1,800円以上の注文で送料無料

はじめての課長の教科書 の商品レビュー

3.9

115件のお客様レビュー

  1. 5つ

    24

  2. 4つ

    51

  3. 3つ

    24

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2014/01/19

会社の研修中の推薦図書、読んでみた。課長になったら、どんな仕事があるのか、どんな気構えが必要なのか。社内政治の重要性といった泥臭い話も含めて、ポイントを絞ってまとめられた本。「課長」という役職になくても、課長視点を早めに掴んでおくことは、大事だろうな。 以下、参考になった点、引...

会社の研修中の推薦図書、読んでみた。課長になったら、どんな仕事があるのか、どんな気構えが必要なのか。社内政治の重要性といった泥臭い話も含めて、ポイントを絞ってまとめられた本。「課長」という役職になくても、課長視点を早めに掴んでおくことは、大事だろうな。 以下、参考になった点、引用、一部自己解釈含む。 ・課長は、ミドルアップダウン。現場の情報と経営層からの情報が集中する場所。情報の取捨選択、フィルターをかけることが大事。 ・経営管理の96%はルーティン的な定例反復業務である。ルーティンワークを格下の退屈な仕事であるかのように考えることは間違い。ルーティンワークが間違いなくこなせるからこそ、例外事象が発見でき、修正の手が打てる。ルーティンワークの重要性を自身にも、メンバーにもしっかりと理解をさせる。 ・部下が失敗しても、そのまま上に報告をしてはならない。 ・ストレスレベルを意識した、仕事の割り振りを考える。緩すぎても、きつすぎてもよい仕事はできない。適度な負荷がかかって、初めて仕事の質が上がる。 ・問題社員は残念ながら必ずいる。問題社員は、できないというレッテルを張られ、自分でも自信を失ってしまっていることが多い。できる仕事を割り与え、少しずつ自信を持たせる。人を育てることは、課長にとっても最重要の仕事。 ・昇進させる部下をしっかりと見抜く。イエスマンではなく、本気で会社を良くしようとしているかの気概があるかどうか。気概のある人間はえてして、生意気に見えることが多い。その印象で、遠ざけてしまってはならない。生意気な人間を、気概はそのままにバランス感覚を身に着けさせるのは、課長の仕事。 ・影響力を発揮するには、社内キーマンを見定めること。必ずしも役職者がキーマンとは限らない。キーマンを見定め、各々のキーマンの感心毎を把握し、キーマンに役に立つ人間だと思ってもらえるよう、自分を磨きながら発信力を高める。社内政治≒汚いものという短絡的な発想ではなく、政治力も含めて、自身のキャリアをどう描くか、ゲーム感覚で捉えてみる。

Posted byブクログ

2014/01/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

現場情報と経営情報の流れのバランスが良いところにいるからこそ、課長は要である。一言でいえばミドルアップダウン。企業の情報伝達のキーパーソンである。 経営者はリーダーより、一方課長はマネージャーより。 大きな幅を持った部下(世代間の通訳の役割必要)を一人の人間として興味を持ち、気にかけ熟知することで、モチベーションを上げ、成果に繋げることができる。 部下には徹底的にルーティンワークを教え込む。 数字としての成果と共に家族的な方法で部下をまとめることが出来る。 当たり前のことを言語表現し、整理されている。良書。

Posted byブクログ

2013/07/23

今年読んだビジネス書でダントツ一番面白かった!ほっとした顔 大企業特有の人付き合い、社内政治、部下との付き合い方における問題点と解決法が具体的に列挙されていて、不安材料を考えやすくなった。 オススメ!

Posted byブクログ

2013/06/16

「そろそろ管理職を目指していくためにも、 また 管理職を育てるためにも、読んでみたら良い」と薦めて戴いた本。 日本資本の比較的大きな企業での中間管理職の重要性が明確に記されています。 解説や論理展開も高水準。また、冷たくない、温かみを感じる内容になっています。 中間管理職が居...

「そろそろ管理職を目指していくためにも、 また 管理職を育てるためにも、読んでみたら良い」と薦めて戴いた本。 日本資本の比較的大きな企業での中間管理職の重要性が明確に記されています。 解説や論理展開も高水準。また、冷たくない、温かみを感じる内容になっています。 中間管理職が居る職場で働いている方たちには一読の価値大。 中間管理職に限らず、プロジェクトリーダーや、後輩を持った先輩、はたまた先輩を指揮する後輩にとっても、有益な示唆をくれるでしょう。

Posted byブクログ

2013/03/25

佐々木常夫さんのような人に語られると、じんわりとしみてくるのだが、自分と年齢も大して変わらない方でかつ、「私は首席で卒業した」ということもおっしゃられながら36歳で執筆された本には、ちょっと心情的に受け付けない面もあり。 それがたとえ最後にキングズレイ・ウォードの話しがあったとし...

佐々木常夫さんのような人に語られると、じんわりとしみてくるのだが、自分と年齢も大して変わらない方でかつ、「私は首席で卒業した」ということもおっしゃられながら36歳で執筆された本には、ちょっと心情的に受け付けない面もあり。 それがたとえ最後にキングズレイ・ウォードの話しがあったとしても。  しかしながら、現在の自分における状況で、自分の上司が課長になりたてで悩んでいるので、その方に読んでいただくか、という観点で読んでみました。 自分の課長へのメッセージよりも、自分が悩んでいることに対してのいくつかのヒントがあったので下記引用。  「部下をほめるスキルを身につけるために必要なのは、『部下が出した成果を、その部下の能力や実績と照らし合わせて評価する』という、当たり前の態度です。」  「叱るというアクションを通じて『部下が自らの力でこれまでの仕事を変える』ようにうながしてやること」  「予算管理:すべての数値目標について説得力のあるストーリーを準備する。 前期よりも悲観的な数値目標は、客観的なデータを集めて説明する。」  「Cクラス社員にもこなせる仕事を見つけ出してきて与える、こと」→できる仕事がある、会社の役に立てることがある、と、それなりの成果を出せるという状況になれば、少しずつモチベーションを回復させ、能力を向上させていくものです。 ・・・僕も青二才で、ずいぶんと生意気ですが、これら文言は、恥ずかしながら、ずいぶんと勉強になりました。。   、と、そうしたいくつかのヒントを探そう!と読むのが良い本だと思いますよ。 電車の行き帰りの一日で読めちゃう本ですから。

Posted byブクログ

2013/03/25

日本独特の「中間管理職」のあり方をレクチャーしてます。 体系的ではないけど、けっこう役立ちそうです。

Posted byブクログ

2013/02/16

会社の先輩の勧めで、手にとった一冊。今迄読んだ、この類の本では、ピカイチ。課長になった時に出会いたかった。

Posted byブクログ

2013/02/02

課長としての責務やキャリア戦略について、学術的な根拠や理論を元に分かりやすく解説されている。また、理想論やあるべき論に偏ることなく、現実的な実践方法についても明確にされている点が非常によい。

Posted byブクログ

2013/01/24

読了。 はじめて部下を持つに当たって最初に手にとった本。特別な事が書いてあるのではなく、至極真っ当な事をまとめてある一冊。簡単にさらっと読めるが、触れられている一つ一つの事柄は心に留めておく必要あり。 振り返って、今までついた素晴らしい上司の方々は本書で取り上げられている点をほぼ...

読了。 はじめて部下を持つに当たって最初に手にとった本。特別な事が書いてあるのではなく、至極真っ当な事をまとめてある一冊。簡単にさらっと読めるが、触れられている一つ一つの事柄は心に留めておく必要あり。 振り返って、今までついた素晴らしい上司の方々は本書で取り上げられている点をほぼクリアされていた事に驚いた。残念と思った上司はなかなかできていない点が多い事が共通点。 簡単な最初のまとめ本として○。

Posted byブクログ

2012/10/16

49ページ 「フィルタリングによる報量の減少が大きい組織」 報量→情報量 110ページ 「課長は、部下の成果を評価し、感謝の意を伝えることで、部下への期待値の高さと部下の進むべき方法を伝えなくてはならない」 方法→方向

Posted byブクログ