒険」というタイトルが好き。 頭がパンクしそうなくらいの非現実的な世界。 日常を過ごしながら、私ももう一つの世界を冒険して来たような気分になった。 終わり方は切ないけれど、きっとハッピーエンドだろう...

「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」と読み、この作品へ。 まず「羊をめぐる冒険」というタイトルが好き。 頭がパンクしそうなくらいの非現実的な世界。 日常を過ごしながら、私ももう一つの世界を冒険して来たような気分になった。 終わり方は切ないけれど、きっとハッピーエンドだろう。絶望の先には希望しかない。 賛否両論だろうけど、私は読んでよかった。春樹作品はなんでこうも印象に残るのだろうか。

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2011/02/26

たぶん、初めて読んだ村上作品。 ガール・フレンドが好き。耳の魔力。 村上春樹の長編では、これかダンスダンスダンスが一番好きかな。

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2011/02/14

再読。 初期三部作、以前から大好きだったが、僕と鼠の年齢を超えたいま、より深く好きになった。 ジェイの年齢を超えたらまた違う気持ちが生まれるかもしれない。

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2011/02/12

村上さんの独特の比喩に魅せられて使う人は結構いますが、 実は、あれを真似するのは、くどくなりがちで、ものすごく難しいんですよね。 これで新人賞ですから驚きの筆致です。 最後まで食いついて読みましたが、ただ、なんというか、その、 ストーリーはまったく意味不明でした。

Posted byブクログ

2010/12/15

感想だけど、正直言って最後のクライマックス部分があんまりよくわからない、というかなんとなく「そんな終わり?」みたいな印象を受けた。 でも、今まで、全くといっていいほど小説読んでこなかったわりにはかなり楽しめたのは事実だけどね。

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2012/05/09

村上春樹作品の中で、唯一、何度も何度も読み返している本。 とにかく大好き。 何事もいつか終わりを迎える。 そんな人生のテーマみたいなものに イヤでも引き戻されるけど、 でも希望は捨てられないし、捨てるべきじゃない。 私の心の底辺をくすぐってくれる本、、かな。

Posted byブクログ

2010/11/24

鼠三部作の三部目。 これは前の2つの作品より春樹の独特な感じが少なく読みやすいあたりで高評価になっているところが、すこし残念。 評価すべきところはまた別にあると私は思う! 僕と耳の女の子(キキ)で羊を探すストーリー この三部作全てを読んだからダンスダンスダンスを読んでもらいた...

鼠三部作の三部目。 これは前の2つの作品より春樹の独特な感じが少なく読みやすいあたりで高評価になっているところが、すこし残念。 評価すべきところはまた別にあると私は思う! 僕と耳の女の子(キキ)で羊を探すストーリー この三部作全てを読んだからダンスダンスダンスを読んでもらいたい!

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