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最後の授業 の商品レビュー

4.2

76件のお客様レビュー

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2010/04/07

タイトルで予想できる通り、余命数ヶ月の癌患者だった大学教授の最後の授業です。 講義の1ヶ月前、癌が転移している事がわかり、余命数ヶ月の宣告を受けていました。残された時間があとわずかの彼がした最後の講義の内容は「子どものころからの夢を本当に実現させるために」 本だけ読むとしんみり...

タイトルで予想できる通り、余命数ヶ月の癌患者だった大学教授の最後の授業です。 講義の1ヶ月前、癌が転移している事がわかり、余命数ヶ月の宣告を受けていました。残された時間があとわずかの彼がした最後の講義の内容は「子どものころからの夢を本当に実現させるために」 本だけ読むとしんみりしてしまいそうですが、講義内容の動画を見るとかなり観客を笑わせています。強いですね。命の重みもあってか、強烈なメッセージを感じました。嘆き悲しむことだけに終始しなかった彼の最後の人生に、畏怖の念を表します。彼の死は多くの人に意味を与えたような気がしてなりません。 かなりラディカルな方だったようですが、最後の講義の内容を見ても、やっぱり人って最後にはそっちの方に行き着くのかな、と思いました。 幼い子ども3人と、まだ若い奥様を残して語った講義内容の本書より好みで抜粋。 ・サバティカル(長期研究休暇)の存在  サバティカルとは、使途に制限がない職務を離れた長期休暇のことで、長期間勤続者に対して付与され、少なくとも1ヵ月以上、長い場合は1年間となることもある。6日間働いた後、7日目は安息日とする旧約聖書のラテン語 "sabbaticus" (安息日)に由来する。 引用 Wikipedia →フランスの教員にもサバティカル制度があるのは知ってたんですが、アメリカにもあったんですね。Wikiの説明だと長期間ブラッと遊びに行っちゃう感じですが、「何の研究のためにどこに、どれくらい行くか」、「研究の結果」の報告・発表がほとんどのケースで義務付けられています。 ・正直であることは、道徳的に正しいだけでなく効率的でもある。だれもが真実を言う社会になれば、ものごとを再確認する時間を大幅に節約できる。 →時間を有意義に使える方って、本当に正直な方が多い気がします。私を含めて嘘をつける間はたぶん暇なんでしょうね。

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2011/07/01

22/3/10 65 なんだか肩がこった 「死ぬこと」についてではなく「生きること」について 決断しなければいけないときまで、決断はするな フットボールの練習>ボールを持たない残り21人がやるべきことを練習する>基本を学ぶ。基本基本基本 計画はいつでも変えられるが、計画がな...

22/3/10 65 なんだか肩がこった 「死ぬこと」についてではなく「生きること」について 決断しなければいけないときまで、決断はするな フットボールの練習>ボールを持たない残り21人がやるべきことを練習する>基本を学ぶ。基本基本基本 計画はいつでも変えられるが、計画がなければ変えることもできない。 自意識は最初に封印>アイデアを出し合うときは、タイトルをつけて記録する。タイトルは、アイデアを考えた人ではなく内容を説明するものにしよう。「ジェインの話」ではなく「橋について」だ 人の一番いいところを見つける>「十分に時間をかけて待っていれば、人はきみを驚かせて感動させるだろう」>誰かにいらいらしたり、腹が立ったりするのは、その人に十分な時間を与えていないだけかもしれない。何年も待たなければいけないかもしれない。「それでも最後には、いいところを見せてくれるだろう。殆どすべての人に長所はある。兎に角待つことだ。いつか見えてくる」

Posted byブクログ

2010/01/21

---------------------------------------------- ▼ 100文字感想 ▼  ---------------------------------------------- アメリカピッツバーグで、膵臓がんに冒されて 余命わずかの男が教壇...

---------------------------------------------- ▼ 100文字感想 ▼  ---------------------------------------------- アメリカピッツバーグで、膵臓がんに冒されて 余命わずかの男が教壇に立った。3人の幼子をも つ男に残された時間はわずか。男はいったい何 を語ったか。生きてる素晴らしさを実感できた。 ---------------------------------------------- ▼ 5つの共感ポイント ▼  ---------------------------------------------- ■夢を実現できた理由の大部分は、たくさん  のすばらしい人たちに教わってきたことの  おかげだ ■配られたカードを変えることはできない。  変えられるのは、そのカードでそのように  プレーするかだけだ ■ウォルト・ディズニーがディズニーワール  ドに託した夢は、決して終わらないことだ ■つまらない根くらべをしていられるほど、  人生は長くはない ■「夢をどのように実現させるかという話を  したのではありません。人生をどのように  生きるかという話をしたのです。人生を正  しく生きれば、運命は自分で動き出します。  夢のほうから、きみたちのところにやって  くるのです」

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2009/11/08

死を目前にしながらも、前向きに生きるランディ。 彼の言葉を聞いていると、楽観とは知性であり意思であるとつくづく感じた。 彼の生き様は、一人の父として、男として、僕の人生の目標になった。 本書はとても明るい本だ。底無しに明るいといっても良いほどだ。 「数ヵ月後に死ぬことが分かって...

死を目前にしながらも、前向きに生きるランディ。 彼の言葉を聞いていると、楽観とは知性であり意思であるとつくづく感じた。 彼の生き様は、一人の父として、男として、僕の人生の目標になった。 本書はとても明るい本だ。底無しに明るいといっても良いほどだ。 「数ヵ月後に死ぬことが分かっている人間が明るく生きるために、何が必要なのか?」という問いに、本書はこれ以上ない実例によって、答えを示していてくれる。 ランディがこれほどの明るさを持ち続けられたのには、主に二つの理由があると僕は感じている。 一つは彼がこれまで鍛えてきた精神的な強さであり、もう一つは自身の天職を全うしているという自負である。 「メジャーリーグの往年の強打者が引退前の最後の打席に立つように、教育者である僕は、教壇に立って最後の授業をしたい。」 こう言切れるほどの誇りを持って仕事に望んでいた彼は本当の強さを持っていたに違いない。 まだ自分の命の炎がいつ消えるかを知らない僕だから、せめて「最初のペンギン」になることを恐れないで生きていこう。

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2009/10/17

 英語がわからなかったのでよんだのですが、youtubeの画像の方がいいのかな。読み終わったので、もう一度youtubeに挑戦してみます。人生で大切なものは前向きの姿勢、家族、そしてなによりもユーモア!ランディ教授の笑い・明るさが印象的です。  ランディ・パウシュ教授の心に残った...

 英語がわからなかったのでよんだのですが、youtubeの画像の方がいいのかな。読み終わったので、もう一度youtubeに挑戦してみます。人生で大切なものは前向きの姿勢、家族、そしてなによりもユーモア!ランディ教授の笑い・明るさが印象的です。  ランディ・パウシュ教授の心に残った言葉は、 ①レンガの壁がそこにあるのは、理由があるからだ。僕たちを寄せつけないためではない。この壁は自分がどんなに真剣に望んでいるかを証明するチャンスを与えているのだ。 ②自分の知恵を伝えようとすると、相手は聞き流すことが多い。でも、第三者の知恵を伝えるときは、傲慢さが薄れ、受け入れてもらいやすくなる。 ③自分に対する評価を進んで受けさせることは、教育者として経験した中でも一番難しい。そのため次のようなランキングがわかるように、学生同士の相互評価を実施した。 ・仲間はあなたが一生懸命に取り組んだと思ったか?あなたが何時間プロジェクトに取り組んだと思ったか? ・あなたはどのくらい独創的な貢献をしたか? ・仲間はあなたと取り組んでやりやすいと思ったか?やりにくいと思ったか?あなたはチームプレーヤーか? ④経験とは、求めていたものを手に入れなかったときに手に入れるものだ。そして、経験は、君が提供できるなかで、たいてい最も価値のあるものだ。 ⑤準備を怠らない。十分な備え。楽観主義者でありながら、決断を下すときは、最悪のシナリオを想像する。

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2009/11/06

自分の人生がいつ終わるのかはわからない。でも、人生の終わる時間を知ってしまったら、どうするだろうか。 著者は、残された時間で自分の大切な人へのメッセージを自分らしい表現・方法で残している。 自分はどのように大切なメッセージを伝えるのか、どのように終わりの時間を迎えるのかそうい...

自分の人生がいつ終わるのかはわからない。でも、人生の終わる時間を知ってしまったら、どうするだろうか。 著者は、残された時間で自分の大切な人へのメッセージを自分らしい表現・方法で残している。 自分はどのように大切なメッセージを伝えるのか、どのように終わりの時間を迎えるのかそういったことを考えるいい機会を与えてくれた本である。 ◎この本を読んで感じたこと 人生はいつ終わるかわからないが、明日終わるかもしれないという感覚を持って生活を送れれば、自分の満足のいく日常が手に入ると思う。 ◎印象に残った言葉 「配られたカードは、変えることはできない…。変えられるのは、そのカードでどのようにPlayするかだ!!」

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2009/10/04

DVD付があるのを知らず、こちらを買ってしまいました。 結構前に読み終わって、今頃レビューです。 夢を形にするために、という単純明快なテーマでありながら、自分自身にそのテーマを自問してみるとあまりに何もできてないことに愕然…。 彼が幼いころから思い描いてきたたくさんの夢を...

DVD付があるのを知らず、こちらを買ってしまいました。 結構前に読み終わって、今頃レビューです。 夢を形にするために、という単純明快なテーマでありながら、自分自身にそのテーマを自問してみるとあまりに何もできてないことに愕然…。 彼が幼いころから思い描いてきたたくさんの夢をひとつひとつを実現させてきたことがどれだけ素晴らしいものなのか、そして自分はこれからでも何かできるのだろうか、という言葉にし難い「忘れていたもの」を教えてくれた一冊。 学校の授業とかで観ていたら何かが変わってただろうなー。 youtubeに字幕付の彼の「最後の」講義の映像がアップされているので、気になる方はまずそこからどうぞ。余命宣告を受けた人間とは思えないほどのエネルギッシュな振る舞いを見ていて、心揺さぶられました。 そして彼のご冥福をお祈りいたします。 R.I.P.

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2009/10/07

膵臓ガンで余命少ない教授が、夢を叶えるためにというテーマで最後の講義をする。 多くの聴衆のために、遺される家族のために。 シンプルだけど、自分の人生に誇りを持って生きていたんだということが伝わってきます。 動画はぜひゆっくり時間がとれるときにみてみたい。 ・配られたカードを変...

膵臓ガンで余命少ない教授が、夢を叶えるためにというテーマで最後の講義をする。 多くの聴衆のために、遺される家族のために。 シンプルだけど、自分の人生に誇りを持って生きていたんだということが伝わってきます。 動画はぜひゆっくり時間がとれるときにみてみたい。 ・配られたカードを変えることはできない。変えられるのは、そのカードでどうプレーするかだけだ。 ・勝ち目のないシナリオはあるはずがない。 ・経験とは、求めていたものが手に入らなかった時に、手に入れられるものだ。 ・幸運は準備と機会が巡り会ったときに起こる ・壁は、私たちの行く手を遮るためにあるのではない。その夢をどれだけ真剣に追い求めているのかを気づかせるためにあるのだ。

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2009/10/04

ランディ・パウシュさんは、努力の人だな、と。 自分自身ももっと客観的に、努力家で、積極的に・・・そして夢を諦めないこと。 ランディさんがそう生きてきたことを知ることで自分もがんばらなきゃな、と思った。 でも、私はそれよりも、彼が最後、愛する子供たち、そして妻に対しての思いがとても...

ランディ・パウシュさんは、努力の人だな、と。 自分自身ももっと客観的に、努力家で、積極的に・・・そして夢を諦めないこと。 ランディさんがそう生きてきたことを知ることで自分もがんばらなきゃな、と思った。 でも、私はそれよりも、彼が最後、愛する子供たち、そして妻に対しての思いがとてもやるせなくて、辛くて。 彼が病気という生きることにタイムリミットをもった形で死に臨むことができた点で、自分の死んだあとに対するあらゆる準備ができる、その意味では病気という終わり方でよかったのかもしれない、、そう言ってはるのを読んで、なるほど。。。と思った。とにかく、人が死ぬこと、とても辛くて悲しいことだなぁ。

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2009/10/04

「余命1ヶ月の花嫁」、重松清「その日のまえに」、そしてランディ・パウシュ「最後の授業」 共通することは、死を宣告された人間の生き様をつづっていること。 今回読んだ「最後の授業」は余命が決まっている人間がいかにポジティブに生きてゆくかベストプラクティスを与えてくれる。 パウシュ...

「余命1ヶ月の花嫁」、重松清「その日のまえに」、そしてランディ・パウシュ「最後の授業」 共通することは、死を宣告された人間の生き様をつづっていること。 今回読んだ「最後の授業」は余命が決まっている人間がいかにポジティブに生きてゆくかベストプラクティスを与えてくれる。 パウシュは家族を第1としながらも、仕事(天命)である「講義」に命を注いだ。 自分が画家ならば「絵」を残すし、音楽家であれば「音楽」を残す。大学教授となれば「講義」しかない。 そしてそのもっとも贈りたい相手は家族であった。 講義の内容は普遍的なものだが、死ぬなんてことは悲観的にとらえていたらその瞬間から死んだと同じこと、最期まで普段と 変わりなくそして一瞬一瞬を大切に生きること。本人の語り口から悲しさは感じられない。 生きること。 どこかの有名人が言っていた「生きていればだいたいOK」なんて名言があった。そのとうりなのかもしれない。

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