最後の授業 の商品レビュー

ランディパウシュ,ジェフリーザスロー【著】,矢羽野薫【訳】

2010/10/31

死を目前にした著者の、最後の講義とメッセージ。
生きることの素晴らしさとエネルギーに満ちている一冊。
レビューには誤訳が多いとの指摘がありますが、それでも伝わってくるものは数多くありました。

誠実さ、率直さ、感謝すること。
最善を尽くすこと。
「壁」の意味を知ること。
何を言ったかではなく、何をやったかに注目すること。

はっとする言葉がたくさんありました。
エピソードと教訓のつなぎ方が、見事だなぁと思いました。
今の私の心に、とても響く本でした。
原著にもチャレンジしてみようかな。

2010/10/31

とても、深い本。
夢を実現するには「しつこさ」が必要、と言う文章を最近読んだばかりなのだが、この本のメッセージの一つも同じだ。
「しつこさ」と言うより「粘り強さ」と言った方がピッタリ来るかも。
「壁」は、そこで引き返す(諦める)大多数のためにあるが、少数の「乗り越え」たり、「迂回」したり、「壊す」人たちは、「壁」の向こう側にたどり着ける。
どれだけ本気で向こう側に行きたいか、そのためにどれだけの「努力」や「犠牲」を出来るか、を試されていると言うことが著者の数々のエピソードで実感出来た。
誰にでも、お勧めします。

2010/09/30

家族への深い愛と人生に対する情熱が詰まった熱い一冊。
文章も簡潔で読みやすい。電車の中で半泣きで読んだ。
理系の教授というところも勉強になった。
わくわくしながら夢を自由に描くパワーが湧いてきた。

2010/08/22

あー無情。たぶん、こういう人は、こういう場面に直面しなくても、すばらしいモノを後世に残していくんだろう。涙した。

2010/08/17

壁がそこにある理由を教えてくれました。壁の向こうにある何かをどれだけほしいか証明するチャンスを与えてくれているのだと。

2010/07/29

カーネギーメロン大学のVR（バーチャルリアリティ）分野の名教授の最後の講義
余命数ヶ月の中で語る人生
死と向き合うことから見えてくるもの
超おすすめ

2010/07/14

人生に立ちはだかる障害のことをランディは「レンガの壁」と言う。

どんな壁に出くわしてもそれは必ず崩すことのできて、いつも自分が本気かどうか試している。

彼が教えてくれる人生の教訓はどれもこれもが信憑性がある

それは彼の話のすべてが彼の実際の経験に裏付けられているからだ

「経験とは求めていたものを手に入れられなかったときに手にはいる」

彼はこう続ける

「最初のペンギン」になろう

失敗はレンガの壁を背にさえしなければ訪れないのだから

2010/06/27

最初に見たのはYouTubeの動画でした。
http://www.youtube.com/watch?v=nrFMRuB2lbA
１～９まであります。
これを見て本書を買ってみたのですが、動画のほうがわかりやすく、既に見ていたので補足的なものになってしまい、ちょっと新鮮さがなかったです。
でも、内容としては素晴らしいです。
自分が死ぬとわかっていて、あの前向きな精神はすごいと思うし、人柄もすごく素敵。
逆に世の中にいるほとんどの人は自分がいつ死ぬかわからない。
だから、時間の大切さが実感しにくいんだとも思った。わかったときには時間がないなんて皮肉だよね。
生きていたら会ってみたかったなあ・・・。

2011/10/31

ガンで余命宣告を受けた大学教授の最後の講義の記録。死を目前にしながら生きることについて語る彼の言葉に，世界中の人々が耳を傾けました。講義の様子はYouTubeで見ることができます。

2010/04/09

この本の良さは，この人物は全くといって「悲壮感」を出さずに感じさせずに，人生の教えを説いているところではないだろうか。
読む前に，重い内容かと思い覚悟していたが，すぐさまに裏切られた。
しかし，奥さんに対しての最期のBirthday presentに感動し涙した。
それ以外は，この人物の素晴らしさが凝縮している。