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かたみ歌 の商品レビュー

3.7

282件のお客様レビュー

  1. 5つ

    36

  2. 4つ

    116

  3. 3つ

    98

  4. 2つ

    11

  5. 1つ

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2015/09/21

平成生まれなのになぜか懐かしい アカシア商店街を中心にした様々な 不思議なお話が集結してます 特に本屋の店主はいろんな方向から ほとんどの話に関わってきます。(笑) 今ではあまり ”ご近所さん”との関わりは 薄いですが、昔ならではの 人間関係や、発想があって でも、どの時代に...

平成生まれなのになぜか懐かしい アカシア商店街を中心にした様々な 不思議なお話が集結してます 特に本屋の店主はいろんな方向から ほとんどの話に関わってきます。(笑) 今ではあまり ”ご近所さん”との関わりは 薄いですが、昔ならではの 人間関係や、発想があって でも、どの時代になっても 変わらない物もある。 こーゆー世界観好きよ。

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2015/07/17

「幸子書房」と「覚智寺」を軸に、展開する物語。どこか懐かしく、ちょっぴりもの悲しい。少し不思議な物語。

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2015/07/08

まぁ面白いな。 って読んでたけど、最後にやられた。 感動しました。 温かい気持ちになれたので 人にオススメしたい本。

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2015/03/30

お化けの話。怖かった。 泣ける本とのことでしたが全然泣けませんでした。7編の連作短編集ですが、最後の話で最も出番の多い古本屋のオヤジの過去が明らかになり、そこがきっと泣けるところ。でも全然。独特の雰囲気はあるものの期待はハズレで欲求不満に。

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2015/03/07

カバーや読み始めの印象から、てっきりほんわかノスタルジックな話かと。 「夏の落とし文」に顕著なホラーテイストに、そんな軽いものではなかったことを思い知らされた。 どちからといえば、日本語で「郷愁」と表す方がぴったりかもしれない。 故郷に限らず過去は美化されがちだけれど、本当の所、...

カバーや読み始めの印象から、てっきりほんわかノスタルジックな話かと。 「夏の落とし文」に顕著なホラーテイストに、そんな軽いものではなかったことを思い知らされた。 どちからといえば、日本語で「郷愁」と表す方がぴったりかもしれない。 故郷に限らず過去は美化されがちだけれど、本当の所、こういうどこか鬱屈としたものが含まれているのだろう。

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2014/10/03

古き良き雰囲気のアカシア商店街で、ちょっと変わったことが次々に起こる短編集。 まぁまぁ。 せっかくの題材なので、もっとすっきりしない話も入れて良かったのでは?と思った。

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2016/11/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アンソロジーで読んだ「死者恋」が面白かったので、 この人の作品を何か・・・と読んだ『都市伝説セピア』がイマニだった。だもんでしばらく放置していたのだが、先日どなたかにオススメされてて、久々に読んだら・・・すんません、イマサンだった・・・ つまんなくはないんだけど。期待値が高すぎたのかなあ。 連作集ってのがダメなのかなあ。 最終話で繋がる、なんて予定調和だけじゃ。どないもこないも・・・

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2014/09/18

切ないけれども最後はなんだか心が温かくなるお話だなと思った。 栞の恋とひかり猫が好きだった。枯葉の天使は感動したな。夏の落とし文とおんなごころは子供が犠牲になってしまうからか読んでいてすごく悲しくなった。 全話少しずつ繋がっていて、幸子書房の芥川龍之介似の店主がこの物語の聞き役な...

切ないけれども最後はなんだか心が温かくなるお話だなと思った。 栞の恋とひかり猫が好きだった。枯葉の天使は感動したな。夏の落とし文とおんなごころは子供が犠牲になってしまうからか読んでいてすごく悲しくなった。 全話少しずつ繋がっていて、幸子書房の芥川龍之介似の店主がこの物語の聞き役なのかなとも思った。読み進めていくうちに、幸子書房の店主に会ってみたくなる! 読み終わった後、アカシヤ商店街と覚智寺に行ってみたくなった。

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2014/09/02

【本の内容】 不思議なことが起きる、東京の下町アカシア商店街。 殺人事件が起きたラーメン屋の様子を窺っていた若い男の正体が、古本屋の店主と話すうちに次第に明らかになる「紫陽花のころ」。 古本に挟んだ栞にメッセージを託した邦子の恋が、時空を超えた結末を迎える「栞の恋」など、昭和...

【本の内容】 不思議なことが起きる、東京の下町アカシア商店街。 殺人事件が起きたラーメン屋の様子を窺っていた若い男の正体が、古本屋の店主と話すうちに次第に明らかになる「紫陽花のころ」。 古本に挟んだ栞にメッセージを託した邦子の恋が、時空を超えた結末を迎える「栞の恋」など、昭和という時代が残した“かたみ”の歌が、慎ましやかな人生を優しく包む。 7つの奇蹟を描いた連作短編集。 [ 目次 ] [ POP ] かたみ-死別や別離の後、当人を思い出すよすがとなるもの。 題名から想像されるとおり、本書では東京の下町を舞台として、死者がいろんな形でよみがえってくる様が描かれております。 愛する人を失って傷ついた人々をを、よみがえった死者がやさしく癒して去ってゆきます。 あなたの心の中にある願望を本書によってかなえてください。 [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2014/08/31

ブクログで薦めて頂いた一冊です。 何かおすすめの本はないか?と、どういった要望を出したのかは薄っすらとも覚えていないけれど、いざ読んでみると 「あぁ、あの時はこういう本が好きだったよね。」 と振り返ることが出来ました。 提案を頂いたタイミングからかなり時間が経ってしまったけど、...

ブクログで薦めて頂いた一冊です。 何かおすすめの本はないか?と、どういった要望を出したのかは薄っすらとも覚えていないけれど、いざ読んでみると 「あぁ、あの時はこういう本が好きだったよね。」 と振り返ることが出来ました。 提案を頂いたタイミングからかなり時間が経ってしまったけど、 読んだタイミングとしてはこれ以上ないんじゃないかと思うくらいピタリとハマった。 怪談然とした雰囲気もありつつも、その背筋ゾクゾク感はいやらしさが全くない!気持ちよく読み進めることができました。 いつかおれがこの本を紹介してもらったように、おれも誰かに薦めたくなってしまう…そんな一冊です。

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