陰陽師 瀧夜叉姫(上) の商品レビュー
夢枕獏著「陰陽師 瀧夜叉姫(上・下)」を読みました。 陰陽師シリーズ最新刊、しかも今回は珍しく、長編です。 陰陽師シリーズは、短編が主流で、短編ももちろんおもしろいですが、やはり清明と博雅が長編で活躍するのを、読んでみたくなるものです。 そして、今回は平将門の怨...
夢枕獏著「陰陽師 瀧夜叉姫(上・下)」を読みました。 陰陽師シリーズ最新刊、しかも今回は珍しく、長編です。 陰陽師シリーズは、短編が主流で、短編ももちろんおもしろいですが、やはり清明と博雅が長編で活躍するのを、読んでみたくなるものです。 そして、今回は平将門の怨念から、都を守るため、二人が大活躍します。 その二人の他に、賀茂保憲や俵籐太に、あの蘆屋道満が登場し、いやが上にも話は盛り上がっていきます。 一気に読み終わった後、人の世はいつも悲しみにあふれていることを感じさせてくれます。
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ところどころ、知っている話が混じっているのが、結構面白い。こういうプロットから、話は生まれるのかと感心する。
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L 陰陽師 8作目上 将門か〜理解できんのか私に。と訝しがりながら読む。…面白い。構成が素晴らしい。
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久々に陰陽師。長編! やっとなんとなく話が見えてきたというか、瀧夜叉姫ってもしかしてそういうこと?って分かってきたというか。 このあとどうなるのか、わくわくする!
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「陰陽師は短編が至高」と思っていたのを、見事に覆してくれました。 わくわくして止まらないー下巻が楽しみ! 風景なんかの、香り立つような雅やかな描写が相変わらず素敵です。
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読みやすい本。 すらすらと読める。 陰陽師シリーズの見所は晴明と博雅との会話で、二人の仲の良さに毎回和む。
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いつもは短編小説集の「陰陽師」が上巻・下巻の長編に。 元々グロテスクな描写は苦手な私。 その点がいつもより攻撃力が高く、 時々ハートにダメージを受けつつも ストーリー自体は面白いので頑張って読み通す。 晴明と博雅にどんな運命が待ち受けているのか、 ドキドキしながら下巻へ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「天下に並ぶものなき鬼をこの世に生み出すためじゃ」 初、陰陽師シリーズで上下巻に及ぶ長編。 承平・天慶の乱から20年ほど後、京で行われる恐ろしい陰謀。 あたしの古代史ゼミでは、将門についてやる子もいるし、純友についてやる子もいる。 私も、まさにこの時代あたりのことやるんですけど。 陰陽師は師輔とか高明とかいっぱい出てきて、モチベーションあがります。
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長編もおもしろい。それぞれの章が短編としてもおもしろいのでドンドン読み進めてしまう。下巻もすぐよみたくなる。
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陰陽師長編。 章ごとに登場人物が入れ代わり立ち代わるので、 長編というよりは、短編を繋ぎ合わせた感じ。 お決まりの博雅と清明の掛け合いはほどほど。 二十年前のとある事件が、都を騒がす騒動の基になっていく。 鬼が人を食べるシーンはなかなか読み応えがあります。
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