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犬はどこだ の商品レビュー

3.8

286件のお客様レビュー

  1. 5つ

    46

  2. 4つ

    124

  3. 3つ

    79

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    1

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2013/06/11

感想はブログでどうぞ http://takotakora.at.webry.info/201306/article_1.html

Posted byブクログ

2013/06/01

話が終盤になるに連れて引き込まれていった。主人公の更生物語かと思いきや…後味の悪さと登場人物の黒さには気が滅入ってしまった

Posted byブクログ

2013/05/25

「犬探し」というのはとてつもなく困難で不毛な行動だと思うのだが、これを職業と決めて「探偵事務所」を開いた。 ところが、「人探し」と「古文書の解読」という意に沿わない依頼ばかりが舞い込む。 渋々引き受けた依頼ではあるが、知らず知らず調査にのめり込み、裏側にある真相を解明するに至った...

「犬探し」というのはとてつもなく困難で不毛な行動だと思うのだが、これを職業と決めて「探偵事務所」を開いた。 ところが、「人探し」と「古文書の解読」という意に沿わない依頼ばかりが舞い込む。 渋々引き受けた依頼ではあるが、知らず知らず調査にのめり込み、裏側にある真相を解明するに至った。 「謎解き」で組み立てられたミステリであり、殺人事件は起きていないが、ほんの少しのズレで殺人に至っていたという緊張感が、コメディタッチで描かれている本書の結末をぴりっと引き締めている。

Posted byブクログ

2013/05/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

米澤さんのS&Rシリーズらしいが、今のところこれ1巻のみ。 探偵もので、最初は人捜しと古文書解読といったリスクのない依頼かと思いきや、中盤から謎のトレンチコートにサングラスの男が出てきたり、急にスピード感がでてきて、面白くなる。ただそこは米澤さん、余韻を残すシニカルなラスト。

Posted byブクログ

2013/04/21

『氷菓』に始まる古典部シリーズは大好きなのだけれど 『儚い羊たちの祝宴』や『ボトルネック』などの作品では、滲み出る毒にあてられ 何日も悪夢を見る破目になった、米澤穂信さん。 今回は果たしてどっち?と読み始め、どうやら大丈夫そう♪ とほっとしたのですが。。。 お好み焼き屋をやりた...

『氷菓』に始まる古典部シリーズは大好きなのだけれど 『儚い羊たちの祝宴』や『ボトルネック』などの作品では、滲み出る毒にあてられ 何日も悪夢を見る破目になった、米澤穂信さん。 今回は果たしてどっち?と読み始め、どうやら大丈夫そう♪ とほっとしたのですが。。。 お好み焼き屋をやりたかったけど、ちょっと支障があったので 犬捜し専門の調査事務所を開いた、やる気のない私立探偵、紺屋。 トレンチコートとドライマティーニ、リボルバーという三点セットに憧れて 探偵見習いに立候補し、紺屋S&Rに転がり込むお調子者のハンペー。 ふたりの掛け合いもゆるゆると楽しく、犬捜し専門のはずが別件ばかり持ち込まれ 紺屋担当の失踪人捜しと、ハンペー担当の古文書解読が いつしか絡み合って、絶妙な展開を見せるのですが。 宮部みゆきさんの名作『火車』では、失踪した女性が許しがたい大罪を犯していても あまりに痛ましくて、なんだか感情移入せずにいられなかったのに、 この物語の失踪人の桐子には、気の毒といえば気の毒なのに あんまり共感できないのはなぜ?と思っていたら、こう来るか! 米澤さんらしい猛毒が、底にしっかり溜まっていました。 これだから、油断ならない米澤穂信!(涙目だけど、誉めているのです、一応。) やる気なさげなわりにお茶目な一面も見せる紺屋や チャラチャラしてるのに、仕事はきっちり仕上げるハンペー、 ネットを通じて紺屋に的確なアドバイスをくれるGENなど 魅力的なキャラクターが揃っているので、 今度はぜひ救いのある事件で再会したいところです。 とりあえず、紺屋さん! 成功報酬で可及的速やかに、強そうな番犬を買ってくるのよ! 。。。と、言わずにいられません。

Posted byブクログ

2013/04/14

犬探し専門の探偵事務所を開いた主人公が、失踪した女性の捜索と古文書解読という、まったく畑違いの依頼に巻きこまれていくミステリー。一見、何の接点もないように見えたふたつの事象が終盤、ひとつのラストに向かって収斂されていくさまが面白い。登場人物の名前やハンドルネームなど、随所にちりば...

犬探し専門の探偵事務所を開いた主人公が、失踪した女性の捜索と古文書解読という、まったく畑違いの依頼に巻きこまれていくミステリー。一見、何の接点もないように見えたふたつの事象が終盤、ひとつのラストに向かって収斂されていくさまが面白い。登場人物の名前やハンドルネームなど、随所にちりばめられた細かい遊びも楽しい。そして、結末がじわじわと怖い。

Posted byブクログ

2013/04/04

犬のサーチ&レスキューということで開いた事務所。犬探しをするはずだったのが、すぐの依頼が、失踪人の捜索と古文書の解読。 これが、思わぬところでクロスしてきて、最後には... 思ったほどではなかった作品。

Posted byブクログ

2013/03/20

米澤先生の書かれたものの中でもかなり好きな小説です。早い。読み応えもあって、最後は夕飯を食べるのも惜しいほどに部屋にこもってました。最後の一言まで目が離せません。さすがです。

Posted byブクログ

2013/03/18

米澤作品にはまって以来、1番の読み応え。 2人の探偵の調査が進むにつれもどかしく、面白い。結末の余韻がまた何とも。。 続編読みたい!

Posted byブクログ

2013/03/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

紺屋は犬探しのための事務所を作り、仕事を始めることに。しかし、初仕事は人探しで昔の後輩の手助けを得ながら手がかりを探していく。徐々に情報を集め少しづつ人に助けてもらい、探している人物に近づいていく。その間、協力してくれているハンペーから自分の仕事の依頼が交差していくところもなんとも興奮する。どんどん、真相に近づいていくたびに読む勢いも早くなり、どうなるのか気になる。とても面白く、伏線の貼り方などが良かった。

Posted byブクログ