もう誘拐なんてしない の商品レビュー
帯に書いてあった「キュートな誘拐」という言葉がぴたりあてはまる、おもしろくて可愛い話。 いい感じにコミックっぽいキャラクターも、トリックも楽しめました。 (ただ、全体的な話の軽さの中で、殺人というアレが少し重くてひっかかった) 文章がすごく映像的で、読んでで頭の中で頭の中で勝手...
帯に書いてあった「キュートな誘拐」という言葉がぴたりあてはまる、おもしろくて可愛い話。 いい感じにコミックっぽいキャラクターも、トリックも楽しめました。 (ただ、全体的な話の軽さの中で、殺人というアレが少し重くてひっかかった) 文章がすごく映像的で、読んでで頭の中で頭の中で勝手に映画が上映されるくらい。 私は小説の映画化はあまりすきではないのですが、これは映画向きだなあと思いました。 くどかんで、ぜひ… お嬢が誰とくっつくのか気になるのですけど、シリーズ化しないでしょうか。
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「ここに死体を捨てないでください」と同じタイプの作品。 かなりいきあたりばったり・・・(笑) 表紙の絵が若竹七海の本と同じ絵だったのに惹かれた。 この画風好きです。 内容と関係ないけど・・・装丁が好きなので好印象♪
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ちょこちょこはいるテンポの良い会話ネタは、かなり受けました。最後にはミステリー仕立て。無理もないからいいぞ。でも、第2章で出てくるある事件については、解決せずそのままか。おもしろかったので他の本も読んでみよう。
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軽い本が読みたくなって本棚から取り出しました。 …読み返してみると、ミステリというよりコメディなのですね。 トリックに驚く作品をもっと読ませて欲しい、です。 軽くてさっぱり読めてかつトリックに驚けるミステリ、って 至福のものだと思うのです。 ちなみに、トリックに驚く、というのは...
軽い本が読みたくなって本棚から取り出しました。 …読み返してみると、ミステリというよりコメディなのですね。 トリックに驚く作品をもっと読ませて欲しい、です。 軽くてさっぱり読めてかつトリックに驚けるミステリ、って 至福のものだと思うのです。 ちなみに、トリックに驚く、というのは、 ちょっと実現不可能であってもかまわないので、 「不可解が初めから提示されていて、かつ 一文でその不可解が解決され」ていればいいです。 「だから屋敷は斜めだった」とか。 東川氏の別作品でいえば、「あの映画は面白かった」とか。 狂言誘拐やら殺人事件やらはさておき、 最後のワカメ男の印象が異常なインパクトでした。 そういえばわかめ神社とか、ワカメ男出現のための 伏線もあったんですよね。まさかの伏線。 あと、皐月さんカッコイイですね。 姉貴気質でツンデレな女性を描かれるのがお得意なので、 なにか、この方の理想の女性像を感じてしまいます…^^
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この人の作品にしては後日談もなくさっぱりとした終わり。 館島に続いて行ってみたくなるシリーズ。 そして、相変わらず登場人物がバカで軽く読める。
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死人が出るので、決して穏やかとは言えないけれど、全体的には脱力感溢れる作品。どちらかと言うとミステリよりは、コメディに近いかも…? 登場人物がふざけた人たちばかりで(良い意味で、です。)、本当にきちんと物語が進むのかと不安になりましたが、その辺りは大丈夫でした。馬鹿馬鹿しい会話...
死人が出るので、決して穏やかとは言えないけれど、全体的には脱力感溢れる作品。どちらかと言うとミステリよりは、コメディに近いかも…? 登場人物がふざけた人たちばかりで(良い意味で、です。)、本当にきちんと物語が進むのかと不安になりましたが、その辺りは大丈夫でした。馬鹿馬鹿しい会話が笑いを誘い、楽しい読書が出来ました。ただ、狂言誘拐を行うに至った事柄が尻切れトンボ…。あれは結局どうなったんだろう? 軽く読みたい時にオススメのミステリ。ミステリが苦手な方でも楽しめるかと思います。
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悪者に襲われていた女子高生を助けたのに、成り行きで誘拐することになってしまった大学生・翔太郎。 知恵を貸してくれる先輩・甲本とともに、身代金の受け渡しにのぞむ!! なんだか、コメディタッチで楽しい誘拐劇です。 それぞれのキャラクタも楽しい。 特に、姉・皐月と山辺の2人組は、関係...
悪者に襲われていた女子高生を助けたのに、成り行きで誘拐することになってしまった大学生・翔太郎。 知恵を貸してくれる先輩・甲本とともに、身代金の受け渡しにのぞむ!! なんだか、コメディタッチで楽しい誘拐劇です。 それぞれのキャラクタも楽しい。 特に、姉・皐月と山辺の2人組は、関係性も過去も掛け合いも、これだけでもう1冊楽しめそうな感じ。 エンディングは、なんとも漠然とかっこいいところで終わっています。 ので、まぁいろいろ気になるところも、ツッコミどころも満載のエンディングです。 でも、そんな終わり方も含めて、楽しかった1冊でした。 めずらしい、九州弁の会話も楽しいです。
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本のタイトルを見た通りの内容です。 下関や関門海峡を見に行きたくなります。 門司と下関をつないでいるから関門海峡だったのね(笑) 昔の目蒲線みたいと一人で笑っていました(笑) 最後の方でこの2人がグルだったとは… 文体も優しいので小学校高学年から読めそうです。
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あー 面白かった 映像が浮かぶよ。 若手イケメン使ったドラマって感じ。 突っ込みとボケがいい具合で思わず声でたわ。 フッ とか クス とかね。 タイトルと表紙でだいたい分かるような内容。 ただ、最後この本の空気からしては、生々しい事件が あったりして そこがミステリーなんだろう...
あー 面白かった 映像が浮かぶよ。 若手イケメン使ったドラマって感じ。 突っ込みとボケがいい具合で思わず声でたわ。 フッ とか クス とかね。 タイトルと表紙でだいたい分かるような内容。 ただ、最後この本の空気からしては、生々しい事件が あったりして そこがミステリーなんだろうけど 最後まで、お笑い系。 内容は二の次っぽい。 どこでこの本の価値を図るかで満足度が変わりそうではある。 ミステリーとか何かを気づかせてくれる本とか 感動とか そーゆう濃いものを期待してる人には イマイチかもしれない。 面白かった~という価値は、あると思う。 ただ、お金出して買うのは勿体無いと思ってしまうけどね。 ( ・_ゝ・)<ミステリー度低し、お笑い度高し、購入度ゼロ
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これぞ2時間ミステリー。そんなジャンルないけど。 まるで2時間ドラマを見てるような、超軽いタッチの コミックミステリーの真骨頂。 まるで、80年代初頭のアイドルの登竜門だった 「月曜ドラマランド」のようなドタバタなストーリー。 頭ん中カラにしてサクサク読めます。 読書時間的にもド...
これぞ2時間ミステリー。そんなジャンルないけど。 まるで2時間ドラマを見てるような、超軽いタッチの コミックミステリーの真骨頂。 まるで、80年代初頭のアイドルの登竜門だった 「月曜ドラマランド」のようなドタバタなストーリー。 頭ん中カラにしてサクサク読めます。 読書時間的にもドンピシャ2時間くらいだし。 今後こういった傾向のものは個人的に 「2時間ミステリー」と命名しますー。
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