マイナス・ゼロ 改訂新版 の商品レビュー
何度読んでも面白い、タイムトラベルものの傑作。 タイムパラドックスは歴史が修正するのかという発想も、広瀬正が走りだと思う。 緻密な時代描写、ロマンチックな展開も、他のタイムトラベルものと一線を画す。 活躍時期が短く、著作のほとんどが絶版だったりしたので、知らない人が多いけれ...
何度読んでも面白い、タイムトラベルものの傑作。 タイムパラドックスは歴史が修正するのかという発想も、広瀬正が走りだと思う。 緻密な時代描写、ロマンチックな展開も、他のタイムトラベルものと一線を画す。 活躍時期が短く、著作のほとんどが絶版だったりしたので、知らない人が多いけれど(全集には星新一や筒井康隆が文章寄せてるのに)、もっとたくさんの人に読んでほしい。
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時の流れという最大の批評家にも耐え得る。 ただ、着地点はやっぱりこれか、これしかないか、の感は少々。
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相棒が絶賛してたので手に取ったのだけど、残念ながらハラハラしすぎてうまく読みすすめない………。もうすこし時間を置いて、自分のコンディションが換わったら、もう一度読もう。
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SF小説はあまり読まない。タイムトラベルも初めて。 でもトントンとリズム良く読むことが出来た。途中ダレてしまったけども。 これが昭和40年代に書かれたなんて、驚きました。
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ズドンという衝撃が身体中に走った。この著者の発想力はすごいですね。昭和38年からタイムマシンで時空を超えて昭和7年の世界へ。その当時の銀座の街並み、カシラを筆頭に人々の人情が活き活きと描かれていてそれだけでもとても楽しい。そして多くの散らばっていた伏線がひとつになりどういう結末を...
ズドンという衝撃が身体中に走った。この著者の発想力はすごいですね。昭和38年からタイムマシンで時空を超えて昭和7年の世界へ。その当時の銀座の街並み、カシラを筆頭に人々の人情が活き活きと描かれていてそれだけでもとても楽しい。そして多くの散らばっていた伏線がひとつになりどういう結末を迎えるんだろうと思ったけど、最後は想像を遥かに超えた終わり方だった。幾つかのタイムパラドックスが描かれているけど、著者はひとつの答えを軸にしているので違和感を感じることはなかった。とても素晴らしいSF小説だった。
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子どものころ読んで以来の再読。今の時代から見るとさすがに昭和7年はおろか39年もあまりに遠い昔になってしまってはいるけれども、文章のテンポ、展開の意外性など、エンタテインメントとしての魅力は少しも古びていないと思った。何よりこのタイムパラドックスに正面切って挑む覇気がすてき。やは...
子どものころ読んで以来の再読。今の時代から見るとさすがに昭和7年はおろか39年もあまりに遠い昔になってしまってはいるけれども、文章のテンポ、展開の意外性など、エンタテインメントとしての魅力は少しも古びていないと思った。何よりこのタイムパラドックスに正面切って挑む覇気がすてき。やはり日本SFの金字塔だと思う。
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長年の宿題、広瀬正をやっと。当然素晴らしい。ノスタルジックでほのぼのとした過去の情景をゆったり味わえつつもワクワク感を持続させる筋運び、そして美しい時間の輪の回収。堪能した!
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タイムスリップSF 。全体を通して感じたことは、主人公のようにどんな状況においてもその状況を受け入れ精一杯生きられる人は強いということでした。
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SFもの ストーリーがちょっと強引? 面白かったけど中盤の中だるみっぷりは異常 昔の東京を知るにはいいかもしれない。
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太平洋戦争の前後という激動の時代を挟む「タイムトラベル」系SF。設定から受ける印象とは裏腹に、細やかに描かれる戦前・戦後の風俗、若干ライトな登場人物描写と相まって、全体を通して穏やかな雰囲気が漂っている。「時間もの」として落とし所もやり過ぎ感がなく、読後感はスッキリしていて気持ち...
太平洋戦争の前後という激動の時代を挟む「タイムトラベル」系SF。設定から受ける印象とは裏腹に、細やかに描かれる戦前・戦後の風俗、若干ライトな登場人物描写と相まって、全体を通して穏やかな雰囲気が漂っている。「時間もの」として落とし所もやり過ぎ感がなく、読後感はスッキリしていて気持ち良かった。
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