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もう誘拐なんてしない の商品レビュー

3.4

71件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    18

  3. 3つ

    36

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

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2011/11/29

これもラノベっぽいエンタメミステリー。これは謎解きほど遊んでないからなんか中途半端。オチも古典的でさほど面白くない、これがドラマ化されるのはちょっとビックリ。

Posted byブクログ

2011/11/01

コメディータイプのものが好きなので、ベタなギャグに何度も笑わされました。 登場人物も愛嬌たっぷりで面白かったです。 ただ途中からミステリ要素が濃くなるも、それが上手く活かしきれていない感じがしました。 ちょこちょこと伏線ぽいものがありながら、だーっと流れるような説明で話が終わり...

コメディータイプのものが好きなので、ベタなギャグに何度も笑わされました。 登場人物も愛嬌たっぷりで面白かったです。 ただ途中からミステリ要素が濃くなるも、それが上手く活かしきれていない感じがしました。 ちょこちょこと伏線ぽいものがありながら、だーっと流れるような説明で話が終わり、 「それで結局あれはどうなったの?」という気持ちが残ります。 たこ焼きの屋台がもっと活躍すると思っていたんだけどなぁ^^;

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2011/09/24

東川さん二冊目。推理小説ながら、軽いタッチで現代風な話し言葉的なので大変読みやすい。ヤクザのお嬢さんを誘拐するなんざ漫画チック

Posted byブクログ

2011/09/22

少しミステリーなのに軽すぎるかな?もう少し人間を描いて欲しかった。 まあそういう作風なのだろうし、ただ単に胸焼けがする様な後味の良くないドロドロ濁った作品が好きな自分に合わなかっただけかな? 売れてる著者なので、それも否定はできない。

Posted byブクログ

2011/09/16

タイトルで手に取ってみたけれど、軽いサスペンスだった。 古臭いテンションについていけなかったけれど、山口弁の会話に免じて☆3つ。

Posted byブクログ

2011/08/09

ドラマになったら面白い話だと思う。主人公は長瀬智也で、皐月は、黒木メイサ。山部は向井理がいいな。軽く読めるお話。

Posted byブクログ

2011/08/04

「ズバリ!駆け落ちじゃ!」 「いいえ、狂言誘拐です!」  行間狭しと活躍するキャラクターとユーモアあふれるストーリー、軽快な筋運びとあっと驚くトリック。ミステリーの楽しさをギュッと詰め込んだような東川篤哉の2008年の作品。テーマは狂言誘拐だ。  20歳の大学生・翔太郎は...

「ズバリ!駆け落ちじゃ!」 「いいえ、狂言誘拐です!」  行間狭しと活躍するキャラクターとユーモアあふれるストーリー、軽快な筋運びとあっと驚くトリック。ミステリーの楽しさをギュッと詰め込んだような東川篤哉の2008年の作品。テーマは狂言誘拐だ。  20歳の大学生・翔太郎は、お金もないので夏休みの日々をだらだらと過ごしている。山口県の下関市に暮らす彼は、とりあえず日銭を稼ごうと、先輩・甲本の紹介でたこ焼き屋台のバイトを始める。  もちろん真夏にたこ焼きなんか売れるはずもなく、商機を求めて北九州の門司まで足を伸ばした翔太郎。海峡を越えて張り切る彼の前に、何とセーラー服の女子高生が助けを求めてきた。背後に迫るのは悪そうな2人のスーツの男。まるでドラマにありがちなシーン。よし、助けよう、一瞬の判断でそう決めた翔太郎は追手の男たちを相手に大立ち回り、見事に少女を救出することに成功する。  しかしこのセーラー服の女子高生・絵里香が実はヤクザの組長の娘だった事から翔太郎の運命は急カーブを描いて変わっていく。やがて甲本も巻き込んで組長相手に狂言誘拐を仕掛ける事になるのだが、彼らの行く手にはさらに意外な展開が待っていた。  この本の帯にはこう書かれている。「騙されたと思って、この本を冒頭30ページまで読んでみてください(立ち読みでOK)。翔太郎くんと絵里香ちゃんの行く末が気になって、最後まで読まずにはいられなくなることをお約束します」  まあ実際は30ページまで読み進めたらそこでやめる人もそんなに居ないとは思うんだけど、確かにこの時点でこの2人の命運が気になって読者の好奇心は鷲掴みにされてしまうのだ。  しがない大学生があれよという間にヤクザ相手の狂言誘拐に手を染めることになるのだが、この小説ではこの誘拐の顛末を翔太郎たち犯人側と、組長をはじめとしたヤクザの側の視点の両方から描いていく。  面白いのは、絵里香の父・周五郎が組長をつとめるヤクザ「花園組」で、このヤクザ名前も可愛いし、虚勢をはってはいるが地元では弱小である。組員たちもなんだか憎めない奴らばっかりだ。そんな花園組相手の狂言誘拐なので展開にはなんとも緊張感がない。翔太郎たちが初めて脅迫電話をかけるシーンなんて爆笑もののユルさだ。もちろんこの「ユルさ」が東川作品並びにこの小説のポイントである。大笑いしながら読んでいるうちに読者はしっかり作者の策略にハマってしまっている。だから後半のどんでん返しが効いてくるのだ。  花園組側にももちろん切れ者がいて、絵里香の姉の皐月や若手組員・山部などはこの誘拐事件になんだか引っかかるものを感じながらとりあえず組長に協力している感じである。掛け合い漫才のようなやり取りながら、丁々発止の駆け引きをしつつ翔太郎たちは身代金獲得へ少しずつ近づいていく。  誘拐に見せかけながら実際は狂言誘拐。敵はヤクザながら何だか憎めない弱小ヤクザ。また翔太郎たちが狂言誘拐という詐欺を実行するに至った経緯も感情移入してしまうものだ。つまり実行犯の方も、ターゲットのヤクザの方も、どうも悪い奴がいないのである。だから読者は笑って翔太郎たちの誘拐事件を見守れる。  しかし、もちろんラストでは意外などんでん返しが待ち受けている。ある小さなヒントが手がかりとなって暴かれていくトリック。それは読者が見守っていた表面上に進行していた事件だけでなく、翔太郎側と花園組側それぞれにとって予想外の結末だ。  これぞ作者得意のユーモアミステリーである。  全然内容とは関係ない話だが、この小説、単行本版は素朴で可愛いイラストが表紙を飾っているが、文庫版では背中を向けた女子高生のイイ感じの写真が表紙に使われている。これはこれで雰囲気がでてていい。  もう誘拐なんてしない ―― 軽い気持で狂言誘拐に関わることになった翔太郎の心情だろう。ところでこのタイトル、僕のように90年代に青春時代を過ごした人間ならある大ヒットJ‐POPの歌詞を思い出すのではないだろうか。作者があの歌詞を意識したのかはわからないけど、その歌詞の通りであればこのセリフの後に反語的なセリフが続くのだ……。この小説の最後のシーンを読み終えた時、翔太郎の気持を想像しながらもう一度タイトルを見返すと、また違う印象を感じるだろう。

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2011/07/14

有川浩さんを追うかのように、ここ最近平積みされまくってる作家、東川篤哉さんに初挑戦です。 序盤から「笑わそう、笑わそう」と畳み掛けるネタが、もううっとおし過ぎて、途中で辞めそうでした。 けど核となるトリックはかなり本格的でビックリしました。 言い過ぎですが、ちょっとした「容疑者X...

有川浩さんを追うかのように、ここ最近平積みされまくってる作家、東川篤哉さんに初挑戦です。 序盤から「笑わそう、笑わそう」と畳み掛けるネタが、もううっとおし過ぎて、途中で辞めそうでした。 けど核となるトリックはかなり本格的でビックリしました。 言い過ぎですが、ちょっとした「容疑者X~」の様な。 ミステリーがめっちゃ好きで、売れるために物凄く分かりやすく書いた、という印象です。

Posted byブクログ

2011/06/14

赤川次郎作品を思い出させるような展開。 かなり読みやすい。 ええー、こんなタイトル通りの内容でいいのか! なのだが、そう単純というわけでもなく。軽く楽しめました。

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2011/06/08

赤川次郎さんファンならツボるであろう作品。 心理描写や文学的表現は殆ど無く、ストーリーだけを追う文体なので、頭を使うことなくサクサク読めます。 舞台は北九州。 登場人物は、ヤクザ一家に生まれた現役高校生と夏休み中の大学生。個性的な組員たち。 映画化したら面白そう。

Posted byブクログ