レベッカ(下) の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
まさかの「レベッカ重病→だから自殺じゃない?」という雰囲気でマキシムの犯行が隠れる形に。本文読み返したけど「癌」なんてベーカー先生言ってなかったよね? 最後はちょっと不完全燃焼(何でマンダレーが燃えたのかが分からない)。解説読んでちょっと納得。映画とSETで楽しむものなのかも。 イギリスの大邸宅で現代でない話を読んでいるので漫画「エマ」を読み返したくなります。イギリス人ホントお茶好きね。
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旧訳と比べてみたくなったり。 面白い。デュ・モーリアの優雅な通俗さ、描写の繊細さ。行きつ戻りつ、執拗な繰り返しが実に軽やか。 タイトルがまた冴えているなー。レベッカ。
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目が離せない展開の連続。 「わたし」の敵でしかなかった「レベッカ」は敵でなくなった。 しかし、死してなおその存在感を放つ「レベッカ」の恐ろしい事と言ったら……最後、私はレベッカが勝ったのだと思う。 と言うかこの作品か、1938年に発表された作品だなんて信じられない。全く古さを感...
目が離せない展開の連続。 「わたし」の敵でしかなかった「レベッカ」は敵でなくなった。 しかし、死してなおその存在感を放つ「レベッカ」の恐ろしい事と言ったら……最後、私はレベッカが勝ったのだと思う。 と言うかこの作品か、1938年に発表された作品だなんて信じられない。全く古さを感じない。
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完璧と言われると、そこまで面白かったかなと思うけど、文句つけたい気持ちがわかないってことは、完璧だったのかなとか思う。
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サスペンス要素とは別に、恋に恋する少女が恋人を夫にして大人の女に変化していくのは読み応えあり。そこに楽しさを見出したので個人的には話が動く下巻より悶々としている上巻のが好き。上巻ののんびり苦悩にノッテイルと下巻のスピード感についていくのが難しいかも。映画も見たい。
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ミュージカルの「それはわたしよ」を聞いて、読みたいと思っていた本。 期待していたよりもずっと面白くて夢中で読んだ。一人称で、主人公のわたし、が語り手。 最後に恩田陸さんが解説しています。 ☆5つじゃ足りないです。
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上巻まではサスペンス。下巻の途中からミステリー。 下巻の途中から怒涛の展開が待っていますので、お楽しみに。 全部読んでから、また上巻に戻ると味わい深い。 詳しくは http://d.hatena.ne.jp/ha3kaijohon/20120810/1344550863
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こんな名作を今初めて読むなんて。前半は主人公の臆病さにイライラさえ感じましたが、物語が一気に進展する後半からは読むのを止められませんでした。マンダレーの描写は想像を膨らませます。しばらく時間をおいてからヒッチコック版の映画を観ようと思います。
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始めは何だか救いがない感じがして 読み進めるのが辛かったのですが、 色々な事がわかり始めたら、もう止まらない!!! 外国作家の本を読んで面白い!!! と思ったのは久しぶりです。 魅力がありすぎる女の人って、人を惑わす何かがあるのかも。
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始めて読んだとき上巻はつまらなく感じて、いつもだったら下巻までは読まなかったと思うけれど、授業で読まなければならなかった作品だったので、なんとか下巻も読んでみた。 下巻を読んでびっくり。 上巻のときの思いが嘘のように物語に引き込まれて行った。
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