デザインのデザイン の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
デザイナーの気骨に触れ感動のために涙しました。よく練られたデザインはおもてなし。ホンモノを作りたいと心を新たにする時に勇気をくれる本だと思います。
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デザイナーは受け手の脳内に情報の建築を行う 五感からのインプットでイメージを構築 長野五輪 雪を想起させる紙 病院 真っ白い布のサイネージ 松屋 白とテクスチャ 白=背景性包括性現代性品位高級感刷新性 無印 田中一光 生活の美意識 1980秋 これがいい ではなく これでいい そ...
デザイナーは受け手の脳内に情報の建築を行う 五感からのインプットでイメージを構築 長野五輪 雪を想起させる紙 病院 真っ白い布のサイネージ 松屋 白とテクスチャ 白=背景性包括性現代性品位高級感刷新性 無印 田中一光 生活の美意識 1980秋 これがいい ではなく これでいい そのレベルを可能な限り引き上げる ブランドは文化の水準を反映する 欲望のエデュケーション 日本住宅 2LDKは西山が関東大震災後に研究した苦心のアイディア それが欲望の低水準化 土地を持たなくていい 床壁キッチンバストイレ通信インフラ収納ドア家具照明生活雑貨で生活空間は編集可能 建築物構造「スケルトン」 内側生活空間「インフィル」編集可能 欲望を引き上げる 感性を持つマーケット 日本はパチンコの受け皿 世界に対してクールな構えを持てる場所 混沌を融合させる極限のハイブリッド ディティールを配した究極のシンプル 陰翳礼讃 羊羹は薄暗がりで食べるから黒い 陰影に溶けて形も定かでないが口に含むとこの上なく甘い その感覚が羊羹という菓子の本質 未来に関与するならにぎわいの計画はやめよ 町おこし 起こされた街は無残 魅力は佇まい 静けさと成熟に本気で向き合う 情報発信などせずとも優れたものは発見される 愛知万博構想 森の万博 ルールを変える ハイテクのメガネで森を水晶宮に コミュニケーションも問題を様々なメディアを通したデザインで治療する医師 アタマが痛いから頭痛薬をあげてはだめ 診察で重大な病気が見つかるかもしれない それを発見し最良の解決策を示す
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私が今一番求めていた本。デザインとは何か。文章が読みやすい上に内容がとても面白い。でも読めば読むほどデザインの定義というものは実際に言葉にできるのかわからなくなった。「デザイン」は動詞のような気がする。さらに「何を」「何のために」がないと成り立たない。"問いを発見するこ...
私が今一番求めていた本。デザインとは何か。文章が読みやすい上に内容がとても面白い。でも読めば読むほどデザインの定義というものは実際に言葉にできるのかわからなくなった。「デザイン」は動詞のような気がする。さらに「何を」「何のために」がないと成り立たない。"問いを発見することがデザイン" 原さんはあまりごちゃごちゃしたようなデザインを好んでないのかな?今の世の中のデザインに対するイメージ、物の見た目とか、に対してそれだけではない、それは結果であってデザインそのものではないということを頻繁に主張していたような気がする。
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デザインのこれからと今。 著者が手がけた制作物とその制作に込めた思いを伺うにつけ、深い精神性と手仕事が持つ丁寧さがひしひしと伝わってくる。おのずとデザインの役割も浮かび上がってくる。 面白いのは、日本文化の持つ役割への着目だ。 そこに声高なナショナリズムはないが、この時代に即...
デザインのこれからと今。 著者が手がけた制作物とその制作に込めた思いを伺うにつけ、深い精神性と手仕事が持つ丁寧さがひしひしと伝わってくる。おのずとデザインの役割も浮かび上がってくる。 面白いのは、日本文化の持つ役割への着目だ。 そこに声高なナショナリズムはないが、この時代に即した新たな可能性を開くチカラが日本にはあるということが分かった。 デザイナーだけでなく、あらゆる職種で自分の身に当てはめて読める、良い意味での自己啓発本でもある。
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デザイナーは薬局ではなく医者であるべきだって話が面白かった。患者の症状に合わせて頭痛薬や解熱薬を提供することも価値があるが、デザインの本質を鑑みると、患者の症状を分析し原因を特定した後に、効果のある薬を処方するべきだという考え。問題解決としてのデザインを象徴する良い例だと感じた。
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原先生はものを考えるとき大きくところを視点に、細かいところにたどり着くのはすごく良い考え方と思ってます。いわゆる「着眼大局着手小局」と言える。 10年前の原さんはもう情報やテクノロジーの問題について深い感想を抱えた。なんという判断力。
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生活の中にデザインが存在する、コミュニケーションデザインについても言及。前半堅苦しいが後半は読み易い一冊
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デザインについてもっと深く知りたくなる。 『日本』を、歴史やその位置から掘り下げる。世界地図を90度回して、日本を下に、その上にアジア、さらにはヨーロッパを配してみるとパチンコ台のようになるという視点は非常に面白い。あらゆる文化はシベリア、シルクロード、そして海路を通って日本とい...
デザインについてもっと深く知りたくなる。 『日本』を、歴史やその位置から掘り下げる。世界地図を90度回して、日本を下に、その上にアジア、さらにはヨーロッパを配してみるとパチンコ台のようになるという視点は非常に面白い。あらゆる文化はシベリア、シルクロード、そして海路を通って日本という底へと流れてくる。だからこそ日本という唯一無二の文化が形成されたのだという話は、物凄く興味深い。
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「この「溝」が傘立てである。」 とても刺激的な本であった。 デザインとは何かと漠然に考えていたが、デザインとは奇をてらうものではないと分かった。 『誰のためのデザイン』のテーマがこの本でも伺えて、とてもよかった。 本そのものもオシャレ。
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