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レベッカ(下) 新潮文庫
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レベッカ(下) 新潮文庫

ダフネ・デュモーリア【著】, 茅野美ど里【訳】

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レベッカ(下) 新潮文庫

定価 ¥737

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2008/02/28
JAN 9784102002049

レベッカ(下)

¥220

商品レビュー

4.4

47件のお客様レビュー

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2024/07/13

恩田陸のエッセイで紹介されていた。傑作なので、ネタバレしますので先に読んで。とのことで急いで読んでみた。 たまらない世界観。自然あふれるイギリスの邸宅。 ぱっとしない女の子が後妻となるが、レベッカという完璧な前妻の影に怯える。 優雅な暮らしと自然、先が気になってしょうがない謎は久...

恩田陸のエッセイで紹介されていた。傑作なので、ネタバレしますので先に読んで。とのことで急いで読んでみた。 たまらない世界観。自然あふれるイギリスの邸宅。 ぱっとしない女の子が後妻となるが、レベッカという完璧な前妻の影に怯える。 優雅な暮らしと自然、先が気になってしょうがない謎は久しぶりに読む手を止められなかった。 情景や心理の描写も丁寧。天気や周りの物音や動物たちの動きまでもが、話の行方を暗示していたりするのが、のめり込ませてくれた。 「ゆうべ、またマンダレーに行った夢を見た。」の一文から最後の情景につながる出来事や会話の数々は圧巻。

Posted by ブクログ

2024/07/13

上巻から主人公に屈辱的な状況が続いていたが、急展開が連続する。 「死者には勝てない」とレベッカの影に悩まされ続ける「わたし」の気持ちも大きく変化していく。 色々あって、未読の方向けにあえて書かないけれどエピローグの2人は別の「死者」に永遠に捉われてしまった姿なのだろう。 こう...

上巻から主人公に屈辱的な状況が続いていたが、急展開が連続する。 「死者には勝てない」とレベッカの影に悩まされ続ける「わたし」の気持ちも大きく変化していく。 色々あって、未読の方向けにあえて書かないけれどエピローグの2人は別の「死者」に永遠に捉われてしまった姿なのだろう。 こういうジャンルはあまり読まないけど 面白かった。そして解説を読んで気付かされる作者の技術の凄さ…

Posted by ブクログ

2024/02/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いやー後半明かされるレベッカが癌だったという真相、すっかり忘れていて、ドキドキさせられた。こんなどんでん返しがあるとは。 レベッカがマキシムに撃たれた時笑った意味、「レベッカ一世一代のジョーク、もっとも上出来のやつ」がわかった時、レベッカの悪女としての魅力が更に輝いた。マキシムはもう、マンダレーとレベッカの呪縛から逃れて生きていくことはできないだろう。 そして、この物語は、名もなきヒロインが少女から大人になる過程を描いたものでもあったのですね。 普遍的なテーマに、しっかりと共感もできた。大人になって生きやすくなる代わりに、繊細な感受性や無邪気さ失うということ…マキシムは嘆くけれど、それが育つということなのだと思う。

Posted by ブクログ

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