犬はどこだ の商品レビュー
典型的なミステリーという感じ。 インシミテルから読んだため、ちょっと物足りなく感じたが、面白い作品であるとは思う。
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くどい設定も内容も好きな方ですが、文体がくどいです。題名の感じからもっとポップな感じかとおもってました。
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『やりたいかどうかではなく、やれるかどうかが唯一の問題だ』 『やれるかどうかじゃなく、どうやるか』 『これは正しい認識かもしれないが、その正しさはなんら救いにはならなかった』
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特に中盤から「そっちに行っちゃだめ!」みたいにはらはらやきもきして一息に読了。 かなり楽しみました。 二件目の依頼がやや釈然としなくて、それがちょっと残念でした。
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■二十五歳、犬捜し専門(希望)の私立探偵紺屋。最初の事件。 開業にあたり調査事務所〈紺屋S&R〉が想定した業務内容は、ただ一種類。犬だ。犬捜しをするのだ。――それなのに舞い込んだ依頼は、失踪人探しと古文書の解読。しかも調査の過程で、このふたつはなぜか微妙にクロスして……いったい...
■二十五歳、犬捜し専門(希望)の私立探偵紺屋。最初の事件。 開業にあたり調査事務所〈紺屋S&R〉が想定した業務内容は、ただ一種類。犬だ。犬捜しをするのだ。――それなのに舞い込んだ依頼は、失踪人探しと古文書の解読。しかも調査の過程で、このふたつはなぜか微妙にクロスして……いったいこの事件の全体像とは? 犬捜し専門(希望)、25歳の私立探偵、最初の事件。新世代ミステリの旗手が新境地に挑み喝采を浴びた私立探偵小説の傑作。
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ハードボイルド色が強い小説。 米澤穂信らしさは随所に出てる。 ミステリーとしても面白いし、一人の男が奮起する話としても面白い。 そして、まさかのラスト。そうきましたか〜って唸った。 シリーズの続編が待ち遠しい。
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有名大学を卒業して有名銀行に就職しながらも都会に慣れられずにアトピーを発症。田舎に帰って調査事務所を始めた主人公の元に失踪人探しと古文書解読の依頼が来る。 失踪人は故郷を出て東京で働いていたが、ネットストーカーに狙われ身を隠していた。 最後にストーカーと失踪人の戦いがあるが、それ...
有名大学を卒業して有名銀行に就職しながらも都会に慣れられずにアトピーを発症。田舎に帰って調査事務所を始めた主人公の元に失踪人探しと古文書解読の依頼が来る。 失踪人は故郷を出て東京で働いていたが、ネットストーカーに狙われ身を隠していた。 最後にストーカーと失踪人の戦いがあるが、それに古文書が絡んでくる。 これは、面白い。
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今のところ米澤作品で一番好き。 相変わらず機知にとんだ表現が多い。分かると楽しいが分からないネタが多い。(…)
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ハンペーが主人公に取って代わるのかと思った!シリーズ化するなら二人がそれぞれ主役を張るのも面白そう。
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思いがけない事で人生足をすくわれる事がある。 それでも受け入れて一歩を踏み出そうとする主人公紺屋の飄々としたキャラが良い。 どんでん返しがあるが、終わり方はうーん…。追いかけていた女性がもう少し魅力的に描けていたら、違ったかもしれないが。 紺屋とハンペーの軽妙なやり取りは味があ...
思いがけない事で人生足をすくわれる事がある。 それでも受け入れて一歩を踏み出そうとする主人公紺屋の飄々としたキャラが良い。 どんでん返しがあるが、終わり方はうーん…。追いかけていた女性がもう少し魅力的に描けていたら、違ったかもしれないが。 紺屋とハンペーの軽妙なやり取りは味がある。 シリーズ化を視野に入れての探偵モノ。次作に期待したい。
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