人生生涯小僧のこころ の商品レビュー
■こころ A.今日より明日、明日より明後日 B.人は、自らの限界の上限を押し上げることで、成長することができる。そのためには、日々100 %の自分を出しきることを心がけるべきであ C.学問や行で得たことを、生活の中でよく実践し、人格を成長させる。あるいは、人間関係の中で感じ...
■こころ A.今日より明日、明日より明後日 B.人は、自らの限界の上限を押し上げることで、成長することができる。そのためには、日々100 %の自分を出しきることを心がけるべきであ C.学問や行で得たことを、生活の中でよく実践し、人格を成長させる。あるいは、人間関係の中で感じた辛さや苦しさから1 つずつ悟りを得、成長する。それが人生というものである。
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凄まじい苦行を達成した僧侶の本。月刊誌「致知」の今月のインタビュー記事で著者を知り、手にした一冊。一流の方の言葉力はスゴイと思いますが、この方も何故そこまで超人的な修行に取り組めるのか不思議。その発想が私のような凡人との違いなんでしょうね。荒業時代の写真が多数掲載されていますが、いずれも白装束に髭面。でも、最後のエピローグに掲載されている筆者の現在の写真が、袈裟に身を包み、すべての達観したような安らかな微笑みが印象的でした。 以下、この本から、こころに留めておきたい言葉。 ・人生とは生きるものではなく、「生かされているもの」 行とは、人生とは、ひとつひとつ見えない徳を積み上げて いくもの。 ・「何のために」というところがはっきりしてくると、 どんな辛さも苦しさも乗り越えられます。そして皆さんに 喜んで頂くことが自分の喜びになりますので、決して疲れ ませんし、どんな状況でも常にこころ豊かでいられることが でき、卑屈になることもありません。何かを成す前に高い 高い目標を定めなければならないのも、こうした理由から です。 ・行も、人生も、卑屈になってはいけません。楽しまなくては いけません。 ・人を思いやる心というのは、まわりまわって、自分の心を 穏やかにしてくれます。優しい言葉を相手にかければ、 優しい言葉がどこからか巡ってきます。 ・心を込めて生きるから心が変わり、心をこめて語るから 相手の心に伝わり、心をこめて行うからみんなが感動して くださる ・さまざまな行のなかで私が感じた「人間が生きている中で 一番大事なもの」とは、「足ることを知ること」と「人を 思いやること」の二つです。 ・「人生生涯小僧のこころ」
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なでしこ佐々木監督の愛読書ということで読んでみました。 『今日より明日、明日よりも明後日』簡単に言うけど、行を完墜した人間がそう思って生きてるとは…。
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なでしこジャパン監督として4年間チームを率いた佐々木則夫さん。ロンドン五輪が終わったあと、実は女子サッカーの監督を辞めるつもりだったと言います。「この4年間、精一杯やった」と思っていた佐々木監督の考えを変えたのは、塩沼亮潤さんの著書「人生生涯小僧のこころ」でした。 annex ...
なでしこジャパン監督として4年間チームを率いた佐々木則夫さん。ロンドン五輪が終わったあと、実は女子サッカーの監督を辞めるつもりだったと言います。「この4年間、精一杯やった」と思っていた佐々木監督の考えを変えたのは、塩沼亮潤さんの著書「人生生涯小僧のこころ」でした。 annex ~『僕自身まだまだ小僧』 ~:スミスの本棚:ワールドビジネスサテライト:テレビ東京 http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/blog/smith/2012/12/post139987.html
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出会えて良かった大切な本です。 命をかけた修行の話はもちろんですが、日常の心のありかた等、とても勉強になりました。 きっと四六時中思いつづけることは私にはできないけれど、一日のうち一瞬でもハッと思い出すようにしたいと心から思います。 後半、何系かわからない涙が出ました。
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行とは行じるものではなく 「行じさせていただくもの」 人生とは生きるものではなく 「生かされているもの」 行とは、人生とは、 ひとつひとつ見えない徳を積み上げていくもの。 お山に行って何も気づかず悟らず帰ってくるのは、 宝の山に入って何も持って帰らなのといっしょです。 その日のことはその日のうちにする。そのために私は、 自分に十の力があれば十を出しきることを心がけていました。 現実を受け入れ愚痴らず精いっぱい生きると、道が開けてくる。 山で修行した人だけしか悟れないというものではない。 それぞれの生活の中で、それぞれに与えられた役目を果たしていく中で、 心を研ぎ澄ませ、目を凝らし、耳を澄ませたとき、 いろいろと悟れる。 心を込めて生きるから心が変わり、 心を込めて語るから相手に伝わり、 心を込めて行うからみんなが感動してくださる。
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先ほど読み終わりました! この本はドラゴンズの荒木選手が大事にしている1冊というのを、先日の1500本安打の記事に載っていて、それにつられて読んでみました。 正直凄すぎてある意味実感が湧かないところもあるのですが、そんな中でもいろいろと心に染みる内容が...たとえば、 ・自分に対する過信は脆いものです。地に足をつけ、あせらず手を抜かず、一歩一歩歩み続けていれば、必ず自信がついてきます。勇気が湧いてきます。そして神仏が、まわりの人が、必ず守ってくださるのです。 →「過信」、陥りやすいです。一歩一歩を大切に! ・その日のことはその日のうちにする。そのために私は、自分に十の力があれば十を出しきることを心がけていました。 →先送りしがちな自分には痛い言葉です。自戒も込めて、そのような姿勢を重視しなくてはいけませんね。 ・行を終えた現在も、「今日より明日、明日より明後日」と、いつもいつも過去最高の自分になれるように神仏に手を合わせ、祈ってます。 →なかなかそういう風には思わずに日々は過ぎ去ります。せめて、「今日より明日、明日より明後日」ということも踏まえ、「今日は 昨日よりよかったか?」と寝る前に反省するのも大事かもしれません...果たしてできるかな? こんなことを考えた1冊でした。 人生、まだまだですね...
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千日回峰行者の塩沼氏の今度は自らの著書。前読んだ対談のものよりも、本人も言葉ですっきり書かれていて、「行」の様子がよく分かっし、その際の手記も掲載されていてよかった。 前も思ったことだけれども、どうかんがえても辛いはずの行を、辛いと思ってやったことは一度もないと言えるところがすご...
千日回峰行者の塩沼氏の今度は自らの著書。前読んだ対談のものよりも、本人も言葉ですっきり書かれていて、「行」の様子がよく分かっし、その際の手記も掲載されていてよかった。 前も思ったことだけれども、どうかんがえても辛いはずの行を、辛いと思ってやったことは一度もないと言えるところがすごいと思う。自分なんて、そういいながら本当は辛いと思ってるんじゃないのぉとか思ってしまうが…きっと塩沼氏は本当に思ったことがないように思える。それは本書を読めばよく分かる。でも自分が出来るかといえば… 印象的なのは、「今日より明日、明日より明後日」という気持ちと、「人生生涯小僧のこころ」という言葉。自分の胸に刻み、日々を感謝して生きていきたい。
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とにかく凄すぎる!なぜ、こんな荒行を実行できるのだろう・・・。 これだけ自分の信念を貫き通せる人が日本にいるんだな・・・。 それに比べて自分はいかにフラフラしているのか考えさせられました。日々精進!
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http://umagoon.blog17.fc2.com/blog-entry-1480.html
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