忌館 ホラー作家の棲む家 の商品レビュー
作者不詳もそうだったが最後が若干わかりづらい・・・ というか 現か、虚構か、のはざまが・・ 作家が意図しているのだりろう・・・・ 作家シリーズの一作目。 今 作家シリーズの蛇棺葬を熟読中。
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怖い 笑い方がこわい(-_-;) たとえ話の結末がいまいち理解できなかったとしても、このゾワゾワ感だけで十分楽しめ(?)ます
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後半から一気においてけぼり感が否めない・・・。 私の理解力というか想像力というか、、、そういうものが足りなさ過ぎて・・・。 相変わらずぞわっとする怖さはあるので、じっくり読んでいられないんですが 結局謎の部分は大して解明されず・・・。 怖さのみでいうと、禍家の方が怖かった。。。
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出版社で編集の仕事をする傍ら 『迷宮草子』という名の同人誌から小説を依頼された私は 気になっていた洋館に移り住み そこをモチーフとした怪奇小説の連載を開始した。 ハーフ・ティンバー様式のその家はイギリスから移築されたものであり、 イギリスで3件、日本で1件の殺人事件の舞台でもあっ...
出版社で編集の仕事をする傍ら 『迷宮草子』という名の同人誌から小説を依頼された私は 気になっていた洋館に移り住み そこをモチーフとした怪奇小説の連載を開始した。 ハーフ・ティンバー様式のその家はイギリスから移築されたものであり、 イギリスで3件、日本で1件の殺人事件の舞台でもあった。 無意識の内に筆が進み始まった連載小説は 洋館に引っ越してきた家族の弟が その家に興味を持つ青年津口十六人を不気味に思いながら展開していく。 現実世界では私は連載のファンであるという信濃目綾子と親交を深めていく。 連載小説と現実の事件が奇妙にリンクし、 絡まりあった物語が行き着く先は。 カバー装画:村田修 カバーデザイン:坂野公一(welle design) 謂れのある洋館に住む作家が 自分でも書いた記憶のない小説を発表し、 その小説の中身が作家が知らなかった実在の事件と酷似している。 さらに彼自身にも不気味な影が忍び寄る。 本格ミステリ大賞を受賞されたということで デビュー作を読んでみました。 好みというわけではないのですがとても気になる作品。 現実世界との合わさり方が巧みでざらざらした感触がする。 作中の三津田信三も著者と同じ仕事を手がけていて 現実との境界が曖昧なのもこの不穏な雰囲気に拍車をかけています。 本当の現実と、物語の中の現実と、作中作が溶け合っている。
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いや~怖かった。 引っ越した直後の深夜に一人で読むもんじゃないです。 道具立ては典型的といってもいいくらいで、パーツがそろった段階で全体の絵は大体想像がつくんですが、 それを、登場人物が気づいてないという辺りは、いかにも古典ホラーを踏まえてます。 そっちいっちゃ、ダメだ!的な。 作中作がカットバックで交錯していって、最終的に今日実の境目があいまいになる構成はなかなか。 編集者が主人公で、実在する現役作家の名前が出てきたり、乱歩や正史に関する薀蓄話を盛り込むなど、現実に片足が突っ込んでる分、虚実混沌が怖かったです。 最後も、結局どうなったのか良くわからんまま閉めちゃうし。 ハッピーエンドで青空の見えないホラーって反則。
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とても嫌な、ねっとりとした怖さがあります。しかしながら、読んでいるうちに現実と虚構が混じり合って、どちらがどちらだか分からなくなるところは、やはり三津田作品らしい。 でも、ちょっとインパクトが足りないかなぁ。ラストもハッキリとはせず、ぼんやりとした感じだったので、何だかモヤモヤ...
とても嫌な、ねっとりとした怖さがあります。しかしながら、読んでいるうちに現実と虚構が混じり合って、どちらがどちらだか分からなくなるところは、やはり三津田作品らしい。 でも、ちょっとインパクトが足りないかなぁ。ラストもハッキリとはせず、ぼんやりとした感じだったので、何だかモヤモヤします。
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三津田信三が本を書くために住みはじめた屋敷で、その本の内容と 同じようなことが起こり始める。 どこまでが現実でどこからが妄想や小説なのかが分らなくなる。 メタミステリーの分野に入るホラーと推理小説がミックスされた 小説。
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ホラーとミステリの融合と聞き、どんなものかと期待して読みました。ホラーとミステリというだけでなく、作中作を織り交ぜ、乱歩論やミステリ論を語り、多重メタ構造であるという、ある意味贅沢なある意味欲張りな作品。ホラーとして貫き通した方が好みだったかも。気持ちの悪い怖さを堪能出来ます。
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三津田信三のデビュー作。[三津田信三シリーズ]の第1作目。ヒタヒタと迫ってくる恐怖は、なかなかのモノ。夜、皆が寝静まった頃に読むとコワさが一段とUPすること間違いない。
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三津田 信三さんのホラー小説。 本格ミステリーとホラーが見事に融合する……って説明に書いてあったけど これはどちらかというと、かなりホラー寄りの作品だなと思いました。 といっても悪いものではなく、文章も構成もよかったですし ミステリテイストでいろいろ味付けされていた部分も楽し...
三津田 信三さんのホラー小説。 本格ミステリーとホラーが見事に融合する……って説明に書いてあったけど これはどちらかというと、かなりホラー寄りの作品だなと思いました。 といっても悪いものではなく、文章も構成もよかったですし ミステリテイストでいろいろ味付けされていた部分も楽しめました。 にちゃりは、「からくりサーカス」の悪人っぽい笑いが頭に浮かびました。 フェイスレスのいやらしい感じの笑いが、そんな感じーー。 にちゃり、にちゃり。 これがデビュー作って、三津田さんはレベル高いなあ。 最近読んでる作家の中では、かなり好みです。
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