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その日のまえに の商品レビュー

4.3

674件のお客様レビュー

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「涙」に注意

重松さんの術中は分かっているんだけどなぁ・・・(笑) 逝く方も、送る方も、いっぱの優しさがあって、涙が止め処なく流れ落ちました。 自分にも他人にも、そっと温かい手で頬を包み込みたくなる、そんな気分になる一冊です。 「その日」に向かってのカウントダウン、どう生きて、どう死に往...

重松さんの術中は分かっているんだけどなぁ・・・(笑) 逝く方も、送る方も、いっぱの優しさがあって、涙が止め処なく流れ落ちました。 自分にも他人にも、そっと温かい手で頬を包み込みたくなる、そんな気分になる一冊です。 「その日」に向かってのカウントダウン、どう生きて、どう死に往くのか、「その日」まで、どう時間を過ごし、いかに送るのか、その問いかけに心の奥の水面が揺れる作品です。

クロちゃん

2024/11/13

「その日」 全く意識せずに生きている人間の一人でした。 結婚6年目、子どもも小さくて毎日をやり過ごすのに必死な毎日に、急に降ってきた「その日のまえに」。オーディブルで聴きました。 その日は誰にでも来る。これだけは必ず。でも、その日がいつ来るかは誰にも分からなくて。 本の登場人...

「その日」 全く意識せずに生きている人間の一人でした。 結婚6年目、子どもも小さくて毎日をやり過ごすのに必死な毎日に、急に降ってきた「その日のまえに」。オーディブルで聴きました。 その日は誰にでも来る。これだけは必ず。でも、その日がいつ来るかは誰にも分からなくて。 本の登場人物たちと一緒に、少しだけ人の死に触れて背筋が正される思いだった。 大切な人を大切に。愛を言葉に。1日は今日しかないからたくさん笑顏でいよう。そんなありきたりなことだけどすっかり忘れていた大事なことを、本を通して思い出させてもらった。

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2024/11/09

夫が癌になった時の気持ちを思い出しました。あの時、夫は自分は死ぬまでの時間を考えることができる、突然死や事故死じゃないからと言ってたのを辛く思っていたけど、ホントにそうだと思います。幸い夫は寛解しましたが、再発リスクがあるので今は平凡な日々のありがたさを感じています。

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2024/11/06

こんなんずるいじゃん、電車の中で何回か泣きそうになった。 余命が明らかで、死ぬ日が概ねわかっている人の方が幸せなのかもしれないなって思った

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2024/11/02

人は皆、「その日」が来る。永遠に生きれるかのように思いがちだけど、確実に来る。そんな、その日、その前、その後が描かれている短編集。改めて日々の生活は永遠に続くことはないと認識させれた。辛いと言うより、じんわり温かい涙が滲み出てくる作品かな。

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2024/11/01

読み進めるにつれ、それまでの話が連なっていく。 お母さん。 お母さんを思い出したよ。膵臓癌の告知を受け、3ヶ月経たないうちに亡くなった、それまでのことを。その日のことを。今に続く、その日の後のことを。 わかる。わかる。 そうか、そういう考えもあるのかと。 そう思いながら、思い...

読み進めるにつれ、それまでの話が連なっていく。 お母さん。 お母さんを思い出したよ。膵臓癌の告知を受け、3ヶ月経たないうちに亡くなった、それまでのことを。その日のことを。今に続く、その日の後のことを。 わかる。わかる。 そうか、そういう考えもあるのかと。 そう思いながら、思い浮かべながら読み進めた。 お母さん。いつも心に浮かんでるわけじゃないけれど、忘れるわけがないよ。

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2024/10/27

死と生について、考えさせられた! いつも、同じように一緒に居られると思っていたことの、普段の生活がどんなに幸せなことか! 人は、いつか、死なないとならない現実が突き刺さる 残された人は、どのように暮らせばいいのか 読みながら自然と涙が出て、優しい気持ちになった

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2024/10/23

これは涙腺刺激します。 電車で読むには要注意。。 ただただ泣けるだけじゃなくて 前向きな言葉に会えるのもいいところ。

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2024/10/20

泣いた。 本編読了後、あとがきを読んでまた泣いた。 今でもストーリーを思い浮かべただけで涙が出る。 大切な家族や友人の死に直面した時、人は何を思うのか。 「悲しい」と「寂しい」、それ以外の感情が沢山あるのだと知った。 一瞬で終わる突然の死ではなく、緩やかな死を待つ間、その人と共に...

泣いた。 本編読了後、あとがきを読んでまた泣いた。 今でもストーリーを思い浮かべただけで涙が出る。 大切な家族や友人の死に直面した時、人は何を思うのか。 「悲しい」と「寂しい」、それ以外の感情が沢山あるのだと知った。 一瞬で終わる突然の死ではなく、緩やかな死を待つ間、その人と共に過ごした日々を思い出す。 そして、その人が居なくなった後の人生を想像する。 自分が遺される側で読むか、遺していく側で読むかによって、また印象が変わりそうだな。

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2024/09/11

子供ができてからの再読。 かつては遺された遺族目線で読み、今回はこの世を去る死者目線で読んだ。 有限の時の中で、誰に、何を、どのように残していけば良いのか。そんなことを考えるきっかけになる話だと思う。久しぶりに本を読んで、泣いた。

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