荒野 の商品レビュー
知人さんにお借りしたもの。ようやく読破したー!いやあ長かった。 間を空けすぎたせいで、内容をいまいちよく把握していないけど恋はいまだけ、いまだけ!にグッときた。16歳でこれだけ大人になれるだなんて女の子は恐ろしいな。
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エンターテイメントです。女子中高生だった者にとっての。 こんな女学生だった記憶は全くないけれども。 女学生の美味しいところを集めて集めてまとめた一冊。 「私の男」を書いた後に、こういう軽い(いい意味で)作品を書くという選択はナイスチョイスだなーと思う。 読んでて楽しい。これ...
エンターテイメントです。女子中高生だった者にとっての。 こんな女学生だった記憶は全くないけれども。 女学生の美味しいところを集めて集めてまとめた一冊。 「私の男」を書いた後に、こういう軽い(いい意味で)作品を書くという選択はナイスチョイスだなーと思う。 読んでて楽しい。これに尽きる
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中学のあたしは、荒野に憧れてたなあ。恋しなかったし、友達との行き違いを気にしたこともない。毎日オーケストラ部で部員とのんびり過ごすだけ、でも荒野は恋や買い物や家族のことで忙しそう。荒野は好奇心旺盛みたいだけど、あたしなんて冷めたつまんない女の子だったよ。ジャズ好きのボーイフレンド...
中学のあたしは、荒野に憧れてたなあ。恋しなかったし、友達との行き違いを気にしたこともない。毎日オーケストラ部で部員とのんびり過ごすだけ、でも荒野は恋や買い物や家族のことで忙しそう。荒野は好奇心旺盛みたいだけど、あたしなんて冷めたつまんない女の子だったよ。ジャズ好きのボーイフレンドと作家のパパがあたしも欲しいわ。
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この人はこの年代の子を描くのが得意だね。わたしは自分がこれくらいの年だった頃のことなんかほとんど覚えてないし、恋もしなかったから、ああ普通の子ってこういう感じなんだ、という気分だった。 台詞多用なのですぐ読める。ラノベ的なので、あまり本読まない人でも読めると思う。「私の男」を読...
この人はこの年代の子を描くのが得意だね。わたしは自分がこれくらいの年だった頃のことなんかほとんど覚えてないし、恋もしなかったから、ああ普通の子ってこういう感じなんだ、という気分だった。 台詞多用なのですぐ読める。ラノベ的なので、あまり本読まない人でも読めると思う。「私の男」を読んだあとだとちょっと薄っぺらいなという感想。
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・「私の男」が凄かったので近くの市民センター図書室でまた桜庭一樹を借りてみた。 ・うーん、これは34歳のおっさんが真剣に読む内容じゃなかったかな。少女の見る世界とか、私の男に通じる部分もあったけど、描写は緩くて今少女である若しくは昔少女であった人が読む本だろうなと言う感想。主人公...
・「私の男」が凄かったので近くの市民センター図書室でまた桜庭一樹を借りてみた。 ・うーん、これは34歳のおっさんが真剣に読む内容じゃなかったかな。少女の見る世界とか、私の男に通じる部分もあったけど、描写は緩くて今少女である若しくは昔少女であった人が読む本だろうなと言う感想。主人公の荒野は可愛らしいけど、でもアン・シャーリーにはとてもなり切れない。 ・相変わらずくたびれて美しい男が出てくる。男から見ると謎。それとボーイフレンド役の悠也も冷めてて生意気なだけで、あまり魅力は感じなかった。 ・少女が成長するにつれて孤独=自分ひとりの時間を大切にするっていう描写が心に引っかかった。我が家は個室を用意していない一室空間なので。 ・少女を描き続けるのがこの作家のテーマなのかな。もう一冊くらい読んでみようか。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
女の子から女性に変化していくさまがとてもリアルに感じれました。思春期をタイミングを逃していつまでも子供のような発想の私には追体験できる一冊でした。
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表紙からしてすごく爽やかな話なのかと思ってたけど、実際そうでもなくやっぱり桜庭一樹だった。 でもどのキャラクターも魅力的だったしすごくかわいくて初々しくて生々しいお話だった。
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「赤朽葉」も「少女には」も「砂糖菓子」も「七竃」も、たいへん面白かったし高く評価しますが、これはちょっとつらいですね。 なにがって、たぶん女子度が高すぎる。 それも、あくまで、後から(オトナになってから)振り返った女子で、これはリアルタイム女子ではないだろう…という気がします。...
「赤朽葉」も「少女には」も「砂糖菓子」も「七竃」も、たいへん面白かったし高く評価しますが、これはちょっとつらいですね。 なにがって、たぶん女子度が高すぎる。 それも、あくまで、後から(オトナになってから)振り返った女子で、これはリアルタイム女子ではないだろう…という気がします。 舞台の鎌倉にしても、イメージの鎌倉に過ぎず、うつろいゆく鎌倉の四季なんて描けてないですね。少なくとも、特に新鮮味はない。 まあ、鎌倉を舞台にした小説や文章・映像など先行作品は山のようにあるなか、不利なのは確かなのに、鎌倉のイメージはうまくつかんで利用できてるなとは思いますが。 「うつくしい」という言葉を使わずに「うつくしい」と感じさせるのが小説家の技術の一つだとすれば、「鎌倉は季節のうつろいがうつくしい町だ」などと、安直というほかなく、残念です。鎌倉の、ちょっと書き慣れてる中学生の作文じゃあるまいし…とあえて厳しく裁定。 ラスト4行にしても、これが本当に書きたかったことなのでしょうか? もしそうだとすれば、まあ、一度は書いておきたかったというタイプの小説なのかもしれませんが、それに貴重な時間と労力を費やしてつきあう必要はなかったなー、一度きりにしてくれよー、と思ってしまったのは確かなのでした。 「赤朽葉」との落差に落胆。
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可愛くて好きです。心癒された。桜庭一樹はすてきなお名前をよくつけますね。文庫本だと年齢によって分けられてるのか…ペラそうだな。
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荒野のキャラが限りなく好きなのとえりかちゃんがもうかわいいのと麻美ちゃんのアレな感じと悠也くんのイケメン度合いがツボすぎて吐きそう(いい意味で)
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