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犬はどこだ の商品レビュー

3.8

285件のお客様レビュー

  1. 5つ

    46

  2. 4つ

    123

  3. 3つ

    80

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    1

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2010/02/21

この人のミステリーは本当にウマイと思う。 重たくならないし、展開もスムーズ。 ラストも何とも言えない恐怖感を誘います。 年が近いだけに、これからも期待大の作家さんです!

Posted byブクログ

2010/02/16

初の米澤穂信。 期待の新鋭! みたいなの、ラノベ出身者が最近ほんとに多いですね。 彼もラノベ出身らしく驚きました。 コンテンツ消費の変容が伺えます。 ただ、純粋にこの本は笑えて驚く推理小説である。 一人称ごとの文章の書き分けが、なんとも巧み。 おそらく、それなりのメッセージ性...

初の米澤穂信。 期待の新鋭! みたいなの、ラノベ出身者が最近ほんとに多いですね。 彼もラノベ出身らしく驚きました。 コンテンツ消費の変容が伺えます。 ただ、純粋にこの本は笑えて驚く推理小説である。 一人称ごとの文章の書き分けが、なんとも巧み。 おそらく、それなりのメッセージ性みたいなものも篭めてあるはず。 だからこその、あの最後。 主人公に救いがあるだけでなく、 継続してテーマに参加していく感じ、 それで深みを作ろうとしている。深みの程は保障しませんが。 と、書けばネタバレにならないだろう。。 ★4ツあげたいところだけど・・・ 初読みに甘い傾向があるので、鬼になって★3ツ!

Posted byブクログ

2010/02/13

ラストが「そっちか!」という感じで意外だった。 「小市民」「古典部」みたいに、これもシリーズになればいいのになぁ。 まだ1度さらっと読んだだけなので、ちゃんとじっくり読まなくては。 最初に気づけなかったトコがある違いない。

Posted byブクログ

2010/02/06

主人公と助手のハンペ-の2人の主観で交互に構成されていきます。 この2人・・・お互いの調査を報告しあわないのか、(ちょっと~~手がかりそっちにあるじゃん!)とか(はやくその情報報告して!!)ってもどかしく思いながら読みすすめました(笑) でも、読者に向けて、さらけだしての謎解きは...

主人公と助手のハンペ-の2人の主観で交互に構成されていきます。 この2人・・・お互いの調査を報告しあわないのか、(ちょっと~~手がかりそっちにあるじゃん!)とか(はやくその情報報告して!!)ってもどかしく思いながら読みすすめました(笑) でも、読者に向けて、さらけだしての謎解きはなかなかワクワクしたし、面白かった! 最後の終り方は、予想外ではありましたが、作者らしいなぁ~と思ったし、静かなる怖さもあってゴクリとしちゃいましたよ・・・。

Posted byブクログ

2010/01/10

久々に読んだ米澤さんの作品。こんなにいろんな角度から楽しめるものを書いてたとは思いませんでした。二つの調査が重なっていくミステリーのプロットの面白さ。ほんの小さなことで躓いた時の人間の脆さや、同類を求める気持ちとその傲慢さなど、心理面を描いた面白さ。主に紺屋とハンペーによる掛け合...

久々に読んだ米澤さんの作品。こんなにいろんな角度から楽しめるものを書いてたとは思いませんでした。二つの調査が重なっていくミステリーのプロットの面白さ。ほんの小さなことで躓いた時の人間の脆さや、同類を求める気持ちとその傲慢さなど、心理面を描いた面白さ。主に紺屋とハンペーによる掛け合い漫才の面白さ(個人的に笑いのピークはハンペーの読書嗜好)。それぞれがちゃんとでるとこをわきまえて前面にでてきます。そしてラストの無力感と緊張感は他にはちょっとない。米澤さんの最近の、できれば大人向けの作品があれば読んでみたいです。

Posted byブクログ

2010/01/04

主人公が自分と同い年だったことに運命を感じ購入した一冊。 ミステリーなのですが雰囲気ホラーもあり楽しめました。 そしてなにより、別の案件を追う二人の探偵の行き着く先が……!

Posted byブクログ

2010/01/04

これ『黒米』だったんですね・・・ 事件自体そこまで大きなものじゃないし 真相も結構平凡だけど 最後がね・・・・ ま、その最後も嫌いじゃないけどビターすぎません? てか、なんで犬? そしてGENは何者? これだけまだ謎なんだけど 私が読み落としただけなのかな? 新年早々なんかも...

これ『黒米』だったんですね・・・ 事件自体そこまで大きなものじゃないし 真相も結構平凡だけど 最後がね・・・・ ま、その最後も嫌いじゃないけどビターすぎません? てか、なんで犬? そしてGENは何者? これだけまだ謎なんだけど 私が読み落としただけなのかな? 新年早々なんかもやもや残るわぁ 続編出して欲しいっすね・・・もう出てるのかもだけど?!

Posted byブクログ

2009/12/13

うーわーあー。作品や作者の前評判を全く知らないで読んだので、爽やかな結末になるのかなと思っていたんですが…見事に裏切られました。最終章の魅せ方がすごく良かったです。

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2011/12/12

このなんとも言えないビターな読後感が今までになく、新鮮。 途中からネット関係の話を軸に展開されるあたりがちょっと意外で面食らいましたが、話の構成がうまい。紺屋とハンペーのパートが交差する度にはがゆくなったり; 面白かったです。 続編求む!!

Posted byブクログ

2009/11/24

内容(「BOOK」データベースより) 開業にあたり調査事務所“紺屋S&R”が想定した業務内容は、ただ一種類。犬だ。犬捜しをするのだ。―それなのに舞い込んだ依頼は、失踪人捜しと古文書の解読。しかも調査の過程で、このふたつはなぜか微妙にクロスして…いったいこの事件の全体像とは...

内容(「BOOK」データベースより) 開業にあたり調査事務所“紺屋S&R”が想定した業務内容は、ただ一種類。犬だ。犬捜しをするのだ。―それなのに舞い込んだ依頼は、失踪人捜しと古文書の解読。しかも調査の過程で、このふたつはなぜか微妙にクロスして…いったいこの事件の全体像とは?犬捜し専門(希望)、25歳の私立探偵、最初の事件。新世代ミステリの旗手が新境地に挑み喝采を浴びた私立探偵小説の傑作。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 米澤 穂信 1978年岐阜県生まれ。2001年、『氷菓』で第5回角川学園小説大賞奨励賞(ヤングミステリー&ホラー部門)を受賞しデビュー。青春小説としての魅力と謎解きの面白さを兼ね備えた作風で注目される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) ++++++++++++++++++++ 単純に面白い、かなぁ。 25歳の探偵って言ってるけど、さっぱり若さがない。 それがなかなか面白いぐらいにない。 あんな25歳いるわけがない。 っていうか、いてほしくない。笑 話自体は複雑に展開していくわけではないので、新幹線の中とか。飛行機の中とか。移動中に読んだりするのにちょうどいいかも。 じっくりミステリーではないけど、こういうのはけっこうスキ。 話の展開を勘繰らないで、ただただ素直に読み進めるべし。

Posted byブクログ