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羊をめぐる冒険 の商品レビュー

4.2

145件のお客様レビュー

  1. 5つ

    57

  2. 4つ

    48

  3. 3つ

    22

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

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2013/02/27

なんとも不思議な世界感の会話は好きでしたが、ちょっとよくわからないところがあり、読むのに時間がかかってしまいました。 3部作だと知らなかったのは痛手でした。

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2013/02/24

主人公が何だか良く分からない内に、 世にも奇妙な羊をめぐる冒険。 この主人公にもあまりやる気が感じられない。 切迫感とかもない。 でも、それがいい。 一般論でいう いわゆる村上春樹ワールドか・・・。

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2018/03/05

「平凡な僕」が 相変わらず主人公である ということだ。 でも物語はそれから 平凡でなくなるぞ。 という暗示で。 読者が 平凡だから 君 平凡じゃいけないんだ。 という 平凡脱出 物語 を描いているんですね。 平凡 啓蒙書 なんだ。 そういえば 「平凡」という雑誌が ムカシ ...

「平凡な僕」が 相変わらず主人公である ということだ。 でも物語はそれから 平凡でなくなるぞ。 という暗示で。 読者が 平凡だから 君 平凡じゃいけないんだ。 という 平凡脱出 物語 を描いているんですね。 平凡 啓蒙書 なんだ。 そういえば 「平凡」という雑誌が ムカシ あったが、 なんで そんな名前の 雑誌が うれたのだろう? 今から 思うと不思議だ。 平凡な 情報を 読んで何が 楽しいのだろう。 ムラカミハルキは 平凡であることを自認する僕を 登場させることで 現在の中に 平凡な僕を  もぐりこませようとする。 平凡である読者に平凡な僕を摺り寄せさせるのである。 平凡な現実・・・そして 非現実的なことが現れて、 平凡な 僕は 区別がつかなくなり、 セックスしたオンナに 「あなたは 平凡だけど 普通の平凡とは違うのよ」 とお告げがあって 変身 するのである。 平凡な僕は やれやれ といって 重い 腰を あげるのである。 主人公は 平凡な やれやれ 青年である。 30歳を目前にすると そんな気になるもんだ。

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2013/02/20

村上春樹にしては最後ファンタじーにせずにちゃんと物語を終わらせててすっきり。北海道の情景描写もよい。

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2013/01/05

一つ一つの文章が、琴線に触れる。 だから何がいいたいのっていうより、感情を揺らす、頭の中に新しいページを創られる、そんな感じ。

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2012/12/25

おもしろかった。途中からはもう止まりませんでした。 最後は悲しくてちょっと泣いたかな。 「村上春樹わーるどに魅せられました!(どーん)」て感じかな。笑 うん。

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2012/12/10

話の内容は、タイトルそのまんま。 初めはまわりくどくてじれったく感じたけど、最後はすっきり! 70~80年代の時代感と、 男の強い友情を感じられたのがよかった。

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2013/01/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

主人公である僕は村上作品に多い、比喩の多い話し方をするちょっと気取った店や音楽を知っている青年。その青年が友人から託された写真にうつる羊をめぐり、北海道を冒険する話。 羊に入るまでも長く、羊に入ってからも長い。長いけれど、流れるように読ませます。ラストはスピード感あり。 見たこともない奇妙な羊の写真から、ファンタジーな世界に踏み入っていきます。この非現実的で解明されない出来事も多く、わけがわからないことだらけな世界が、なぜか感受性を刺激します。面白かったです。

Posted byブクログ

2012/11/11

数ある村上春樹作品の中でも一番好きです。 奇妙な空気が常に漂っていて、予想もつかない展開が世界観に引きずり込みます。

Posted byブクログ

2012/10/19

羊をめぐる一人の男の冒険のお話。 ピンボールとリンクしている部分があって、あっちを先に読んでてよかったのかなと。 村上春樹の本はまだほんの数冊しか読んでないけど、登場人物が持つ雰囲気が独特、伊坂幸太郎とはちがう形で惹き込まれる。 平凡な日常の中に、突如飛び込んできた非日常。その中...

羊をめぐる一人の男の冒険のお話。 ピンボールとリンクしている部分があって、あっちを先に読んでてよかったのかなと。 村上春樹の本はまだほんの数冊しか読んでないけど、登場人物が持つ雰囲気が独特、伊坂幸太郎とはちがう形で惹き込まれる。 平凡な日常の中に、突如飛び込んできた非日常。その中で新たに得るもの、失うもの。最終的には多くのものを失い、そこから主人公は何を考えどう生きていくのか。この作品のラストにかけてはとても文学的だとは思うけど、個人的には救いがほしくなるんだよなぁ。 何年か経ってからまた読みます。

Posted byブクログ